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ニート歴半年、ついに職を見つける
本日、最終面接を受けてきて、無事内定をいただきました!
結果の連絡が来たら、どこでどんなふうにメールを開けばいいんだろう。もし落ちてたらどうしようかな…。なんてぼんやり考えながら、帰りの電車の中で吊り革につかまっていたら、もう片方の手で握りしめていたスマホにメールの着信音が。
タイトルにある【内定】という文字が目に留まる。
「なるべく早く連絡します」とは言われていたけど、早くても明日以降だろうと思っていたので驚いた。おかげで、身構えることなく結果を知れた。しかも朗報だ。
気がつけばあっという間に離職期間は半年を過ぎ、もう少しで7ヶ月目を迎えるところだった。
30代で離職期間が半年以上あるって、結構珍しいんじゃないかと思う。これ以上延びたら選考はより困難になるだろうし、もしかしたらもう復職できないんじゃないか、なんてここ数日ビクビクしたりもしていた。
でも先週、失業保険の受給期間が終わった時、不思議と焦る気持ちはなかった。それどころか、「ああ、こんなふうにひたすらに自由で退屈な生活もそろそろ終わりか」なんて、どこか寂しくも感じていた。
きっとそれは、志望企業の選考が順調だったからなんだろうけど、その予感が当たってくれて素直にうれしい。
次の仕事が決まったら、前職を辞めてからこれまでの自分の心境の変化や過ごし方、今回の就職活動について総括した記事を書きたいと決めていた。
早く書きたかった、やっと書ける。
もしかしたら将来また、人生の分岐点に立たされるかもしれない自分に向けて。そして、打ちひしがれた過去の自分と決別するために。葛藤した日々のことを記録しておきたいと思った。
退職したばかりのころ、同志を見つけたくてよくSNSを漁っていた。そんな中で、こんなコメントを見つけた。
「これから自分の気持ちがどう変化していくのか、その過程を楽しんでくださいね」
私と同じように、メンタル不調で退職した方の投稿に対するコメントだったと思う。そしてそうコメントを残した方も、かつて心が壊れて退職を選択された方だった。
このコメントを見た瞬間、なんてすてきな感性なんだろうと思ったし、純粋にこれからの生活が楽しみになった。
時間が経てば、今のこのドロドロした感情もいつか癒えるはず。
「仕事」という時間や労力が大幅に削られることをしていないと、意識は嫌でも自分自身に向くから、自ずと感情にも敏感になる。自分が立ち直るまでに、どんな心の変化があるのか。それを思う存分捉えることができる。まるで小学生の時の「あさがおの観察」みたいだなあと、ワクワクした。
今日、内定をもらった会社は自分にはもったいないくらいすてきな会社だ。業界も職種も第一志望。
就活を本格的に始めた頃、当初決めた条件と自分の本心に乖離が生じて方向転換した。突然舵を切ったことで、それまで順調に進んでいた就活がうまくいかなくなって迷走したし、どうにもならなくなって途中離脱もした。
熱量とは裏腹に、書類すら通らなくて落ち込むことも山ほどあった。
でも結果的に、何年も前から憧れていた仕事に就く権利を得た。あの時、自分の気持ちに正直になって、諦めなくてよかったなと心から思う。
大本命の企業から内定はもらったけど、実はもう一社行きたいところがあって、そこの選考も最後まで受けたいと思っている。だからまだ就活は終わっていないけど、ニート脱却は確定した。
私のように30代、ニート歴半年超の崖っぷちでも、まだまだ夢は叶えられるということが、誰かの救いや励みになればいいな、なんて(図々しくも)思ったり。
先日記事にした、春先までの目標すべてクリア!(運動習慣もしれっと戻りました^^)