古い建物の梁に見る無数の丸いポツポツ
こんにちは。
防虫ライターの丸永(マルエイ)です。
本日のテーマは「古い建物の梁に見る無数の丸いポツポツ」というお話。
古い建物の梁には無数の丸いポツポツがあります。
このように梁には無数のポツポツがありますが、これはシロアリの被害ではありません。
これはキクイムシの被害です。
丸の大きさは虫によって異なりますが、このように黒光りしている梁の場合はキクイムシが多く、何も施されてない木にはマツクイムシが多く発生しています。
このような古い梁に使われている木は松の木が多く使用されているため、乾燥するほどに硬くなります。
またこの黒光りした色は煤が染み込んだ色で防虫効果があります。
むかしのように建物内に竈門(かまど)があり家中を毎日燻している場合には防虫効果はありますが、竈門がなくなり燻さずに放置しているとこのようにキクイムシのポツポツ被害が増えていきます。
またこの建物では微量な雨漏れをしていたようで、梁にシロアリの食害痕も確認できます。
こうなるとキクイムシとシロアリのダブルパンチにより、梁の強度は一気に低下していきます。
キクイムシの被害は木材の表面に集中しますが、そこにシロアリが加わるとリフォームを余儀なくされてしまいます。
梁のポツポツだからと安心してはいられません。
雨漏れはしてませんか?
よく天井を見てシミがないか確認してください。
雨漏れを放置しているあなたの家にはキクイムシとシロアリが発生しているかもしれません…
本日も一読くださいましてありがとうございます。
またお会いしましょう。
バイバイ‼️
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