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セレッソ大阪 2024年の振り返り

セレサポの皆さん、一年間お疲れさまでした。
今回は2024年の振り返りをしたいと思います。
個人的にはちょっと苦しいシーズンだったので、暗い内容です。ほぼ文句です。。。


目標はリーグ優勝

今季のセレッソは創設30周年ということで、目標は「リーグ優勝」だと定めた。
いきなり結論めいたことを言ってしまうが、この目標に対するギャップに見ている側としても苦労したし、実際にピッチで戦う選手・監督も歯がゆい思いを抱えながら戦った一年だったんじゃないかなと。

今季はもう「壮大な目標に対して、適切な準備が出来ていたか」の一言に尽きる。

チームの人件費を考えたら、10位という結果はそう意外なものではない。妥当と言ってしまえば失礼だが、決して悪くはないと思っている。精一杯やっての結果だし、結果だけを指して不満を言うつもりはない。

だけどそこまでの過程の部分。
30周年だから優勝を目指すのか。そこが既に間違っていたと思う。
そして優勝するためには本当にこの編成がベストだったのか。
目標は高いが結果が追いついてこず、フラストレーションや虚無感に苛まれたシーズンだった。

繰り返される試行錯誤

何度か書いてきたことではあるが、戦い方を何度も方向転換し、一時は上手くいくものの一度壁にぶつかると手の打ちようがなく、また別の方向へ向かっていくのがこれまでの小菊セレッソだった。

今季も例に漏れず、パターンとしては同じ。

春季キャンプ終盤に試した、ボール保持時に左SBの登里が中盤に入る形が上手くいき、序盤戦は8戦負けなしの快進撃。首位にも立った。

登里が中盤に入ることでIHの香川・奥埜が高い位置をキープできて、3トップの孤立を防ぐことができる。「3トップは強力だけど孤立しがち」という、昨季ずっと抱えていた課題を解決しているかのように思えた。

しかし「一つの形は10試合程度で相手に対策されてしまう」というこれまで何度も見たパターンから考えて、問題は「この形が壁にぶつかったとき」だろうなということも十分に予想できたことではあった。

案の定、4月下旬になると苦労する回数が増えていき、第9節の名古屋グランパス戦で今季初黒星(1-2)、さらに二つの引き分けを挟んで迎えた第12節の大阪ダービーでは0-1というスコア以上の完敗を喫する。最悪なことに、この試合で新システムの中核を担っていた登里・毎熊の両SBが負傷離脱。
二人を失ったセレッソはその後ヴィッセル、町田にも敗れ3連敗。

この時期になるといくらSBが中央に立とうが相手は一切動じていなかったし、むしろSBが動いたことによるサイド裏を使われ、アンカー脇を使われ、IHはボールを引き出すために下がってきて、すると3トップは孤立してしまい…と、結果のみならず内容だってかなり苦しいものだった。

たしかにここで3連敗を喫した相手、ガンバ・ヴィッセル・町田といえば今季トップ4に入ってきたチームだし、この時点での完成度もかなり高かったのは事実。でも、目標がリーグ優勝であるならば、こういう相手にこそ勝っていかなくちゃいけない。好調で強い相手とも対等に渡り合っていかないと、優勝は夢のまた夢。こう言ってはいけないかもしれないが、この時期で既にセレッソの現在地が見えてしまったところはあった。今のままではダメで、もっと良くしていかないと優勝争いには絡んでいけない。そう思い知らされた。

第15節のアビスパ戦では思い切って形を変えてくる。SBはサイドの大外に立ち、中盤はこれまでのアンカー+IH2枚ではなく、2枚横並びのボランチ+トップ下。比較的オーソドックスといえばオーソドックスな形。相手に突かれていた箇所を配置でカバーした格好だ。
ここからリズムを取り戻し、またまた9試合負けなし。

ただ序盤の8試合負けなしと違ったのは、6月の時期はどちらかというと手堅い内容の試合をして、セットプレー等で1点もぎ取って勝つというような展開が多かったかなと。攻守にわたって内容でも圧倒していた序盤の数試合とは、まるで別チームのようだった。
それに、起きている問題を初期配置の変更で解決しようとするのも小菊セレッソでは何度か見た光景だった。そしてその配置変更も、また数試合で壁にぶつかるんだろうなということも…。

