【夏のホラー淫ク☆リレー】 去年・一昨年繋がれたバトン 7日目(ネタバレ注意)
この記事は(読み飛ばしていいところがあるので)約14分で読めます。
記事の概要についてはこちらをご覧ください。
・2021年 7日目 技師 キモた兄貴『野獣先輩と出会った男』
リレーが始まって一週間が経ちました。
このぐらいまで来ると必然的に視聴者の中に脱落者が出ていくのは世知辛いですよね。
順番の妙で日の目を見なかった動画も多いんじゃないかなぁ。
一週目のトリは技師 キモた兄貴です。
『除霊屋じゅんぺい』というシリーズを手掛けています。
じゅんぺいが主役っていう配役が珍しいです。
個人的にこの動画は拝見してなかったような覚えがあるんですが、
動画見てると朧げに内容を記憶してたんで、たぶん見てたんでしょうね。
当時完全にサムネとタイトルに釣られていたというわけか・・・
たぶん見てもらいやすいんで困ったらとりあえずサムネとタイトルに野獣先輩入れとけばええです。
あらすじ
これは、ON刑事が資料室を整理している時に発見した、「野獣先輩事件」という安直なネーミングの事件についての語りによって進みます。
「僕」(鈴木)の家にある日、文字通り野獣先輩がいました。
ヤツはなんか話しかけて来やがります。
どうやらこいつは周りの人には見えないらしいです。
野獣先輩がおったから鈴木は三浦先輩に電話します。
周りの人からは野獣先輩は見えないだけでなく、存在すら知られていない状態です。
野獣先輩はずっと部屋におるし、ホモビの話ばっかしてくるし、かと思えば急にキレ散らかしてくるサイコ野郎でした。
鈴木は野獣先輩のストレスでやつれていたので、それを見かねた後輩と先輩が気分転換にと遊園地に連れ出します。
そして、鈴木は遊園地のミラーハウスに入ります。
そこでまた出て来やがりました。
たぶん閲覧注意
パパイアみたいな恐ろしい形相だった野獣先輩。
鈴木、気絶。
鈴木は病院に運ばれました。
野獣先輩はまだいます。
鈴木はとっちめてやろうと、妙案を思いつきます。
おばかさんかな?
鏡に映った自分の虚像を追いかけてたんすねぇ
雑感
鏡ってやっぱ色んなホラーに出てきますねぇ
鏡、その中でも特にミラーハウスっての、
たまに映画で見ますけどあれ実際の遊園地で見たことないんすよねぇ
どっちかと言うと海外の遊園地に多いんですかね
映画『イット』のリメイク版とか『アス』って映画とかで見たことありますねぇ
『アス』って最近noteで名前挙げたばっかなんすけどちょっと出す頻度高すぎますね。
正直ストーリーについて言うことは特にないですかね・・・
ごめんなさい。
怖いというよりは正直笑いました。飛び降りるシーンどうしても笑っちゃうんすよね。
こういう二重人格ものって聞く話、『ファイトクラブ』の影響受けてる人が多いんでしょうけど個人的にまだちょっと見られてないんでわかりきれてなかったかもしれないです。
・2022年 7日目A 下位互換兄貴『YW姉貴は戯れない~楽園の落穂~』
『長編劇場の第一話っぽい合作』の主催者を務めた下位互換兄貴の、
ジョジョリスペクト動画ですね。
ジョジョリスペクトクッキー☆動画の走り、『イチゴョの奇妙な冒険』にて、漫画エフェクトなる演出が施されており、そのため以後定着してからはジョジョリスペクト動画はイチゴョを意識している演出が多くなった印象です。
こちらの動画もその例に漏れませんね。
原作は『ジョジョの奇妙な冒険』のスピンオフ作品、『岸辺露伴は動かない』の「楽園の落穂」というエピソードですね。
このスピンオフ作品、漫画・小説・・アニメ・ドラマ・実写映画と様々なメディアミックスが行われているシリーズで、
たぶん「楽園の落穂」は小説版のエピソードですね。
個人的に漫画の方は読んでて小説の方はまだ拝読してないんですけどこのエピソード漫画に出てきてないです。
ジョジョの雑誌の書き下ろし漫画を書いた…これ書いたんかな?
