記憶の残り方とSF資質の関係性

自己理解プログラムでは、初期のSTEPでモチベーショングラフを作成するステップがある。
幼少期から現在までで、起きた出来事・事実とその時の感情・思考を書いていく。

自分のSF資質の傾向

自分の34資質の順位はリンク先の記事に掲載した。
「ストレングスファインダー」に関する自分なりの解釈。とにかく奥深いって話。|Yuki (note.com)

1位に分析思考があり、34位に共感性がある。

分析思考:事実やデータを大事にする。
共感性:感情を大事にする。

この特徴と、モチベーショングラフのワークに関する関係性を考察してみる。

マジ覚えてない

ワークに取り組んだ結果は以下。

  • 幼少期の記憶?:皆無

  • 昔のアルバムを見ると?:○○をした、という事実のみわかった。

  • 昔のことを親に聞くと?:同上

  • 小学校の卒アルにあった文集の内容は?:とある出来事をつらつら書いてるだけ

このワークの目的は、出来事とその時の感情等を整理して、自分が一貫して大事にしていることが何か、ということであったり、過去の行動の共通点を見つけたりすることにある。

けど、こんなんだから結局このモチベーショングラフはほとんど使い物になりませんでした。

何故か思い出せる、役に立たないこと

なのに、なぜかこんなことを覚えていたりする。

  • 大学受験のときのテストの点数

  • 中学校の通知表

  • 昔修学旅行で泊まったホテルの名前

役に立たん。

共感性が高い方々の昔の記憶

共感性が高い方に、モチベーショングラフやってみてどうでしたか?と聞くと、

「思い出したくもないこと思い出してムカついた」

みたいなことを仰っていたりする。
自分には全くない感覚。

出来事に関する感情の大小と、記憶との関係性に関する考察

これらの話から、以下の傾向があるのではないかって思った。

  • 自分に対して共感性が発動しているとき、その時々の感情が増幅される

  • 感情がある閾値を超えたときに、それが自分の記憶に残っていく

自分の場合は、共感性が無意識にでることが非常に稀なため、平均的な人より出来事に関する感情が”ある閾値”を超えることが少ない。
その分、感情以外の部分に記憶領域を使っている。
無意識に出やすい分析思考が影響した結果、ある出来事に関する事実が、平均的な人より記憶に残りやすいのではないか。

一般化すると、以下のようになる?

  • 自分の中で○○資質が働いているとき、その資質が働く対象に対して脳を使っているから、その対象が自分の記憶に残っていく

  • 脳を使った度合いがある閾値を超えたときに、それが自分の記憶に残っていく。

まとめ

要するに、普段の無意識レベルでやっている脳の使い方の違いによって、同じ出来事に対する記憶の残り方って、全然変わりますよねって話。
(当たり前か)

逆に言えば、ある程度の意識のコントロールで、この記憶の残り方もコントロールできるのか?

  • 自分は今どういう気持ちだろう?

  • 自分は何故今こういう気持ちだろう?

という風に、5W1Hで自問自答する癖をつける。とか。

ストレングスファインダーが無意識レベルに使えている資質順だとすると、
下位資質も意識すれば使えるはず。
けど、どこまでできるんだろう?
「苦手を頑張る方向」で頑張っちゃうと苦しいので、「苦手は付き合う」レベルで、適度なバランスがあるのだろう。

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