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人は、どんな人に魅力を感じるのか?

「この人と一緒に仕事をしたい!」「こんな人とお付き合いしたい!」ーーー多かれ少なかれ、そう思われたい、というのが人情だと思います。もちろん、私も。
この「人が他人に対する魅力や好意、嫌悪などの感情」についての大学の講座での学び、そして、それをどう活かすか、私なりの感想と気づきをつづってみました。興味があれば、お付き合いください^^


(1)大学で学んだこと

■まとめ
「魅力はその個人が持つ特性だけでなく、評価する側の要因や状況要因にも影響を受ける」
という講義内容でした

■内容
①好まれる性格は、「信頼できる」人

 出典:Anderson(1968)による555の性格特性の好意ランキング
 →人の特性、555個も表現があるのか・・・びっくり。いや、少ない?!

②他者が自分に好意を持っていると、自分もその他者に好意を持つようになる(好意の返報性)
 他者から好意や尊敬を得ることにより自尊心や満足度が高まるため
 ※しかも、だんだん好意的に変わっていった相手の方がよりその傾向が強い
 出典:Aronson&Linder(1965)の研究
 →ギャップ萌えって、こういうことなのかしら・・・?

③快適な環境で会った人物の方が好意度は高まる
 出典:Griffitt(1970)の高温多湿の部屋での人物評価研究より
 →そりゃそうか、と思うが、逆に言うと、環境の要因って大きいなぁ

④自己評価が落ちたときに、他者に魅力を感じやすい
 出典:Walster(1965)のウソの性格検査後のナンパ実験研究より(うその性格検査で「あなたは未熟!」と診断された後に、異性に声をかけられた後の自己評価の研究)
 →うその性格検査って…><

(2)日常生活で何を心がけて、どう活かすか

せっかく時間とお金をかけて得たこの学び、「ふーん」だけではもったいない。
・共通点を探す!そんなコミュニケーションを心がける。「相手(の会社)に興味を持って質問する」(好意の返報性の法則より)
・特に婚活での初対面の時や、初めての接待などの場において、場所や環境を選べる状況であれば、「雰囲気の良いお店」だけでなく「駅近」や、なるべくお相手のテリトリーの場所を選ぶのが望ましい。(環境って大事!の実験結果より)おもてなしの気持ちは、きっと、伝わる♡

(3)感想

随分昔の実験だけど、人を魅力的に思う気持ちのメカニズムは変わらなさそう。
確かに、失恋直後の合コンは、「男性陣、神メンバーかよ♡」と思ったなぁ(笑)私のオーダーを代わって店員さんに伝えてくれるだけでも「優しい!」、浮かない顔を私に話しかけてくれて、やさしさをしみじみと感じれて。感情が敏感になって、相手の男性のやさしさに気づきやすい。「自分に向けられたやさしさが当たり前ではないことに気づく」これが失恋のメリットの一つだと思う。
にしても、ナンパする実験もあるなんて!!私も被験者なら、「こいつ、単純!」って思われてるんだろうなぁ…(笑)

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