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【ワーホリ・生活編】時間軸でふりかえる。その3にして最終回。

今日はウルル旅行とファーム直接滞在型ファームジョブのお話。

18ヶ月目・ウルル旅行

ワークホステルを出た後、ほんの少しだけケアンズに滞在。
そこでウルル旅行を予約。バスで1泊2日の旅なんだけど、朝が早いのでアリススプリングスで前泊と後泊をして計3泊4日の旅。トータル金額は確か500〜600ドルくらいだった気がする。

1日目:
ケアンズ ✈️ アリススプリングス
詳細は忘れたけど、予約したバッパーを通る乗合バスみたいなので移動。
12人部屋に宿泊。

2日目:
朝早くにツアーのバスが迎えに。
運転手兼ガイドに挨拶し乗車。私みたいに一人旅の人も結構いた。
日本人は私だけ、香港と台湾から来てる人が少しいて、あとはヨーロッパ人率高めだったなー。
まずはカタジュタへ。
日本だと海や森が見えることが多いけど、ここは見渡す限りの大地。頂上から見る景色は壮大で、本当に感動しました。
日が暮れるちょっと前に、ウルルへ。
ウルル全体を見ることができる観光スポットに行き、サンセットとウルルを鑑賞。ガイドさんが、ライオンキングのサークルオブライフを流してて、めちゃくちゃ雰囲気出てた。笑
夜はキャンプファイヤーして、テントとかではなく外に寝袋で就寝。
火を囲むように円になってみんなで寝た。
綺麗な星空を眺めながら寝る、ディンゴ(オーストラリアの狼)の遠吠えを聴きながら寝る。すごい経験したなー。笑

3日目:
日の出前に起床して、サンライズのウルルへ。
すごく綺麗だったなー。
その後、ウルルの近くの歴史センターみたいなところに行って歴史を学ぶ。さまざまな国の言語で書かれてた。日本語もあった。
その後、ウルル周辺を散策。当時はまだ、ウルルに登れました。ただ、アボリジニがウルルに登るのが特別な儀式をするときだけ、だったのと、ガイドさんが「登ってもいいよ。でも、僕たちはアボリジニに敬意を払っていて登ること自体はお勧めしていないんだ」と話していたので、登るのはやめました。その代わりに周りを散策しました。
ウルルの周りは遊歩道があり、歩きやすかったし、途中途中に歴史などの説明が書かれた看板もあって、アボリジニの生活について学ぶことができました。
その日の夜にアリススプリングスへ戻ってきて、夜はみんなでパブに行き、お酒を飲みながら談笑。バッパーに宿泊。

4日目:
バッパーから出てる無料の乗合バスで空港へ。
アリススプリングス ✈️ ケアンズ
この日はケアンズに泊まって、次の日にファームへ移動。

18ヶ月目〜24ヶ月目・ファームに直接滞在しながら仕事する。

生活の内容は、ワークホステルいた時とほとんど変わらず。
違いだけ、記載しておこうと思う。

どこの、何ファームで働いたの?

Athertonの隣のMareebaというところのライムファームで働いていました。
イタリアのルーツがある一家で、オーナーたちは英語とイタリア語で話してましたねー。ここでも日本人が仕事が丁寧ということで、仕事につけました。
今回のように、日本人が日本人を紹介していくシステムは多いので、やっぱり日本人同士のコミュニティは大事ですね。

仕事内容は?

私が住み始めた時は、まだ日本人の方がおり、その人がPackingして私はPickingしてましたが、その人がいなくなってからは私がPackingを担当。
一人でPackingしてましたが、ラジオを聴きながらしてると意外と時間が経つのが早かったです。
基本的にはライムをやってましたが、冬場は成長が遅くなるので、その時にレモンやチリなどをしていました。

どんな家に住んでた?

プレハブ小屋とキャラバンの2タイプあり、最初はプレハブの方で途中からキャラバンの方に行きました。キャラバンの方がレントが安いのとプライベート感が満載なのも好きでしたねー。レントはキャラバンの方が週80ドルでした。

ワークホステルとの違いはある?

広大な土地にポツンと家がある感じで、ワークホステルの時のように人が周りにいないのですごく静かでした。週末にパーティして騒ぐ人間がいないですからね。笑
近くのスーパーまで車で15分ほど。いつも週末にオーナーに送迎してもらい、1週間分の買い物をしに行ってました。

夜は綺麗な星空を毎日見てました。周りに電灯とかもないので、流れ星をよく見てました。車とかもあまり通らないので、休みの日は風の音を聴きながらゆっくりと過ごしてました。
今までの人生で、あんなに心穏やかに過ごしたことはありません。
この時に、「私はやっぱり都会での生活には馴染めないんだな」と改めて思いましたね。「いつか、これくらい広い場所で野菜とかを育てながらゆっくり生活したいなー」とも思いました。

日本への帰国準備。

穏やかな日々でしたが、確実に終わりは近づいてました。
正直、「このままここにいるのもありかなぁー、それも違うのかなー」とか、「このままカナダにワーホリ行っちゃう?」とか、先の未来のことを考える日が増えてました。ファームのおっちゃんに相談すると、「ここでずーっと働けばいいさ!永住権とっちゃえばいいじゃん!」みたいなことを軽く言ってました。笑
嬉しいけど、参考にならん笑

答えは出なかったのですが、2年間一度も日本へは帰ってなかったので、結局、「家族には会いに帰ろう、久しぶりに鳥刺し食べたいし」という結論になりました。笑
(結局、今も鹿児島から出ることなく過ごしてきましたが)

ここから先日書いた、「コンビニのおにぎりが泣くほど美味い」につながっていきます。笑

総括

短いようで長く、長いようで短いワーホリ生活でした。
日本での生活は周りの目ばっかり気にしてましたが、オーストラリアで生活してみて「自分自身」に目をむけることを学びました。
英語で意見を言う時、必ずI(アイ)から始まります。自分がどう思うのか、意識するきっかけになりました。

また、たくさんの国や地域からきた人と話してみて、いろんな文化を肌で感じることができて、私自身今までとは違う視点で物事を見ることができるようになったと感じます。「この人は日本人だから」とか「この人は○○だから」といったようなカテゴライズしたり、偏った考えをしなくなったのは大きな違いかな。
「人は、一人ひとり違う」っていう当たり前のことに気付けました。

それに、オーストラリアで自分自身が「外国人」として生活してみてから、日本に住んでいる外国人を見ると勝手ながら応援したくなるし、「もっと理解したい」っていう思いから、旅行に行く際もその国の文化や歴史を調べてから行くようになったし、オーストラリアで出会った人たちと話したことがテレビで紹介とかされてるとなんか嬉しくなっちゃうし、今まで私の中になかった価値観や考えをするようになりました。

たくさん悩んで、たくさん働いて、たくさん動いた経験は間違いなく、今の私の活動力につながっています。
ワーホリ行ってよかったー。
いつか、思い出の地を訪問したいと思います。

2年間のワーホリ話をキュッとまとめたつもりだけど、色々書いたら6回にもわたって書いてました。
ということで、ワーホリのお話はこれにて終了!

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