いや書いてないかもしれへんわ、紹介すんのやめとくわ。確信がないわ。(syamu並感)
例によって同作品のネタバレにもなりかねない点にお気をつけくださいね。
登場人物
配役は原作を意識していますね。
言わずもがな主人公の岸辺露伴が出てきます。そして編集者。
ドラマ版だと飯豊まりえさんが終始編集者のキャラを演じられてますが、原作では固定されてなかった気がする。
岸辺露伴にあたるキャラはYW姉貴、
編集者はRU姉貴です。
YW姉貴とか2020年とかから淫ク☆見始めた人にとっちゃ誰やねんって感じでしょうね。
2017年頃はremmuh兄貴とかに使われていた印象。
原作の射命丸文が取材好きなことを踏まえてのキャストなんですかね。
マイナーキャラにスポットが当てられるのは正直ウレシイです。
クッキー☆界で有名な例の漫画と、原作が漫画であることもかかってるようです。
あらすじ
YW先生は編集者のRUに、グルメ漫画の書き下ろしを依頼されます。
しかしグルメ漫画は彼女の領分ではありませんでしたし、「今時グルメ漫画かよ・・・」という思いがYW先生にはありました。
しかし編集者には勝算がありました。
「楽園の落穂」を取材して漫画に取り上げれば読者の目を惹けるに違いないと。
楽園の落穂とは、とある貴重な小麦だそうです。
YW先生は肩透かしを食らいました。
「小麦って引き弱くない?」と。
しかし、楽園の落穂はただの小麦にあらず。
この小麦には、口にした者の体質を変化させるという力があるのです。
編集者は、娘の小麦アレルギーを治すために楽園の落穂を手に入れたいのです。
このことはYW先生の興味を惹くには十分でした。
YW先生達は例の畑に到着します。
この畑は、その荘厳さから「楽園」の愛称で親しまれています。
YW先生は、なぜこんなところで小麦が育つのかと疑問に思いました。
その疑問に平野は答えます。
楽園の落穂は元々、古代の変異種でした。
栽培に適さない地に住む人々が農耕を始めた際、突然変異が起こったのです。
この村の村民は代々その恩恵を授かって暮らしてきました。
噂通りのとても素晴らしい小麦に感動します。
RUはアレルギーを治すため、早速娘のSIKにパンを食べさせようとします。
しかし平野が急に約束を破ります。
と、思いきや食べさせてやると言ったりで支離滅裂な言動を取る平野。
暗雲が立ちこめます。
明くる日、小麦の粥を平野は提供してくれます。
RUはSIKに食べさせようとしますが、SIKはアレルギーの症状を恐れて拒否します。
小麦には中毒性があるようで、SIKに食べさせようとするRU自身も今すぐにでも食いつきたいくらいで、パンを食べたYW先生も例外ではありませんでした。
嫌がっても無理やりに食べさせようと迫る様子を異様に思い、YW先生は疑念を抱き、危険と判断した小麦を放り出します。
異常な執着により、RUはその地面に落ちた小麦にまで食らいつきます。
明らかに異常です。
YW先生はここから出ることにします。
しかし、平野はそうはさせようとしませんでした。
霧が出ているから今帰るのは危険だからと表面上聞こえのいい言葉で言ってはいるが、その真意はわからない。
そこで彼女はスタンドを出してその腹の内を暴こうとします。
そしてついでにその能力で、この村から出ることを許可するように命令します。
その夜。SIKが、RUがいなくなったとYW先生に助けを求めます。
RUを探していると、何やら不気味な家畜を見つけます。
家畜のはずなのに人間にも見えるという異常な光景でした。
結局夜の内にRUは見つからず終いでした。
明くる日、平野が何やら怪しい小屋に入っていくのを見たので、YW達はそこを探します。
するとそこにはなんと豚と化したRUがいました。元からだって?
彼女の思考を読んでも、ほとんど自我が残っていない様子でした。
平野は楽園の落穂を使い、人間を家畜に変えているのです。
そこで平野が戻ってきます。
YW達を捕らえ、追い詰めます。
楽園の落穂はそれぞれの資質に合わせてその摂取した者の姿を変容させます。
指導者としての資質が優れた平野、そして卓越した能力を持っていたYW先生は小麦を食べても家畜にはなりませんでした。
平野はYW先生を村の仲間にするべく小麦を強要します。
しかしそこでSIKが横入りして、小麦を食べると言い出します。
それを見て、微かに残った母性がはたらいたRUは小麦の皿を弾き飛ばします。
楽園の落穂を吐き出しきって、RUは元の姿に戻ります。
そして、YW先生はバッド・リン・ガールで平野の本性を暴きます。
平野は本当は楽園の落穂の異常性に気づいていました。
思考をスタンドで読み取っていると何やら別の心の声が聞こえてきます。
平野と別の存在が彼の中に巣食う。
”別の存在”の正体は楽園の落穂そのものでした。
楽園の落穂は自分を食した人間を洗脳し、自分の繁殖のために働くように洗脳していたのです。
真実を知ったYW達を楽園の落穂は追い詰めます。
YW先生は妙案を思いつきます。
彼らは楽園の落穂の「繫殖させる」という支配によって行動している。
ならば、楽園の落穂の絶滅の危機に瀕していれば、そこにかけつけないわけにはいかない。
秘密を知る者たちを追っても、楽園の落穂自体がなくなってしまってはまさに元も子もない。村民たちはYW達を追い詰めることより楽園の落穂の消火を優先しました。
YW達は無事に逃げ延びることができました。
YW先生はこの一連の出来事を漫画にすることにしました。
するとそこにカフェの店員がやってきて、パンをサービスします。
雑感
育てていると思っていたら実際は育てさせられていたって怖いですよね…。
酒は飲んでも飲まれるなとはよく言ったものです。
農業ないし畜産といった類ってのはまさにヒトと作物の共依存の関係と言えますし、実際は対等に近い関係で成り立ってると言えると思うんですけど、この楽園の落穂とかいう恐ろしい植物、その関係を崩して人間を蹂躙してくるもんだから実際あったら怖いですよね。
共依存が一方的な依存になった時、そこに主従関係ができてると思うんですよね。依存してる側は、依存対象に従い続けないといけない。
それを私的な利益のために利用して他人を蝕ませていくから、麻薬の取引とかって重罪になってると思うんすよね。知らんけど。
原作でどんな感じで書かれているのか気になりました。
みんなも荒木先生サポーターになって、読もう!!
