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tohshiro
網膜色素変性症について
つい先日、「暗いところで見えにくい」という症状に気付き、眼科を受診した。
私の父は網膜色素変性症という病気で、若い頃に発症し、今ではほとんど目が見えていない。
また、この病気の初期症状は「夜盲」、つまり暗いところでものが見えにくくなる症状。
このことをネットで調べた時に知ったため、もしかしたら自分もそうなのかもしれないと思った。
病気は遺伝性があり、50%の確率で遺伝するらしい。父も、父の母も、父の母の親もこの病気だったみたいで、代々続いている。
眼科に行き、視野検査、散瞳させて網膜の色素を確認する検査をしてもらった。
視野狭窄はそれほどないけど、網膜に黒い色素変性があるようだった。
クリニックの先生が大学病院に紹介状を書いてくれて、昨日病院へ行ってきた。
確定診断をつける検査は2回来院が必要らしく、次は一ヶ月後に検査に行くことになった。
確定診断が出ていないものの、先生はほぼ確定とみて話しているように感じられたし、ビタミン剤などの薬の処方もしてもらった。(進行を緩やかにするため)
受診のときは親といろいろ話ができたし、帰宅してからも同棲中の彼と今後について話すことができた。
1人で、病気なのかも…って抱えていた時は本当に不安で泣いてしまうこともあったけど、支えてくれる人はいるし、
「この病気死ぬわけじゃないし」とか、「美味しいご飯は食べられるし」「音楽は聴けるし」とか、楽しいこと全部がなくなるわけじゃなくてむしろそれらはこれからもできる!ってことに凄く元気が出たし、凄く落ち込むこともなくなった。
仕事のこと、生活のこと、どうしていこうかなあとぼんやりは考えるけど、ゆっくり自分のペースで受け入れて考えていけたらいいのかなぁと思う。