名古屋モビリティショー2023の「BYDショック」
もう年は変わりましたが、去年の名古屋モビリティショーについて書いていきます。
去年の名古屋モビリティショー――今までは名古屋モーターショーですが、久しぶりの開催となった今回から名称が変更され、名古屋モビリティショーとなりました。
道路を走るのは車だけではないってことですね!
今回の名古屋モビリティショーで一番印象に残ったブースといえば、中国のEVメーカーBYDでした。
「日本車がアメリカに初めて上陸したときのアメリカ人もこんな感じだったんだろうか」
BYDのブースを見ていて、そう思いました。
実録:名古屋モビリティショー2023
名古屋モビリティショー入り口にて
ぼく「(会場の案内図をみて)BYD来てるやん!」
友人「BYD?」
ぼく「中華EVメーカーだよ」
友人「中華(笑)」
ぼく「まあ入り口側だし、見に行ってみようぜ」
友人「中華EVとやらの出来を見に行ってみるか(笑)」
BYDブースにて
なんとなく、目についたSUVのATTO3を外側から観察する。
友人「(SUVのATTO 3をみて)外装はなかなかカッコいいじゃん」
ぼく「多分欧州車メーカーからデザイナーとか引き抜いてつくってるんじゃね(テキトー」
友人「謎の中華メーカーロゴがなかったら、普通に高そうな見た目じゃん。このBYDってロゴ消したい(暴言」
ぼく「せめてメーカー・ブランドは主張させてやってくれ!w」
二人で車内に入る。
友人「ナビの画面もデカいし!なんか未来っぽいよな。後席も広い、さすがEV」
ぼく「あとこの画面、Apple CarPlayとAndroid Autoが使えるやん」
友人「なんだそれ」
ぼく「スマホと接続してなんやかんやできるやつ」
友人「はえーすっごい(興味なさげ)」
ぼく「後席にもエアコンの吹き出し口があるし、オートエアコンとオートライトがついてるぞ!」
友人「いや俺のクルマ全部ついてるし、そもそもオートエアコンとオートライトついてないクルマなんて乗ったことねぇわ」
ぼく「(こいつ……!)サンルーフもついてるぞ。」
友人「サンルーフはいらない」
ぼく「まあ確かに」
外に出てラゲッジを開ける。
友人「デカいな」
ぼく「うん、外見から想像するよりデカいな」
友人「これがEVか……」
一通り観察を終える。
友人「ええやん、なんぼなん?」
ぼく「まさか買う気か……?」
友人「ちょうどクルマ買い換えようかと思ってるところだし、値段次第では普通に選択肢に入るぞ」
ブースの人(以下営業)「こちら補助金込みで350万円(確か)になっております」
ぼくら「え……安くね?」
ぼく「日産リーフって確か400万ぐらいで、アリアってSUVが500万くらいだった気がする(適当)」
友人「安すぎんか、ヤバい」
営業「こちら、カーナビ込の値段となっております。」
ぼくら「カーナビ込は安いな」
営業「サンルーフも全車標準装備で、他にもパワーシート、シートヒーター、ステアリングヒーターなどが標準装備でこのお値段です」
ぼくら「!?!?!?!?」
友人「ヤバいほしいぞ、これ」
ぼく「(小声で)でも中華だぞ、ヤバくないか」
友人「(小声で)確かにちょっと怖い」
友人「それでも一回実車はみたいし試乗もしたいな。ここから一番近いディーラーはどこ?」
営業「……岡崎と小牧に一店舗ずつ」
友人「(∵)スン…………」
何がそんなにいいと思ったのか?
というわけで茶番はこのくらいにして、何がそんなにBYDのクルマがいいと思ったのかについて書いていこうと思います。
いいなと思ったのは4点
安い
かっこいい内外装
ワングレードでいくらぐらいなのかがわかりやすい
主要な装備が最初から全部ついてる
安い
内外装
これはわりかしかっこいいというか、テスラとかもそうだけどクソデカディスプレイあると、やっぱ未来っぽい感じがして素敵だよね……。
ワングレードでいくらぐらいなのかがわかりやすい
これは友人が言っていて「なるほど」と思ったのですが、グレードがいくつもあって装備に色々と差異があると、ディーラーの営業から話を聞いててもよくわかんない、というか一体いくらなんだよって、そもそも話を聞くのもめんどくさいと。
グレードが一個しかなくて装備にも差異がないと、話がわかりやすくていいなと。
僕はなかなかこういう見方はしないので、新鮮というか、グレードに幅があったほうが、価格帯に幅が生まれて色々なニーズをキャッチできるからいいんじゃ?みたいなことを思っていたんですが、たしかに、同じクルマなのに、装備の差とかがいくつもあると紛らわしいし、わかりづらい部分があるなと。
主要な装備が最初から全部ついてる
さっきの話の続きでもありますが、今国産車とかを買うと、カーナビとかは全部別料金になるので、「ようするにいくらなんだよ」っていうのがわからない、というか、なんか350万円ぐらいっていう話をきいて見積もりをとったら気づかないうちに450万円ぐらいになってるみたいなあるあるパターンがないというのはすごい安心感があるなと。
要するに安い
一言でいうと安い。
そうはいっても正直買うかといえば買わない
そんなわけで、中華EVメーカーBYD、なかなか侮りがたしと見ました。
もちろん、まったく期待してなかった、あまりにも期待値が低かったので、普通の出来でもすごかったように感じた、という部分もあるかと思います。
そうはいっても、中華製品に数百万出す勇気は流石にないです……。
事故ったら爆発しそうだし(暴言)
とはいえ、この値段でこんなクルマが買えるのかあ……っていうのは、日本車がアメリカに上陸したときにアメリカ人も日本車に対して思ったのかなあと歴史に対して思いを馳せたりもしました。
「こんな装備ついたクルマがこんな値段で買えるのか……安い。でも、日本とかいう国の謎メーカーのクルマ買うのはちょっと怖いな」みたいな。
この話題については、最後にBYDブースを去るときに友人が言っていた言葉で締めようと思います。
「でも、俺らの給料が上がってたら、中華EVなんて歯牙にもかけないよな。最初からリーフなりアリアなり、テスラなり買ってるわけじゃん?すべては俺らの給料が上がんないのが悪い」