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後悔

人生 生きていく中で
人は何度自分を振り返り
ため息をつくのだろう

人はこの世に産まれ
この自分として存在する今が
最初で最後とわかっていても
決めきれず後ずさりする


そう 長く生きていて
歴代No.3に入る位の「後悔」



「突然の写メ」※参照してね
がきてから
東京に住み始めたバズライトは
隊員時代の貯蓄で素早く部屋を借り
缶詰状態の環境に自分を置いた


半年もすればほぼ簡単な
フランス語は話せ
ヒアリングも70%は理解出来る
お宅力を発揮していた


そこしか夢に描いていない
もう彼の中では
確実に夢ではなく
現実に形になっていっている

後に送られてきた荷物の中には
汚い小さな文字で書き込まれた
フランス語のテキストが
何冊もあった


自衛官の時の本も
全て使い込まれていた

相当開いたであろう教科書も同様

素人の私が見ても
理解出来ない教科書は
彼の知になり肉になる

でも今回ばかりは話が違う

フランスかぶれの
バズライト予備軍は着実に
旅立つ用意に励んでいた


そう 流行病が世界を蔓延し
世の中が別世界になり始めた
あの時に 


突然連絡がきた




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