贔屓目
我が家にえびふらいのしっぽのぬいぐるみがある。すみっコぐらしのえびふらいのしっぽだ。
姉が彼女(彼?)のことを推しているので、グッズがいくつもある。大抵はゲームセンターのプライズなのだが、中にはおもちゃ屋さんから迎え入れたコもいたりする。
その中に一際大きなえびふらいのしっぽがいる。いや、一際どころじゃないな。ドでかい。家にはプリンターがあるのだが、それの二倍くらいの大きさがある。
少し前に姉が出かけた先で見つけ、お迎えしたもので、電気屋に併設されているおもちゃ屋さんでなんと在庫処分として値引きされ、定価の半額で販売されていたらしい。
ただでさえ「硬いから」の理由で残されてすみっコになってしまったえびふらいのしっぽ。
そんなコが再び在庫処分となり、それでも誰の下にも行けないことを考えると悲しくなって買ったのだとか。
一オタクとして、気持ちは分かる。
推しのグッズがBOOK・OFFで定価よりも安く売られていたときの気持ち。ほんのちょっと前までアニメイトの大半を占めていたのに、今やじっくりと探さなければ見つからなくなるグッズ達。
悲しいよな。凄く分かる。
それはそれとして、我が推しはタマザラシなのだが、グッズが全く見当たらないのはどうしてですか?
アルセウスで一躍人気を博し(筆者調べ)、種々のグッズ展開がされている筈なのにポケセンでも中々見当たらないのは本当になんで??? タマザラシのピアスが欲しいのに全く手に入らないのナンデ???
タマザラシが好きな人の元で幸せに暮らしているのだろう。きっとそう。当方より先にタマザラシの可愛さに気が付いた人が迎え入れたんだ。そうだよ(迫真)。
でもでも、諦めきれない。
デカいえびふらいのしっぽの横に、デカいタマザラシを置きたいんだい。
推しは可愛いので。少しでも存在を感じたいので……。
全く別の話だが、家にはこれまたゲームセンターで迎え入れたピカチュウがいる。寝転んだ形のぬいぐるみで、取るのに苦労した、姉が。現在はえびふらいのしっぽと共に姉のベッドの上にちょこんと寝転んでいる。
ピカチュウのぬいぐるみ単体だと、「わぁピカチュウ可愛い〜」という気持ちになるのだが、その上に少し小さめのぬいぐるみを乗せると一気に無機物感が出る。遊園地にある飛行機のアトラクションみたいな。棒がついてて、ぐるぐる回るやつ。それかウォータースライダー系。いずれにせよ乗り物感が出る。
とても不思議だ。
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