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ショートストーリー~いいアート~
登場人物はこちら
エディと友達のオスカーは美術館にいます。
エディは犬の絵を幸せそうに見ています。
そしてオスカーに嬉しそうに話しかけます。
「これはこの美術館の中で僕のお気に入りの絵なんだ!」
「その絵はつまらないよ。」
オスカーが言うと、エディが悲しそうに言います。
「えっ?僕は犬が大好きなんだよ!」
「エディ、僕は美術の先生なんだよ。僕はいいアートというものがわかるんだ。」
オスカーはエディを説得するように言って、その後言います。
「この絵はいいアートではないね。」
「どうして?」
エディが聞くと、オスカーが目を輝かせて言います。
「いいアートは面白いんだ!」
「いいアートは驚きもある!」
そう言うと、オスカーは椅子の上にあるサンドイッチを見ます。
「あれはいいアートだ!」
「椅子の上にあるサンドイッチがいいアートなの?!」
エディがびっくりして言うと、オスカーは嬉しそうに言います。
「そうだよ!面白くて驚きがあるでしょ!これを作ったアーティストはの天才すぎる!」
「僕にはアートが理解できないよ!」
エディがそう言った瞬間、清掃員がその部屋に入ってきます。
彼はエディたちが見えてないようで、おいしそうにサンドイッチを食べ始めます。
オスカーが焦ったように清掃員に言います。
「あの!あなたはそのアートを食べてはだめですよ!」
清掃員は答えます。
「ああ、これはアートではないですよ。これは僕の昼食です。」
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