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【Ink Preview】Pelikan Edelstein Ink of the Year 2024 Golden Lapis

こんにちは。

今日は、まったく買うつもりはなかったけど、限定という言葉に踊らされてつい購入してしまったインク、ペリカンエーデルシュタイン2024年限定インクゴールデンラピスについて書いていこうと思います。

Edelsteinのロゴが奥のガラスで反射しているのが最高にオシャレ

普通に考えればレビューなんだろうけど、まだ万年筆一本分しかインクを使ってないのに、レビューもないだろうという気もするので、今回はあくまでプレビューということにしました。

人生初のラメインク

このゴールデンラピスはラメインクです。

ラメインクというのは、言葉の通り、インクの中にラメが入っているインクのことです。海外ではシーンインクとか言われたりもするようです。

このインクを購入した理由の一つに、実のところ、ラメインクを探していた、ということがあります。「ラメインク使ってみたいなー。何がいいかなー?」とネットサーフィン(死語)していたら、「なんか限定のインクがある!これにしよ」みたいな軽いノリで購入に至ったわけです。

そんなわけで、人生初のラメインクの世界に足を踏み入れたわけですが、その所感は……微妙

万年筆に入れてみる。詰まったりとかはとりあえずしてない。

ちなみにラメインクは、ラメがペン先を詰まらせるとか詰まらせないとかいう話があり、万年筆での使用があまり推奨されてないようです。

そんなこと言ったって、万年筆メーカーが出している万年筆用のインクやぞ!ということで、万年筆に入れてみました。

はい。
いつもの永生3011です。

こういう怪しいインクで遊ぶときの相棒にもってこいですね。なんかあっても、懐痛くないですし。

そんなわけで、1週間以上使ってみましたが、ラメが詰まったりして書けない、ということは起きませんでした。

ちなみに、パッケージには、「1週間——長くても2週間——で洗浄してね!」という注意書きの紙が入っています。

毎日書いているわけではなく、書いたり書かなかったりですが、詰まったりドライアップしたりとかもなかったです。

万年筆一本分——1.2mlくらい——使ってみて、万年筆を洗浄してみましたが、ペン芯に固まっていたラメなども普通に洗浄しただけでキレイに落ちました。

なので、そんなに神経質にならなくても大丈夫そう

高い万年筆に入れる勇気は出ませんが!

楽しい!楽しいけど、実用性は……。

そんなわけで、ラメインク初体験を1週間ちょっと楽しみました。その結果、思ったのは、実用性が微妙すぎるということです。

「でもお前さっき万年筆で普通に使えるって言ったじゃん?」という言葉に答えましょう。

ページをめくるときに指先にラメがつく。というか、ノートのページがラメでギトギトになる。

原稿用紙というか、メモ用紙というか、挟み込まれないものなら問題ないんですが、ノートとかに書くと、筆記した面と接触する面にラメがギッチリつきます。

そのせいで、ページをめくると、指先にラメがつくのが気になります。

万年筆のペン先にダメージが〜とかよりもそっちのが嫌です。

色自体はお気に入り、書いた文字がキラキラ光り、ラメの濃淡が出るのも楽しい

そんなわけで「実用性はイマイチだなぁ」と思う一方で、「ラメインクマジで楽しい!」と思います。楽しさはガチです。

色も明るい青にキラキラと金色のラメが入って、ラピスラズリイメージが伝わってきます。実際の鉱物をみたことはないですが!

文字もラメが固まったところは、金で書いているみたいで、本当にキレイです。

無茶苦茶キラキラしている

散々、実用性がないとか扱いにくいとか言いましたが、この輝きを見てしまうと、なんとかして使いたくなります。

書いてて本当に楽しいです。

ビンやペンを振っているだけで楽しい

ビンを見ていると、ラメが沈澱していて、ビンを振ると、ラメが散っていくのがなんかそういう雑貨——スノードーム?——みたいで面白いです。

瓶の底に大量に沈澱している金ラメ

今回入れているペンは透明軸なので、ペンの中でラメが沈澱していたり、ペン芯にラメが固まっていたりするのが見えます。

ペンの中にラメが沈澱している。ペン芯の部分にラメが固まっているのも見える。

書きながら、ペンを振ると、ラメの塊が散っていって、インク全体がキラキラしているのがとてもキレイで、書くことへのモチベーションが上がります。

ラメインクは楽しいけど……もういいかな。

というわけで、軽く、ペリカンエーデルシュタイン2024年限定インクゴールデンラピスについて書いていきました。

少し(万年筆一本分)使ってみて思ったのは、ラメインクに対して元々持っていたイメージ(文字がキラキラして楽しい、万年筆で扱う上でちょっとした注意が必要)はおおよそあってたなぁという感じです。思っていたよりは、万年筆で扱う上で気を使わなくてもいいかもって感じはありますが。

ただ、予想していなかった難点(ページや指にラメがいっぱいつく)などにも直面して、実用というか、常用するインクとしては正直いいかなって思います。

綴じるタイプのもの(ノートとか)で使うのは、ちょっと難点があるかな……。

ノートに情報を書き記す、というよりは、適当な紙(A4用紙とか)に落書きする、という感じで楽しみたいなーって思いますが、わざわざ限定インクでやることなのか、それが?というね……。

ファーストインプレッションとしての結論は「楽しいけど、常用はしたくない。特にノートに書くインクとしては」です。

しかし、この調子だと1ビン、50mlを使い切るのにいったい何年かかるんだろ……。

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