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2月の2枚

こんにちわ。FM-U1です。

2月は珍しくアルバムを2枚買いました。
CDでないダウンロードなので2枚じゃなくて2作品?2つ?
数え方難しい。長年CDだったので2枚が数えやすいのでこれでいきます。

1枚目はずっと楽しみにしていた、
LOVEBITESのニューアルバム「Judgement Day」。
2枚目は以前から少しずつ読んでいる書籍「現代メタルガイドブック」(ele-king books)で一番興味があった、
MESHUGGAHの「Nothing」です。

LOVEBITES - Judgement Day

フルアルバムとしては約3年ぶり。メンバーチェンジを含めた活動休止からの「復活作」だけに、かなりアグレッシブに仕上げてきたというのが第一印象。

従来のファンは1曲目〜3曲目の流れを聴けば「よくぞ帰ってきました」という思いは強まるだろうし、初めて彼女達の音に触れる人も、スピードナンバーやライヴで歌いたくなる7曲目など全編通して聴けば、彼女達ならではのメロディックなヘヴィメタルに必ず魅了されるはず。聴き込むとRAINBOWもMEGADETHも聴こえてくる普遍的なメタルの魅力にも溢れています。

前作「ELECTRIC PENTAGRAM」はバンドの士気と豊かな音楽性が見事に結実した幅広い曲調の傑作だったので、もう少しいろんなタイプの曲も聴きたかったのですが、今回は復活作なのでこれでよし。まだまだ曲を隠し持っていると思うので、次回作以降に期待します。

彼女達の2019年ツアーTシャツ。ラスト「Under The Red Sky」で大合唱。楽しかった。オモテのトランプとウラの剣のモチーフで家族からは「仮面ライダーブレイドTシャツ」と呼ばれている(笑)。


MESHUGGAH - Nothing

「現代メタルガイドブック」でも「注目すべき10アーティスト」に選出され、「2000年代以降の音楽における最重要グループの1つ」と評されている彼ら。
音楽は楽しむだと、ついつい好きなオールドスクールメタルを聴いてしまい、以前の新たなバンドを探す探究心みたいなものが少なくなっていた今日この頃。
そんなに注目されているならと、リフ構成が面白いとのことなので聴いてみました。

8弦ギターを使ったヘヴィなサウンドから放たれる割とリズミックなリフ。それに絡むようで絡まないタイトなドラム。ガナるヴォーカル。いろんな展開を見せながら進む音空間には、従来メタルの魅力であるキャッチーな要素、合唱パートやメロディックなギターフレーズは無く、激速スラッシュパートもなし。
ただ聴いた感触は明らかにメタル。時折切り込んでくるギターソロは微妙にコードを外しているようなちょっと浮遊気味の珍しいフレーズで、妙な不安感を醸し出していて、アルバム全体通して聴くと、サイコスリラーの映画を見たような感覚を思い出す。

ただキャッチーな要素がない分、聴きどころを無視して延々と聴けるようなヘヴィなアンビエントメタルミュージックだと思います。
以前の僕なら聴きどころがないので敬遠すると思いますが、少し前に同じele-king booksのアンビエントミュージックに関する書籍も読んでいたので、環境音楽やアンビエントも少し聴いていたので、MESHUGGAHのような音楽にも一定の理解を得ることが出来たのかなと思います。

記事に出てきた書籍2つのリンクです。

「現代メタルガイドブック」はメタル周辺の音楽にも興味ある人は凄く参考になる書籍でおすすめです。

今日はこの辺で。またお会いしましょう!





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