題名5: 冥界(あの世)は琉球もエジプトも一緒
沖縄県公文書館 > 資料紹介 > あの日の沖縄 > 【季節の話題・夏】旧盆より参照
旧暦7月13日から15日は旧盆です。沖縄では旧盆はとても重要な年中行事です。 盆の入りである13日は「ウンケー」と言い、あの世から祖先の霊をお迎えする日です。
14日は「ナカヌヒ」(中日)、15日は「ウークイ」、祖先をあの世にお送りする日です。
この三日間、お中元を携えて親族を訪ね、仏壇に線香を上げる人、それを迎えてもてなす人、どちらも忙しく過ごします。
ウークイには、仏壇のある家に親族が集まって祖先の霊を送ります。旧盆は親族の絆を実感する機会でもあります。
旧盆用の買い出しは、いまも昔も大仕事です。
しかしあの世てあるの?。と言う人はいませんか
目に見えないから漠然とした感覚になるのも当然です。
今回はこれをとりあげたいと思います。
まず冥界とは
冥界(めいかい/みょう(みやう)かい[1])、冥府(めいふ)、冥土(めいど)、あの世(あのよ)は、死後に行くとされている世界のこと。霊魂が行くとされる世界のこと。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
沖縄でのあの世について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
海の彼方のニライカナイはどこにあるのか
ニライカナイは、沖縄県や鹿児島県奄美群島の各地に伝わる他界概念のひとつ。理想郷の伝承。奄美ではネリヤカナヤとも呼ばれている。
概念[編集]
遥か遠い東(辰巳の方角)の海の彼方、または海の底、地の底にあるとされる異界。
1,豊穣や生命の源であり、神界でもある。
2,年初にはニライカナイから神がやってきて豊穣をもたらし、年末にまた帰るとされる。
3,また、生者の魂もニライカナイより来て、死者の魂はニライカナイに去ると考えられている。
4,琉球では死後7代して死者の魂は親族の守護神になるという考えが信仰されており、後生(ぐそー:あの世)であるニライカナイは、祖霊が守護神へと生まれ変わる場所、つまり祖霊神が生まれる場所でもあった。
5,上記のように、ニライカナイは複合的な観念を持った楽土であるが、この概念は本土の常世国の信仰と酷似しており、柳田國男は、ニライカナイを日本神話の根の国と同一のものとしている。
6,なお、琉球では他の他界概念として、権威を守護する神々の神界としてオボツカグラを想定していた。
信仰上の他界概念を水平表象と垂直表象で論じた折口信夫は、ニライカナイを水平の、オボツカグラを垂直の他界と指摘している。
ニライカナイ信仰は、沖縄県や鹿児島県奄美群島の各地において、伝統的な民間信仰の主要な要素である。
あの世がどこにあるかは、エジプトのピラミッドを知るとわかる。
題名4ギザの大ピラミッドの通気孔を参考
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
王の間と女王の間には、それぞれ南北に20cm角ほどの通気孔と呼ばれる細い斜坑がある[22]。
4つの通気孔はライナー・シュタデルマンとルドルフ・ガンテンブリンクによって、
紀元前2450年頃の星に照準が合わせられていることが明らかになった。
それによれば、王の間の南はオリオン座の帯のアルニタク、王の間の北は竜座のα星ツバン、
女王の間の南はシリウス、女王の間の北はこぐま座のベータ星のコカブに向かっている[40]。
彼らの仮説では、一般的なピラミッドにおいて地下に設けられている玄室から入口への上昇通路は王の魂が空へ昇るための通路も兼ねているが、
大ピラミッドでは題名4-1入口より高い位置に王の間と女王の間があるため、
別途に設けられた魂が昇るための通路だとしており、最も有力視されている[27][40]。
古代エジプト王たちはオリオン座の帯のアルニタクを冥界の地と考えていた。このアルニタクが琉球のニライカナイと同じ位置になる。
星座早見表に黄金比率の長方形をかいてみた
宇江城城跡とカノープス間を1.618とした黄金長方形。
黄金比とは
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
キャド図で作成の黄金比の長方形
宇江城城跡とカノープス間を1.618にした黄金比の長方形です (赤線)
緑線が黄金螺旋になります
黄金螺旋の宇江城城跡からダビデの星の寅点あたりまでは星座早見盤の水平線ラインとほぼ一緒のラインですね。
青実線は宇江城城跡から螺旋のA点を結んだ線になります。線上に外地島(慶良間諸島)の南端があります。次回の例題5-1で触れたいと思います。
オリオン座の帯のアルニタクとA点がちょっとずれてはいますが いかがでしょうか。北極点の位置のずれを考えれば許容範囲だと思います。
ついでに ウルトラマンの生まれ故郷のM78星雲も近くにあります。
今回は以上です。