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少々ろふまおに詳しくなった女が〝ROF-MAOシネマ「New street,New world」 応援上映“に参戦してみた
【前置き】
あの衝撃の出会いから早いもので約半年。
2024年4月21日、大阪城ホールで開催されたROF-MAO(加賀美ハヤト/剣持刀也/不破湊/甲斐田晴)の1st LIVE。前日のChroNoiRのLIVEアーカイブで衝撃を受けた私は、以前から気になっていた剣持刀也がメンバーであるろふまおもアーカイブを配信していると知り、軽い気持ちで視聴したのであった。
結果、視聴後即プレイリストを作成して繰り返し聴くこととなった。私のその後の人生に大きな影響を与えることになったあのLIVEが、映画になって帰ってくる。これを観ない、いや参戦しない理由などあるだろうか。いや、ない。しかもTwitter(新X)情報によると、入場者プレゼントにメンバーのコマフィルム(ランダム)が付いてくるという。欲しい。欲を言えば最推しであるもちさんこと剣持刀也が欲しい。と言うわけで、映画公開初日に【3面ライブスクリーン】応援上映に参戦してきた。
初の現場参戦にあたり、とりあえずグッズを購入することに。
もちさんの缶バッジ。仕事帰りに参戦となるため、さりげなく身に着けていけるものをチョイス。映画館に入る直前に鞄につけた。
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先に言っておくが、私は盛大に勘違いをしていた。3面ライブって、スクリーンが3つあるっていう意味だったんだ。何故か3D映像のことだとばかり思いこんでいた。過去にIMAXの3D版でスターウォーズの何作目かをみて画面酔いをした経験があった。気持ち悪くなりすぎて内容は全く覚えていない。今回もそんな感じで視力と聴力を攻めに攻められてフラフラになると思っていた。むしろ、ROF-MAOでそんな経験ができるなら本望か?
入場後、なぜ入り口で3D用のメガネが配られないのか、今の技術はあのメガネなしでも3Dで観られるようになっているのか。凄すぎないか、とソワソワしていた。でも違った。途中で気がついた。3面ライブとは文字通りのスクリーンが3面あることを指していると。読解力がなさすぎて過剰に期待をした分、なんだよ2Dかよ・・・と一瞬がっかりしたが、数分後には全力で謝罪をすることになる。文句を言って本当にすみませんでした。3面ライブ、最高でした。上映中ずっと交感神経が優位で汗がとまらなかった。指先がチリチリする。口の中はカラカラだ。目の奥が熱いんだ!
【LIVE本編】
セットリストは前回の通り。今回は、3面ライブ、応援上映、特に印象に残った曲について綴っていこうと思う。他の曲の感想については前回の記事を見てほしい。
まずは3面ライブについて。スクリーンが正面、左右1面ずつの計3面に設置されている。3面全てに1枚絵だけでも、それぞれ別の映像を映すこともできる。数曲はもちさん中心に目を追ってライブを楽しんでいたのだが、途中で気づいた。この楽しみ方はあまりにも勿体無い。というのも、この数ヶ月でROF-MAOに対し箱推しよりになっている自分がいる。そんな私にとって、3面それぞれ別の角度やメンバーが見れるとかお得すぎなのだ。もはや目が足りない。結果、楽しむことはできたが勿体無い見逃しをしたかもしれないという消化しきれない気持ちが残る。
音響については、一つ驚いたことがある。リアルライブの観客の声が自分たちの席側から聞こえる。ような気がする。応援上演のため、もはや映像側の音声なのか自分たち側の音声なのか分からないレベル。これは正直、テンションぶち上がりである。
応援上演について。これは声出しや応援グッズ持ち込みという意味なのだが、私の周辺ではあまり声を出している人はいなかった。
その代わり、ペンライトはほぼ全員が装備済みだ。私も自前のキンブレを4人のメンバーカラーに事前に設定しての参戦である。やはりペンライトはいい。それは武士が日本刀を手にする感じと同じようなものだと私は思う。士気が高まるのだ。ただ、生粋のハロプロ育ちである私にとっては「うりゃおい」の合いの手が欲しかった。これをVtube好きの若い女子に求めるのは酷かもしれないが、ペンライトが日本刀ならうりゃおいは法螺貝と言ったところではないだろうか。かと言って自分で言うわけにもいかない。ただでさえ周りから浮いているようにしか見えないのに、更に悪目立ちするわけにはいかない。決して満たされない物足りなさはあったものの、ペンライトを手にして振りコピするのはやっぱり楽しい。これは応援上映にして大正解だったと心から思う。
特に印象に残った曲について語る前に、全体の印象を一言。
え、ろふまおって楽曲はもちろん、全員の歌声良くない???
