後期高齢者が初めての電気自動車を購入するという話④
ガソリン車と電気自動車の一番の違いはエネルギーの供給方法と、それをどう蓄え動力に変換するかに尽きる。消費者としての私の父親は小難しい事はさておき、ガソリン車と比べてどうやってエネルギーを供給して(ガソリンスタンドには行かずに自宅で充電する)そのエネルギーは今までより廉価で遣い勝手が良いのか?そこだけが興味のポイントであったので前回の記事でのたとえ話が腑に落ちた様だ。動力費(ガソリン代では無く電気代)は安くなり、外出時におけるエネルギー供給の遣い勝手は悪くなる。但し自宅中心で半径凡そ100㎞以内の移動を前提とするならば動力費は安くなり、外出時におけるエネルギー供給の遣い勝手は無視して良い事はわかった。
次はグレード、年式、距離のバランスで予算となる150万円で買える個体はどのような程度なのか?また町の中古車専業店と所謂ディーラーで買うのとどっちが良いのか検討する事とした。グレードはにG、X、Sの三種類である事がネットで分かった。Gは最上級グレードでプロパイロット付き。17インチタイヤがスタイリッシュだが年齢を重ねた父親にはホイールにガリ傷がつきやすいデメリットがある。中間グレードはプロパイロットが付いてる個体とそうでない個体が混ざっている。廉価なSグレードはプロパイロットの設定は無くヘッドライトもハロゲンでいかにもビジネス前提の様な設えだ。Xにはリーフがデビューして10周年を記念したプロパイロット付きの特別使用車があり父親と私が希望するプロパイロット仕様でホイールガリ傷が付きずらくタイヤ代が安い16インチ仕様の組み合わせになるのでこれを第一希望で探し始めた。また、リーフの場合、電池容量が40kwhと62kwh仕様があるが予算150万円では62タイプは選べず、自動的に40タイプでの車選びとなった。負け惜しみでは無いが父親の使用形態と行動半径を考えると62タイプの航続距離(約400㎞)は不要でで260㎞程度走れるという40タイプで十分という結論となった。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?