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一生小説だけ書いて死にたい
2024年5月1日 00:08
君は洗濯が嫌いだ。というか家事が嫌いだ。対して私は、そういう雑務が意外と苦じゃなかったりする。必然的に私が家事担当になっていた。好きなので別に文句は無い。 君は洗濯物を溜めるし、皿も洗わない。部屋は壊滅的なほど汚く、私が初めて君の部屋を訪れた時、床の半分は服やその他小物で埋まっていた。汚いとは聞いていたが、汚すぎる。 その惨状を目にした時、私はすぐさま改善に乗り出した。洗濯は即行で回したし、