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リーフの充電ポートの位置と、日本人の駐車時における癖の問題

皆様は車に乗って出かけて駐車する時は、前向き駐車(頭から突っ込む)をしますか?それとも後ろ向き(バックで駐車する)に駐車しますか?

一般的に駐車スペースが広めのコンビニでは前向き駐車が多いですよね。それ以外のショッピングモールやレストラン、公共施設の駐車場では圧倒的に後ろ向きに駐車する様に区画が作られています。そして、暗にそれが求められている気がします。

リーフに乗るようになって少し困っている事がひとつあります。それは、街中にある充電器の充電用区画が、後ろ向き駐車を前提にしていることが多いことです。

EV充電設備は通常、駐車スペースの奥の方に設置されています。そうすると、車のフロント部分に充電ポートがあるリーフは、頭から突っ込まないと充電出来ないのです。

頭から突っ込む際に、左右両方に車が駐車してあると、内輪差の関係で入れづらくてたまらない。充電を終えて出る際はフロントバンパーのオーバーハング部分が隣の車にこすらないか、いつも冷や冷やしながら出し入れしています。

わざわざそんな場所で充電しなくても良いのでは、というご意見もあるとは思いますが、そういう充電スペースしかないことがあり、そういう時は止む無く使っているというのが実情です。

それにしても、リーフの充電ポートは何ゆえにフロント部分にあるのか?一説には日産が前の型のリーフを開発する際に、「充電後に充電器の抜き忘れを防ぐために否応なく目に入るフロント部に設置した」とか、「アメリカで売るには前から突っ込む駐車スタイルが主流だから不便はない」とか諸説あるようです。

でも、後ろ向き駐車が多い日本では、前述の様な状況からリーフに乗るのがトラウマになった方も居そうだし、後から販売された同じ日産のアリアやサクラでは通常のガソリン車と同じ左右のフェンダー部分にあるので、フロント部分にあるのは問題多しと日産も認めたのかもしれません。

何せ日本では、駐車場の左右の余裕が少ないという理由でスライドドアが流行る位だから、駐車する際に向きの制限がある車はそれだけで敬遠されてしまうのかもしれません。
特に電気自動車の場合、それ以外にも電気自動車未体験の方々を中心に、食わず嫌い的な否定意見が山ほどあるので、せっかく購入してくれた方々が充電ポートの場所を理由に、徐々に愛着を失ってしまうのは非常に勿体なく感じてしまいます。

マンションeコネクト株式会社

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