5月に配信を見た時はこのグループの歌の要は社長(加賀美ハヤト)と甲斐田(甲斐田晴)だと思っていたけど、改めてみると4人とも良くないか?同じライブ映像のはずなのに何故??宣言した通り、箱推しに近い状態ではあるため「盲目オタ乙」って言われても正直否定はできない。でも、もちさんもふわっち(不破湊)もラップ良くない???もちさんってこんなに声伸びてた?愛ゆえそう思えるの?本当に残念だけど、もう私はROF-MAOを宣教師になれないかもしれない。なぜならば、愛ゆえの盲目だとしたら主観が入りすぎてしまって公平な意見が伝えられないんだもの。盲目になってしまうと、一般人にはただの痛いオタクの戯言にしか聞こえない。全く興味がなかったろふまお塾の茶番ですら、今回も最初は「あーきたきた。でもメンバーに喉休める時間あげなきゃね…」って思っていたのに電気椅子で感電している社長を見て「フフッ」っと声を出している自分がいた。とは言えまだ盲目歴は浅いので、他のファンが笑っている場面で何故笑えるのか分からないシーンもあった。でも、近々その高みへいく未来もそう遠くはないだろう。
それでは、そろそろ特に印象に残った曲について語る。
「フルカウント」
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YouTubeにもUPされている楽曲の一つだ。毎日繰り返し聴いて大好きになった。まず、全員イントロで目を閉じているのがイイ。そして丁寧な歌い出し。応援歌ソングなんだけど、ただただ応援!!じゃなくて傷ついた心を優しさに包み込んでくれる感じがある。語りかけるようあたかかく、されど芯は強く。社畜の心に沁みる。そして今更ですが生バンドなのも良き。LIVEに来た感がマシマシなのと、アレンジとか良く分からないけど「ここに来たから聴けた感」があって好きなんですよ。そしてダンス。これまでのライブ映像では気づかなかったBメロでの頭に手をかざしてクルッと首を回す振り付け、全員指先まで美しい。これが3面ライブの醍醐味ってやつですか?そして、音響が振動となって床を伝い足裏にビリビリ伝わるこの感覚よ。私がグラスだったら音で割れてたね。バックスクリーンには歌詞がデカ文字で表示されている。正直、VtuberのMVを見始めた当初、歌詞表示演出いらなくない?って思ってた派だけど、この曲に限ってはいる派に転向します。歌詞の世界観に(自分が)入り込みすぎちゃっているため、強調できるだけやっていただいてヨシ。
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そしてやってきました、待望の衣装チェンジ!!!これも初見では「あっ、こうやって衣装変わるんだ…」という見たママ感想を述べることしかできなかったが、今回はリアル会場の反応と見事にシンクロ。しっかりと黄色い歓声を上げました。心の中で。しかも3面で見せてくれる!これが3面ライブの醍醐味ですか(2回目)!!!
そしてチェンジ後の衣装の良さよ。デコ見せてるもちさん、ええやん。
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かくなる上は甲斐田。甲斐田晴。もともと甲斐田の歌声はかなり私に刺さる。更にこのビジュアル。現場でみた甲斐田はもっともっともっと素晴らしかったのに、手元にこの画像しかなくて本当に悔しい!この画像じゃ甲斐田のビジュ爆発っぷりが伝わらりきらない!!
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琴線にビンビンに触れてくる。箱推しDD気味だし、甲斐田に一瞬心を奪われたっていいじゃないか。でも、もちさんへの申し訳なさもある。胸が苦しくなるからやめて欲しい。
そしてこの楽曲の最大の山場。
突然だが歌詞を投下。
(加賀美)今 目の前に近づいた 最後の一瞬に熱くなった
(不破) 気持ち
(加賀美)絶対に
(不破) 絶対に
(全員) 逃したりしない →→→ここで一瞬の静寂
(加賀美)yeah~~~~~~~~~~~~~!!!!
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社長、あなたについてきて良かった。歴は短いのにまるで長い付き合いをしていたかのような。背中をあずけて良かったと思える。これからもろふまおを引っ張ってくれ。頼んだ・・・。
そんなこんなでLIVE参戦は終了したわけだが、ここで分かったことがある。
かつて大学生だった頃、繁華街に向かう電車の中である会話を耳にした。
「3次元の女よりやっぱり2次元だよな!!」
まぁ、よくもそんなセリフを不特定多数がいる中恥ずかしげもなく言えたものだ。当時は軽蔑していた。
今、思うにあれは私だったのだ。
Vtuberを2次元というのは微妙かもしれない。3次元のアイドルだって今も大好きだ。
でも、Vtuberでしか得られない栄養は確かにある。それを知ってしまった。オタク文化はどんどん変化している。オタクの心も日々変化する。「一生推す!!」なんて軽々しく言えない。
しかしながら、このように過去に立ち返ることもあるのだ。輪廻転生って本当にあるのかもしれない。
最後に。
映画館特典グッズはふわっちだった。
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