LGBTQをありがたがるなら皇室の一夫多妻を認めるべき

皮肉を込めての話でもあります。

まず根本的な話として、自分は重婚については「基本反対」です。海外の例を見ると同性婚でも社会問題化が速攻で起きているのに、重婚など「一般化」してしまえば地獄を呼び込むことは必定でしょう。

世界的にはLGBTQをまるで先進的で革新的な概念のように取り扱っていますが、それ自体も「そもそも文化圏による」というのが本来のはずです。例えば同性愛や両性愛は日本では何百年も前から当たり前に存在するものでした。それを「先進的な在り方!」と囃し立てるのであれば、日本に対して何百年もの周回遅れを認めなければ話になりません。

同性愛がタブー視されていたのは、禁忌とするキリスト教の勢力が世界を席巻したからです。キリスト教で同性愛がタブーとなったのにもそれが必要となった背景があり、しかし時代の移ろい中で情勢も変遷していき受容していく場合があるのは決しておかしいことではありません。が、一つ疑うのであれば他のものも続々と疑うべきではないでしょうか。

キリスト教では多妻や多夫も禁忌としており、キリスト教勢力が席巻することで一夫一妻が当然となっていきました。日本も明治政府は同性愛禁止の法律こそ廃止したものの、重婚の禁止は廃止せずに現在に至っています。目下のところ重婚は「前時代的な価値観」と言われているわけですが、同性愛の方で「キリスト教勢力下でタブー視されていたものが情勢の中で受容することを考えるようになる」ことが起こっている以上、この「前時代的な価値観」と考えることを疑うことも一つだと考えるわけです。

江戸時代以前は日本においては男性が側室を置く重婚も同性愛同様にあったことです。それが明治維新以降キリスト教勢力の制度を参考に禁止していたわけですが、同じくキリスト教勢力下で禁忌とされた同性愛の受容が見直されつつある以上、時代が一周回ったものとして重婚の受容も考えるべきかもしれないということです。

とは言え、いきなり国全体で一気に重婚許容にかじを切れば、同性婚と同様に社会が瓦解する状況を呼び寄せかねません。受け入れるなら段階的に様子を見てチェックしながら進めるべきです。

そこで自分が目を向けたのは皇室です。現在若年の皇位継承者は一人しかおらず、伝統の男系継承が難しくなっていると取り沙汰されて久しくなっています。対策として旧宮家の皇室復帰を唱える人もいれば、女性天皇ひいては女系天皇を唱える人もいます。自分は「皇室に限定して一夫多妻を認める」という選択肢を提示します。

勿論既に結婚している方々は、一夫一妻が大前提での結婚だったのでいきなり変えるのは問題があるかもしれません。しかし年少で未婚の悠仁さまの婚姻に間に合えば、結婚する女性も一夫多妻制となる前提を踏まえているので何ら問題はありません。まさかどこかの国のように拉致したり征服した地の女性を結婚相手にするわけがありませんから。

ちなみに話が皇室なので「一夫多妻」という単語になっていますが、いよいよ一般にという中であれば「一妻多夫」「多妻多夫」も同列に上げます。これはあくまでも余談ですが。

同性婚やLGBTQの法整備を行なった海外ではそれが問題を引き起こす状況となっており、例えば「トランスだと主張して男性の体で女湯に入る、認めないと差別」といったとんでもない事案が推し進められています。キリスト教勢力の席巻は功罪あり一概に良しとはできませんが、ただただ浅ましく逆張りし社会の破壊に奔走しているだけのようにすら見えます。そんな男性だけでなく女性の社会すら破壊することを認めるなら、それに通ずる理論で重婚を認めさせ、皇室の男系維持に一役買わせるのにも文句ないだろうという皮肉です。

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