ショートストーリー~子供向けじゃないよ~
登場人物はこちら
ザリはエディが仕事中なのでジュニアの世話をしています。
ザリが家を掃除していると、ジュニアが話しかけます。
「ザリ!一緒に君のビデオゲームで遊ぼうよ!」
「私は君のお父さんが帰宅する前に掃除を終わらせなきゃいけないの。」
ザリが家事をしながら答えると、ジュニアが聞きます。
「それじゃあ…僕だけでそのビデオゲームで遊んでもいい?」
「ごめんね、私のビデオゲームは子供向けじゃないの。」
ザリが断ると、ジュニアは頬を膨らませて言います。
「僕は子供じゃないもん!」
「うーん…そうだなあ、大人はお皿を洗えるよ。」
ザリが言うと、ジュニアは得意そうに言います。
「僕はお皿を洗えるよ!」
ジュニアはがんばってお皿を洗い始めます。
「ほらね?できたよ!」
「大人はそれにくわえてテーブルをふいてきれいにするよ。」
ザリが言うと、ジュニアは得意そうに言います。
「僕はテーブルをきれいにふけるもん!」
ジュニアはテーブルを丁寧にふきます。
「すごい、よくできたね!君はもう大人だね。」
ザリが褒めると、ジュニアは嬉しそうに聞きます。
「じゃあ、僕たちは君のビデオゲームで遊んでもいい!?」
「大変!もう九時だよ。君は寝なきゃいけないでしょ!」
ザリが時計を見て言うと、ジュニアは笑顔で言います。
「でも僕はもう大人なんだよね!大人は遅くまで起きてるよ。」
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