迎えたドン底の夏

夏場の負けなし記録は第24節アルビレックス新潟戦(1-2)でストップする。
そこからが今季最も苦しい時期だった。町田とのスコアレスドローを挟み、第26節サンフレッチェ広島(0-2)、第27節京都サンガFC(3-5)、第28節横浜F・マリノス(0-4)、第30節ヴィッセル神戸(1-2)の4連敗。

小菊監督が自ら退団することを決意したのはこのヴィッセル戦の後だったいうから、ここがまさにどん底というかここで事実上シーズンが終わってしまったと表現してもいいかと思う。

たしかにこの時期だって今季のリーグ戦トップ3のすべてと対戦するという、過酷な日程ではあった。しかし何より、小菊セレッソ頼みの綱であった守備が崩壊してしまったのがこの時期。たとえ相手が強くても、ここまで崩壊することは今まで見なかった。原因はわからないが、さすがに形を変えすぎたのは影響していると思う。人選と配置は変わるけど根本的な問題はあまり解決していなくて、それが最悪の形で結果として出てしまったのではないか。

この時期から…というかその少し前から感じてはいたが、小菊セレッソからだんだんと「守備」がなくなっていたように思う。別に誰もサボってはいないんだけど、連動していないし、抑えるべきところを抑えてられていないし、どこで奪うかも曖昧になりつつあった。
で、失点が嵩むと「もう一度全員でハードワークしなくちゃ」となるんだろう。ハードワークこそがセレッソの生命線だからだ。でも問題はそこではないというか…責任感ばかりが大きくなり、より走って戦おうとするんだけど、土台がないから全部空回りしているように見えた。だからこそ、見ているのが辛かった。やっている選手たちも、相当苦しい思いをしながら、でもとにかく懸命に戦ってくれていたんじゃないかと思う。

ベンチも守備の修正をする必要を感じていたんだと思うが、後ろを5枚にして構えることも増えてきた。試合終盤の逃げ切り体制を除いて、今季初めて5バックを見せたのがサンフレッチェ戦の後半。結果的に2失点を喫してしまったが、まだ守れていたところもあった。そしてサンガ戦は4バックで5失点大敗。マリノス戦も4バックで4失点を喫すると、ヴィッセル戦は開始から5バック。しかし守備に5枚を割いたことで前線のプレス要員が減ってしまい、相手に自由自在のボールを運ばれこれまた崩壊。飲水タイムには早くも4バックへと戻すこととなった。

あれこれ変えすぎて元々出来ていたことが出来なくなっていく。そしてあっち行ったりこっち行ったり、また戻してみたりの悪循環。時期が違えば残留争いをしていた可能性だってある。そう思うくらいの大崩壊だった。

特にヴィッセル戦の前半。先に失点をしたくないからと5バックを敷く一方で、前線は為田・レオ・ブエノの3枚で相手のビルドアップ隊を4人も5人も相手にしなければならず、さすがに厳しい形だった。為田はそれでも二度追い・三度追いを厭わないからまだ何とかなったが、ブエノはあまりそういったことが得意ではなく、ブエノサイドから侵入を許すことはかなり多く、前半だけで交代させられてしまった。結果的にこの試合の前半がブエノの今季最後の出場だった。

だけどいくらなんでも為田の走力を基準に据えてしまうと…。為田の走力あってのチーム設計なんてさすがに苦しい。為田が凄すぎるだけ。

そこからはひとまず守備の立て直しをってことで5バックを基本線として戦う。
ベルマーレ戦では今季初、そして今季唯一の逆転勝利。
延期分の大阪ダービーでは、5月のダービーとは打って変わって相手にほとんどシュートすら打たせない完勝劇を演じる。

あの試合を見たとき、まさかとは思うがヴィッセルに敗れ事実上の終戦を迎えた後、この大阪ダービーに照準を合わせて、大阪ダービーだけは何としてでも勝つために、そのためだけの5バックだったのではないか…と思ってしまった。そう思えるくらいに、徹底して相手の強みを消していたし、今季戦ったどの相手よりもあの5バックがハマっていたからだ。

