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心理学の観点からの、「料理」に対する向き合い方

本日はココロノマルシェに回答します。
ご相談内容に共感される方はぜひ最後まで読んでみてくださいね。

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本日は、「料理に対する向き合い方」というご相談についてです。

今回は料理についての複雑な感情についてご相談させていただきたいです。

私は夫と未就学児の子供がいるので、家庭料理は作りますが、省力化が基本です。朝食は毎日夫、週に3日は生協の食事キットですので、献立を考えるのは土日の昼夕、食事キットのない平日の2日夕飯のみです。もちろん平日昼にお弁当をつくるなどはありえません。作る方は「残り物をいれるだけ」とおっしゃいますが、そういわれると、お弁当箱に詰めるのと帰宅後洗うだけで死ぬほど面倒くさいだろうが!と肩をゆすぶりたくなります。盛り付けに気を遣うなど面倒くさくて仕方ないというか、その思考回路がないので、調理後即タッパーに入れてテーブルに並べることも多いですし、揚げ物はバットのまま出します。省エネ技というか、それ以外考えられないです(思いついている時点で考えられているだろうと言われればそうですが)。

一方で私は食べるのは人並み以上に大好きです。風邪などで体調不良になっても食欲不振になることは数年に1度あるかないかぐらいで体も恵まれていると思います。ここ数年間はコロナもあり、乳幼児を抱えていたのであまり外食できませんでしたが、とうとう今年は「おいしいものをたくさん食べる」を目標に掲げ、死ぬまでにおいしいものをたくさんたべてやるぜ、という気分です。
そしてやっぱり外食だけでなく、家で作るものには代えられない良さがあるとは思います。手間暇かけて料理をしたりホームパーティをするのにも憧れます。鉄のフライパンを使ったり銅の玉子焼き器を遣ったり土鍋でごはんを炊いたりかつおぶしを自宅で削りたいです。が、普段の私は前述のとおりです。憧れの料理の手間と実際割ける時間の差がありすぎるというだけでしょうかね。。
べき論でやる必要はないというのはわかっていますが、自分の料理に対する感情が整理しきれず、好きだしやるべきだけど、そこまでは面倒くさくてとてもできない、でもそれも嫌だ、みたいな感じです。
なんで心理学の悩みなのだ、という感じかもしれませんが、その間もなく毎日の料理に追われますし、食べるのも好きですし一生続きますし、どう料理と向き合っていけばいいだろうかとふと思うので、一度ご相談したくなった次第です。よかったらどうぞよろしくお願いいたします。

▼原文はこちら

ご相談ありがとうございます。

いきなりですが!もしかしたら、完璧を目指していませんか?
「何でもちゃんとできないから、悩みを投稿しているのに」と仰りたくなるかもしれませんが、私、盛り付け、という発想がないのです。ただただ、フライパンから器にうつすだけ。だから、そこまで気を配れるなんて、子育てしながら時間との闘いの中、細やかな心遣いができる女性だなぁ、と感じました。
ちなみに、私は、お皿にうつすのも面倒で、おしゃれなフライパンを買って、そのままお膳に出したりしています(笑)

私の話で恐縮ですが、私が実家で暮らしているとき、母はほぼ毎日お料理を作ってくれました。品数・品目・手際、など、母なりの決まり事があるようで、とても真似できない、と思いました。専業主婦な母と、フルタイムで働く私では、お料理に使える時間が違う、と、割り切ってみたのです。割り切るまでに時間がかかりましたが、現実問題、体力や気力が追いつかず、断念せざるを得ませんでした。

料理って、食材を切って、焼いたり煮たりするだけでなく、献立を思い浮かべたり、食材を調達して、また、食べた後に、お皿を洗って棚に直して、、、かなり手間がかかりますよね。

回答を差し上げている私自身、ホットクック、という自動調理器を買ってみたり、また、お気に入りの器を探して、手抜き料理でも美味しくみえるようにして、料理、という家事との攻防戦がずっと繰り広げられています。

「自分のペースで、自分の好きなように作ってもいい」。

私は、家族といる時は栄養バランスや彩り、品数とあまりにもハードルを上げて作っていたんです。でも、簡単なものを作っても、多少見た目が悪くても、作るのが遅くても誰も何も言いません。
「作りたくなかったら、したくなかったら、無理しなくてもいいのよ」
そう言って、たくさん自分を許してあげてほしいな、と思います。

そして、

「ちゃんとしようとしている自分」も、ほめてあげてほしいな

と思います。
冒頭に述べた、物事をちゃんとやろうとする完璧主義(ご本人はそう思えないかもしれないケースが多々あります)は、大前提としてもちろん良いことなのです。
完璧主義である人は、どんな人にも「真面目で誠実」「責任感が強い」「頑張り屋さん」ーーーそんなふうに周りから見られていることが多いのです。
ですから、「めんどくさい」と思う自分も「そんな自分はだめだ」でなく、「そう思うのも仕方ないよね」と思えるようになったら、自然と、「そんな自分だけど、だからこそ、お料理を楽しみたい自分もいる」ことが、現実化し、憧れのホームパーティの頻度が上がる日が近づくと思います。

ご相談ありがとうございました🌸


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