たぶんHSPさんが好きな(というか安心して読める)物語
趣味が何かと訊かれたら、強いて言えば読書と答える。
ただ、文学と言われるような高尚なものはほとんど読んでいない。
だからこその「強いて言えば」である。
また、漫画もアニメも好きな方だ。いずれも自分で体験できない世界に入り込めることは大好きである。
大好きなのだが……読むのも見るのも強いストレスを感じる🤮ものが多い。
基本的に暴力的なものは受け付けない。肉体的に痛めつけられるのも、精神を追い詰められる描写も無理だ。例えば東リベはストーリーは面白いと思うがしんどい。気力を持っていかれる。(作品を批判してる訳では無い)
そしてグロいのもダメ、怖いのもダメ。
色々挙げたが、ストーリーとして勧善懲悪で必要であるとなればある程度は許容出来るが、一定を超えるとしんどくなる。
そういうシーンが出てくるとこれはこういう理由でたくさんの人々やら生き物やらが救われる為に必要な場面であるとわかっていれば読み続けられるが、普通初めて読む(or見る)作品でそんなことがわかるはずもなく、結果途中で挫折することになる。
とくに高尚な文学は精神的に追い詰められるイメージが強く、胃痛や吐き気を催しかねず手が出ない。
じゃあ何なら大丈夫なんだよ?と皆様突っ込みたいところだろう。
最近読めていないが、なろうで好きな話がある。
今年アニメが放映される『魔導具師ダリヤはうつむかない』である。
魔物討伐と関わるのでグロも恐怖も無いわけではないが、メインは主人公ダリヤの成長と周囲の人々との輪であり和である。
なろうであるから多少の「そんなトントン拍子で行くかよ」みたいなところがあるにはあるが、人々の営み、繫がりにほっこりしたり感動したりできる。人によってはダリヤに負けないように頑張ろうと思えるかも知れない。
もしもワタシのように本を読むのが好きなのに中々安心して読めるものがないという方がいらっしゃるなら、機会があれば是非読んだり見たりしていただきたい。
書籍もコミカライズもあるので、気軽に手に取れる媒体を選んでいただけるという意味でもおすすめである。
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