縁あってこの会社に入って、創業者が遺した多くの(多すぎるかも 🤔)言葉に触れた。私自身はそうでもないが、社員の多くの方はその言葉に心から共感していて驚いた。
折角なので、これらの言葉を私なりに&今の時代に照らすとどういう事なのかを考えてみる。それは私がずっと日系企業かついわゆる大企業と仕事をしている理由かも知れないが、日本はもともと創業者含めイノベーティブな起業家や企業が多く存在し、世界の生活を豊かにすることでさらに成長してきたのに今はそうできていないのはなぜか?もっとできるのではないか?に挑戦し続けているから。
ネタはここから。では、25個目。
これは創業者が遺した言葉として列挙するべきものなのか?というところから引っかかるというのが正直なところです。当たり前やん!って言いたくなります。
この言葉には少し違和感を覚えるので、そこを掘り下げてみようと思います。この言葉の通りの企業は枚挙に暇がありませんし、そういった事例は多くの場合様々な方々からの称賛を集め、記事化されたり、書籍化されたりします。V字回復や再建などのキーワードで検索するとたくさん出てきますね。一方でそういった経営者はいないが会社がうまく行っている例はないのでしょうか?そういった場合、恐らくは記事化も書籍化もされないのはないでしょうか?
試しにGPTで聞いてみると
という感じで、さらに具体例を挙げるよう追加質問すると、
という感じ。
そもそも会社がうまく行っているとはどういう定義か?という事もあるので、難しい問いですよね。
経営者が経営のコツを知っていればその会社はうまく行くというのは、少なくとも必要条件であり十分条件ではないという事でしょうか。しかし、それは属人的な会社であるとも言える気がしますし、そもそも経営のコツって何だよ?とも感じます。
昨今、パーパス経営とかMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)などが良く言われてますが、経営者がコツを知っているという事はその経営者が会社がうまく行くために必要な非属人的な何かををどれだけ後世に遺せるか?なのではないかと思います。人には寿命があり、どんな人も衰えるし、命には限りがありますが、会社は無限に生き続ける事が可能です。だからこそ、”経営のコツを知る”経営者に依存するのではなく、その経営者が創り遺した何かがその会社をより意味ある組織・人々にするのではないかと思います。
次回は、「世間は正しい」を消化してみます♪
では、また~