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2日後に上司たちが出張でやってくると言われたらどうする@外資系企業バンコク勤務

私の直接の上司はタイの社長なのですが、組織的にはアジア地域のFinance Headという肩書の人もおり、いわゆるDotted lineの上司という位置づけになります。
元のAsia Finance Headは数か月前に別職務に就任したまま、しばらく兼務になっていたため、あまりサポートもなく結構放置状態だったのですが、ある水曜日の夕方突然、アジアの1か国のFinance HeadがAsia Finance Headも兼任するというアナウンスがありました。

直後、彼からチャットがあったため応対したところ、翌週月曜にRegionのFinance Headと自分がタイのFinance teamを訪問するからチームの人たちとの面談等設定してくれるかな?との事・・・
というわけで、準備の週や実際訪問があった先週の私のスケジュールには結構大きな影響がありました・・・。まあ勿論、色々な議論が出来たし、サポートも約束してもらえるなど諸々プラスはあったので良かったのですけどね。

なぜ、こんな事になるかというと、今バンコクにASIA地域のRegional Officeがあり、ASIAのシニアリーダーの会議が開催されたため、それに合わせて急遽出張が決まり、会議前日にオフィスに寄ってくれたというわけです。私の部下たちにとっても、よりシニアなFinanceのリーダーと会話をする事、彼らからインプットをもらう事は有益なので、良い機会になったのではと思っています。

というわけで、実質的には木・金の2日間で、チーム会議の設定、1on1の会議をのべ10件近く設定、チーム全員でのランチとマネージャーのみでのディナー、資料準備、元々入っていた会議時間の調整等々、なんとか済ませる事が出来ました。工場勤務の部下1名も、Zoomでも良いと言ったのですが、朝6時に出発して3時間かけてバンコクに来てくれました。皆の協力に感謝です。

私にも資料なども用意しなくて良い、と言われましたが、勿論簡単には準備しました。そうでないと、現状のチームの課題や今後の重要な取組の説明など、スムーズにできないので。そして役に立ちました。こちらは週末にやったので、一応2日+αの準備期間ではありました。

一番良かったのは、組織の現状の課題や強化策・人員増強についても方向性の合意を得られた事。特にRegionのHeadとは直接話をする機会はほぼなく、今までの採用についても間接的・あるいはE-mailで承認をもらっていたので、実際に話が出来て良かったです。また、昨年からの退職者や人員交代で、訪問前は今のチームの状況を結構心配していたらしいのですが、思ったより良いね、と言ってもらえて一安心。(私も悪くないとは思っていたので、そんなに心配されていたのか・・・というのが実感ではありましたが)

また、今回のASIAのFinance Headは私のシンガポール勤務時の同僚でもあるので、今後仕事はしやすくなるかなと思います。彼も兼務であるため、どの位時間を割けるのかはわかりませんが、ASIA各国のFinanceのネットワーク・ナレッジ共有などを強化もしたいそうなので、うまく進めてもらえると良いなと思っています。

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