もしそうなのだとしたら恐ろしい勝負師だなと思う。実際はどうか分からないけど。

続く浦和戦も勝利するが、一転して残留争い組のジュビロ・コンサドーレに勝てず、するとラスト3試合はまたしても4バックへと転換。ただこの辺は怪我人や出場停止の影響があったと思うので、どういう温度感で受け止めてよいかは分からない。だからラスト3試合は正直あえて取り上げるようなことも少ないと思う。

アビスパ戦はしっかりと勝ち切ったが、残り2試合は完敗も完敗。それも…言い方は悪いがこれまた大崩壊だった。監督退任が決まった中でのこの時期の試合だから難しさはあるんだろうけど、正直ここまで崩壊してシーズンを終えてしまうと、既に「何も残っていない」んじゃないかとすら思う。

そういう虚無感に苛まれるシーズンだった。優勝を目指して始まった2024シーズン。目標ばかりが先行して、果たして何が残ったのか。何とかしなくちゃいけない、という気持ちばかりに駆られ都度都度努力してきたものの、結果として何か残ったのか…チームとして手にしたものはあったのか…。難しいシーズンになってしまったと思う。

優勝するための準備は出来ていたのか

で、冒頭の話に戻る。
繰り返すが今季はここに尽きる。
高い目標を設定するのはいい。そこを目指して選手監督スタッフは懸命に戦っていることは実際に見てきたし、スタンドからも感じ取ることができた。

結果、目標を達成できるかは色んな要素が絡む。万全な準備をしていたって目標が達成できるかどうかなんて分からない。運だって関係してくる。だから結果だけを捉えてどうこう言うのは違うとは思う。

今季苦しいと感じたのは「優勝できなかったから」ではない。
そりゃ優勝してほしいと思いながら応援しているが、選手・監督が全力で戦った上での結果はどんなものでも受け入れる。

最も苦しかったのは「優勝という目標を掲げながら、そこに対する準備が出来ていないのに、そのまま走り切ろうとしたこと」だと個人的には思う。だから理想と現実のギャップに苦しんだ。現場より編成の部分。せめて、タイトル獲得に挑戦できるだけのスカッドを整備してほしかった。万全の準備をしてほしかった。素人考えだけど、万全に万全を期して、期しすぎるくらいでやっとタイトルレースに参戦できるのではないかと思う。リーグタイトルとなると特にそうだ。

だから僕は、優勝できなかった要因をシーズン中の何か特定の出来事に求めるのではなく、スタートラインに立った瞬間から何かが足りていなかったのだと思っている。

30周年だから優勝を目指したのだとしたら、そもそもそこが間違っている。優勝は決して何かの記念に目指すものではない。毎年目指すものだろう。その目指し方は色々ある。大金を投じる、育成に力を入れる…他にも色んな方法があるはず。毎年目指して、それでも優勝できるとは限らない。ヴィッセルやマリノス、フロンターレだってリーグを制覇するようなクラブになるまで紆余曲折があったはずだ。

昨年までのセレッソは、トップ3やカップ戦タイトルという目標を掲げていたが、今季はそれがリーグ優勝に切り替わった。じゃあクラブとして何か変えたものはあるのだろうか。もちろん、ここは外から見ているだけでは分からないので、変わったものはあるのかもしれない。ただ、気にはなる。ただ目標だけが変わったわけではないと、思いたい。

それに、大変ひどい言い方にはなるが、そもそもリーグ優勝を目指すにあたって監督は小菊さんでよかったのだろうか。いや、監督を変えておけば…と主張するつもりは全くない。

