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ショートストーリー~ウェイターの言う通り~

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ビーと彼女の友達のテッドは高級なレストランにいます。

そしてビーが疲れたように言います。

「私はとてもお腹が空いているの。」

「ここの魚は美味しいよ!」

テッドが励ますようにビーに言いました。

ちょうどその時、ウェイターがビーたちがいるテーブルに来て言います。

「こんばんは!何を召し上がりますか?」

「私は魚が欲しいです、だから魚をお願いします。」

ビーが頼むと、テッドも同じものを頼みます。

「僕も魚が欲しいです!」

「わかりました!それからお飲み物はいかがでしょうか?」

ウェイターが聞いた後、こう言います。

「当店には今晩とても特別なワインがございます。」

「それは魚と合わせると美味しいんですよ!」

ウェイターはそう言うと、自信がなさそうに話し続けます。

「少し高いですが…」

テッドはこう言います。

「問題ないですよ!僕たちはワインが欲しいです、ワインもお願いします。」

「かしこまりました!」

そう言って、ウェイターはビーたちのテーブルに魚と二杯のワインを持って来ます。

ビーは言います。

「魚はとても美味しそうね。」

「ワインも美味しそうだよ!」

そういった後に、テッドはうっかり彼のワインをビーのお皿の上にこぼしてしまいます。

そして言います。

「ビーの魚が!」

「テッドのワインが!」

そう言って、ビーはその魚を食べます。

そして急に笑って言います。

「ウェイターは正しいことを言ってるね!」

「ワインは魚と合わせるとすごく美味しくなるよ!」

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鐘田 甘香
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