無職もそれなりに毎日奮闘している。
今日は1社、面接を受けてきました。
クリスマスイブにわざわざ面接に来る物好きのために通過させてくれたらいいな〜〜! なんて図々しい期待を胸に、あえて今日この日を選んだ次第です^^
意を決して就活を始めたものの、なんだか空回りしてしまって一旦投げ出しまおう! と宣言したのも束の間、
「書類選考の合格者のみ一週間以内にご連絡します」という企業から一週間以上経った後に面接のお知らせが来たり、興味のある求人が突然わらわらとあふれ出てきたり・・・
いきなりガッツリ就活が再開してしまい、また書類を作ったり志望理由を考えたり、面接で言いたいことをなんとなく暗記したりとそれなりに慌ただしく過ごしていました。
私は少しでも精神的に負荷がかかってしまうことがあれば、そのことに意識が引っ張られてしまってあとのことには今ひとつ集中できなくなってしまうんですよね。
だからいつも面接日が決まったその瞬間から、もう頭の中は「何聞かれるんだろう」「ちゃんと喋れるかな」「圧迫対応されないかな」なんて、面接のことで頭がいっぱいになってしまってなんにも楽しめなくなってしまう。面接の練習をしているだけで気づいたら一日が終わっていた、なんてこともザラ。
でも、今回は合間に映画やアニメを見たり読書をしたり、もちろん頭の中のかなりの割合を面接が占めていましたが、プレッシャーや不安を忘れてそれ以外のことも純粋に楽しめたような気がします。私にとっては大きな成長!
これまで何度か転職活動をしてきて面接を受けるたんびに思うのは、新卒の就職活動の面接ってなんだったんだろう・・・?ってことです。
私がこれまでいた会社はいずれも服装自由かオフィスカジュアルだったので、入社したら着もしないスーツに身を包んで、そしてこれまたやりもしないひっつめ髪にして、質問に対する回答には自分のことを「わたくし」と呼んだりして。
一方、社会人になってからの面接、特にここ最近はジャケット羽織ればいいだろうという心意気なので、トップスもボトムスもシンプルだけどディティールにこだわりがあるもの、髪の毛はきちんと後ろで束ねるけれど前髪や後毛はヘアアイロンで遊ばせているし、自宅からはスニーカーを履いて行き会社の最寄り駅orエントランスに着いてからやっとパンプスに履き替える始末。さらに今日に関しては、プライベートで愛用している少々イカつい金具がついたバッグで参戦した。
会話の中で「わたくし」なんて絶対に使ったりしない。というか、そもそもそんなふうに呼んでいたことすら忘れていた。
面接は戦だ。だから最大限、自分のお気に入りの品々で身を固める。面接での服装を好き放題し出してから、毎回根拠のない自信も備わっているような気がする。
まあ私の志望業界・職種がお堅くないからこそできることではあるが。
そんなこんなで、少しの間は好きなことに明け暮れようと思っていたのに結局面接に脳を支配されたまま年末を過ごすことになりそうです。
今週はもう1社面接が控えているので、またしっかりのんびり準備しながら今年最後の戦いに挑みます。
面接嫌いの私が年の瀬にこんなに奮闘しているなんて、自分でもちょっと感動する。
残り1社しっかりと戦って有終の美を飾り、今年一年を清々しく締めくくりたいと思います!