・・・これTDN荒木作品レビューになってないか?
なので、この動画特有の何かを探すとするなら、色使い、ですかね・・・
漫画のテイストなので白黒になるからどうしてもわかりにくくなったりするところさんも出てきたりするかもしれないんですよね。夜なのか昼なのかわかんないとか。
BB劇場ならそういう時に適宜色を使うことも可能で、融通が効くからここ一番で役立ちそうですよね。
この色の使い方は2022年の0日目でも見られましたね。
どちらかと言うとBB劇場ってアニメとか映画みたいに画面のサイズが固定されてるってのがあるので、漫画的なコマ割りによるメリハリとかってのは意識的に漫画っぽい作り方しないとできないってのはありますねぇ
にしても動画の自由度は高いと思います。
それだけにハードルが高いですね。
こっからめちゃくちゃに口悪くなりますので気分を害さないために自衛を推奨します。てか普通に読み飛ばしてください。
読んで気分害したなら自己責任でお願いします。
書きはしましたが読まれたくないので伏字にして改行もせず物好きしか読めないように極限まで読みづらくしました。
この動画、中盤から終盤にかけて「これはホラーと言えるのか?」的ないちゃもんコメントがついてるんですけど、まだ一万歩譲って中盤でそれ言うのはわからなくもないんですけどオチまで見てそのコメントするヤツはシンプルにそいつ自身のセンスが低いんじゃないですかね?人間が植物に支配されるってその設定の時点で怖いしホラーではあるでしょ。その怖さ理解できないんですかね。感覚鈍すぎやしませんか?少なくとも最低限ホラーのテイストを満たした動画しかホラーリレーには提出されてないし、そもそももしあからさまにホラー要素なかったら公募の段階で蹴られてるし。てかホラーじゃなかったら何って感じ。「面白いけどホラーじゃない」ってコメント意味不明すぎるんですけど。面白い時点で文句つける必要ないでしょ。それによって面白さを損ねてるってとこがあったと思ったなら言えばいいんですけど、別にそういうわけでもないじゃん。文字送り早いとかは改善に繋がる感想として言っていいと思うんです。でも「ホラーじゃない」って何?どういう感想?それ言われてどうしろと?恋愛ほのぼのドタバタコメディを銘打ってスプラッタホラーやるとかそういうレベルまで逸脱してるなら十分文句言っていいと思うけどさっき言ったようにそこまで畑違いのことしてたら視聴者の目に晒されないわけだし。これはホラー、これはホラーじゃないって自分のこと校正者か何かかと勘違いしてんですかね?いや、これはブーメランだな。人のこと言える立場じゃないわこんな偉そうにnoteなんか書いてさぁ
・2022年 7日目B やい兄貴『双眼鏡をのぞく先輩』
取り乱してしまい申し訳ありません。
7日目はBパートもあるんでもう少しお付き合いください。
投稿者はやい兄貴です。
AIでバズる動画作る人ですね。
今回の動画4分以内で終わるM1グランプリ決勝ネタの尺の激短動画なんでもうぶっちゃけもう実際に見てくださいって感じですが一応書きます。
と思ったんですけどあらすじも何もないんで書くのも野暮だと判断しました。
家の屋上から双眼鏡を使って街を見渡す。
原初の淫夢らしいおふざけ動画ですね。
毎日長尺だと疲れるんでこういう枠は意図的に設けるべきだと思うんですよね。ざっと片手で数えられるぐらいの割合がちょうどいい。
このコメントに尽きる。
まあなんでしょうね。この動画が好感触なのを見ますとね、淫夢・クッキー☆民にはやっぱわかりやすい味付けが好まれるみたいですね。
次回予告
明日は8日目。
2021年はアカモノノ兄貴の『亡者の奏でる殃禍の音色』、
2022年は三次関数兄貴の『忌談』です。
今日口悪すぎやしませんかね?
最低限、動画作ってる人には経緯払おうや(自戒)
書いてしまったもんはしょうがない
どうせ誰も読まんやろ
それではまた明日。今日もリレーは廻る。
今年繋がれたバトン
7日目 固陋蠢愚兄貴『ロイコクロリディウム』
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