そもそも昨季から小菊体制は厳しかった。特にラスト8戦1勝1得点。そしてこの失速は2年連続。ここから小菊体制継続でどう巻き返していくというビジョンだったのだろうか。いや巻き返すなんてもんじゃない。目標はリーグ優勝だったのだから、ここ最近目標としている「トップ3」や「カップ戦タイトル獲得」と比べたら上方修正されている。
それにシーズン中に大きく戦い方が変わることも、もうみんな知っているはずだ。予想できたことだ。小菊政権3年目の2024年にもなって「まさかシーズン中に大きく戦術変更されるとは思わなかった」なんて人はいないだろう。
ではここ最近優勝争いに絡むチーム…たとえばヴィッセル、サンフレッチェ、マリノス、フロンターレといった辺りのチームで、シーズン中に大きくその姿が変わったチームなんてあるだろうか。リーグ優勝やタイトル獲得となれば、シーズンを通してブレない戦い方をしてやっとその土俵に立てるくらいなものではないだろうか。

決して小菊監督の手腕や采配どうこうの話ではない。監督選定だけが優勝できない理由だなんて思ってもいない。要は、そこから突き詰めていってほしいということ。それでセレッソが優勝を目指すにあたって小菊監督が真にベストな選択だったのなら、それでいいと思う。それでダメだったのであれば文句はない。結果論を言っても仕方ない。

他にもある。
優勝を目指すのに、日本代表が移籍した後釜を獲得せず、そのポジションは大卒ルーキーと本職ではない高卒二年目の二人のみで最後まで走り切れると思ったのだろうか。ヨニッチが去ったが後釜は補強せず、ディフェンス陣の層が薄く現場は苦労していた。そこもフロントはどう考えていたのだろうか。上門や柴山がボランチで起用されていることを、フロントはどう思っていたのだろうか。明らかに苦しんで何試合も勝ち星から見放されているチームを、なぜほとんど補強もなくテコ入れもなくそのまま走り切らせたのだろうか。

監督や選手個人への不満はない。それよりもチームの作り方というか…ぶっちゃけると梶野統括部長の範疇のところで、あまり同意できないものが多いなと感じている。あくまで個人的に、だけど。

ただ、なんとなく30周年だし記念に優勝したいなぁ、なんてもので戦ってほしくはない。そのなんとなくで、チームに重苦しい空気が出来てしまったように思うからだ。選手に重苦しい顔をして戦ってほしくないし、サポーターだって重苦しい顔で応援したくはない。今季限りで去っていく選手や監督に謝罪なんてしてほしくない。小菊監督や山下主将が謝罪することなんてないはず。本当にそれだけ。

なぜ今季はリーグ優勝を目指したのか、「30周年だから」以外の答えが聞きたい。

デカい目標を掲げる前に

選手や監督は本気で優勝を目指していたと思う。だからこそ、なかなか優勝争いに割って入れない現実に苦しんだはず。そして思わず出てしまった謝罪の言葉。でもどうしても、選手や監督を責める気にはなれないし、そういった言葉を聞くのは辛い。全力で戦った結果なのだから仕方ない。

でも一方で、チームを作る側の人たちはどうだったか。予算に限りがあることは重々承知だが、その中で最善を尽くしてくれたのだろうか。

サポーターとしては信じて応援するだけだが、フロントの動きは感情抜きにして注目したい気持ちだってある。

というのも2020年オフからあまりにも納得のいかない言動が多すぎるからだ。

引退していたクルピを引っ張り出してきて「結果は一年ごとに求める」「トップ3はノルマ」「代表選手を輩出、海外移籍は後押ししながら結果も求める」なんて言い始めたときだって同じ。それで苦しんだのはクルピであり、選手たちだ。サポーターだって見ていてキツかった。

小菊さんに対しても同じことだ。「トップ3」「タイトル獲得」挙句の果てに「リーグ優勝」。で、そこに対するサポートはどれほどあったのか。目標にチャレンジできるだけの陣容を揃えたと言えるのだろうか。

小菊さんはそれぞれの目標を達成できなかったことに対して責任を感じて、クラブを去る決断をした。

じゃあ、クルピが去ったときと同じように、監督が交代して終わり?

