おにぎり
今日、えきべん金澤でおにぎりをいくつか買った。
ここのおにぎりは、ふっくらしていて、優しい味なので、金沢に来れば必ず買う。
冷めても美味しい。
買ってしばらくしてふと思った。
おにぎり好きだと。
おにぎりを、自分で作らずにわざわざ買う。パンやハンバーガーならいざ知らず、1番自分でも作れる主食である。
それにお金を出す。
なぜだろうと考えたとき、幼いときからの馴染みがあるのだろうと思う。
大抵の日本人は、子供のころ親におにぎりを作ってもらっていた。
パンもそれなりに食べるだろうし、米の消費量が減ってはいるが、それでも米が一番なじみのある穀物である。
幼いころから親が握ったあたたかいおにぎりが心に残っているから、大人になっても、おにぎりに3,400円出す。
さらには何分も待つ店もある。
ほんと不思議な国だなと思う。
まあ、それだけお米のポテンシャルが高いのだとも思う。
一番好きなおにぎりは、母さんが夏に握ってくれていた(かなり)しょっぱいおにぎりである。そういう思いで補正もあって、おにぎりが今でも好きである。
コンビニで塩結びを買う自分を、変だなあといつも思う。