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ショートストーリー~オスカーの花~

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オスカーは彼の庭にいます。彼は同僚のエディを見かけます。

オスカーはエディに話しかけます。

「エディ!なんで今日は素敵なシャツを着てるの?君はいつも絶対に素敵なシャツを着ないよね。」

「僕はこれからデート相手に会うんだ!」

エディが答えると、オスカーはエディに聞きます。

「なるほどね。君は花かチョコレートを君のデート相手にあげる用に持ってる?」

「僕は今彼女に何も買えないよ…遅刻してるからね!」

エディが急いで言うと、オスカーが思いついて提案します。

「そうだ、彼女に僕の花をいくつかあげたらどうかな。」

そう言うと、オスカーはエディにいくつか彼の庭の花をあげます。

「僕はその花を受け取れないよ。」

エディが断ると、オスカーはエディに聞きます。

「君はその人が好き?」

「うん!彼女は本当に面白いんだ。」

エディが嬉しそうに答えると、オスカーが諦めず説得します。

「それなら彼女にこの花をあげよう。」

「オスカー、僕はその花が欲しくないんだよ!」

エディが叫ぶと、オスカーが不思議そうに聞きます。

「なんで?」

エディはくしゃみをし始めます。

「エディ?大丈夫?」

「大丈夫じゃないよ!僕は花のアレルギーがあるんだよ!」

エディが言うと、オスカーは焦って言います。

「大変だ。君の顔はすごく赤いね。」

「はあ。最悪だよ…」

エディが肩を落として言うと、オスカーは楽しそうに言います。

「じゃあね、デートを楽しんで来て!」

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鐘田 甘香
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