別に、目標を達成できていないことに対する責任を取れって話ではない。
その目標を達成するために、何が必要で、何をしたのか。本当にこれが「トップ3はノルマだ」と言い切れるチームの作り方なのか。そこに疑問を感じざるを得ない。

今のセレッソの立ち位置は現実的に考えたら「残留争いには絡まず、中位以上がノルマ。そこから目指すべきはトップ5、さらにはACL圏内」ではないだろうか。人件費的にも真ん中あたりなのだから、そうおかしな目線ではないと思う。

残留争いに絡んでしまったら失敗。また同じ過ちを繰り返さないよう、何かを大きく改善する必要がある。
中位フィニッシュなら及第点。トップハーフなら尚良くて、トップ5あるいはトップ3でACL出場権なら大成功。翌シーズンも継続しながら更なる高みへ、となるだろう。

もちろん、スポンサー等の「周りの目」もあるので、公に「中位以上目指します」なんて言えない。それは理解できる。「財政規模がそんなに大きくないので、あくまでコスパの良い路線を目指します」なんてのも言えないだろう。そりゃそうだ。現実的にそこを目指すにしても、口に出して言えることと言えないことはある。

だけどいくらなんでも今のフロントが言う目標の数々は少し大きすぎると思う。あたかもタイトル獲得が義務付けられているような錯覚をしてしまう。

もちろん将来的に、タイトル獲得が義務だと言われるようなクラブになりたいのは当然だけど、今はまだ正直そういうクラブではない。言ってもまだタイトルは二つで、そのどちらも同じ年に獲得したものなのだから、継続的にタイトルを獲得しているわけではない。
つい最近まで債務超過だったし、補強しまくって潤沢な選手層を用意することなんて現実的ではないだろう。補強はピンポイントで、あとは若い世代の底上げに期待する。その方針自体は分かるし間違ってはいない。大熊体制下のように、脂の乗った中堅選手をたくさん囲い組むなんてことが出来ないのは分かる。

だから口で大きなことを言う前に、しっかり地に足をつけながら、可能な範囲のことを最大限やって、毎年優勝を目指してほしい。

なんとなくで優勝だ、タイトルだ、トップ3はノルマだなんて言ってほしくないし、なんとなくで監督を選んでほしくないし、なんとなくで補強を進めてほしくもない。結果ではなくて、個人的にはその部分にこそ不満がある。

最後に、来季へ向けて

かなり批判的な内容になってしまったので、最後は可能な限り前向きに来季の話をしてみたい。
監督は変わるし、選手も一定数は入れ替わるだろう。長年セレッソを支えてくれた選手が退団するという報道もある。残念だけど仕方のないことだ。

2020年オフから今の森島・梶野体制が本格稼働したのだとしたら、ここで第一章は終わったんだと思う。3年半に及んだ小菊政権が終わり、小菊政権を支えた選手たちも多くが退団した。2022年のリーグ5位、ルヴァン準優勝のときの選手はほとんど残っていない。小菊さんと共に歩んだサイクルはここで終わった。
つまり来季からは第二章。一つのサイクルが終わって、新しいサイクルが始まる。そう考えるとワクワクする気持ちも出てくる。大事なのはここでしっかりと新しいサイクルを始めて、回していくこと。そして、そのための準備をしっかりとすること。

このオフは本当に大事だと思う。
もちろん、新しいチームが最初からハマる可能性だってあるが、個人的には来季は難しいシーズンになると思っている。でもたとえ来季が難しいシーズンになったとしても、しっかりと土台を作って、その先の躍進に繋がるのなら、全く悪い話ではない。

一番やってほしくないのは、ただなんとなくフリーな人を監督に据えて、なんとなく統括部長の好みで選手を集めて、また壮大な目標を掲げて、ふわっとした雰囲気でシーズンに入ってしまうこと。これだけは本当に見たくない。

まずは監督を決めるところ(実際にはもう決まっているだろうけど)から、そしてその監督のやりたいサッカーを実現するために必要な選手やコーチを集める。そこから期待したい。というか、監督がやりたいサッカーを理解し、その実現のためにはどんな選手が必要なのかまで理解できる人がチームを編成してほしい。

…文句ばかりですみません。もっと強くなってほしくて色々吐き出してしまいました。

長い長い文章最後まで読んでいただきありがとうございました。
現地で仲良くしてくださった方、このクソ長いnoteを読んだよと声を掛けてくれた方々には感謝しかありません。今シーズンもありがとうございました。

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