初老なお洋服日記 2.12〜18
2月12日(月)
朗読会を終えて、
翌朝には、
リアルワールドに着陸し
パートへ。
最近では、
刺繍の先生をやりながら
パート勤務
イラスト描いたり
アクセサリーを作りつつ
パート勤務
など、の、お友達が多い。
好きなことへ常に努力しつつ
朗らかさを忘れず、丁寧に働き、
高齢の家族のケアにも
逃げることなく向き合い
そこでも、手やこころを
惜しまない初老女性たちは
庭の植物さんたちみたいに、
光合成しているのでは?と思ってしまう。
ジブンでジブンを活かすこと
これができることが魔女のハジマリ。
(もうひとつのハジマリは
孤独を得て知らず若くなること)
2月13日(火)
パート先は、昨年、
社員のひとが3人辞めて
その一方で
新しい社員の方が、ひとり
今年になって、
ひとり、入ってきた。
わたしはいつのまにか、
5年も働いていて、
今年で、6年目だ。
単純に、人数が減っている分
パートの身であっても
出来ることを、増やしていきたい
と、思う。
高齢化社会で
政府なぞは、70歳80歳でも
働こうー、と旗を振るが
その年齢まで
最低賃金のパート職を
勤めさせてもらえるか、は
予想が、ムズカシイ。
若い女性がやる仕事では無いか?と、
判断される日もあるやもしれない。
あなたに働いてほしい、と
引き続き、言っていただけるよう
直向きに努力をしたい。
2月14日(水)
わたしは、いま、
髪に関しては、
白髪染めだけをしている。
厳密にいえば、
白髪染め➕トリートメント➕前髪カット
だけを、25日弱に一度している。
値段は、税込6,000円から
7,000円くらい。
その美容室は、
白髪染めに特化しているので
カットなどは
ジブンからお願いしないかぎり
勧められないので
そんな風にしている。
それまでの2年間は、
カットはもちろん
白髪を染めて、メッシュ、
ローライトなど入れ
頭皮マッサージなどもやり、
ひと月強ごとに
2万円から2万5千円かかり、
髪に関しては《おしゃれ風》
ではあったが、
なんとなく、お金を使い過ぎて
疲れる、ような気がしていた。
育毛のためのスプレーや
オーガニックなオイルやワックス、
カラーが長持ちする紫シャンプー
美容室の方が薦めるものを
素直に使っていた。
髪のためには
よかったかもしれないが、
やっぱり、
お金を使い過ぎているような
気がしていた。
が、ある日
ぷつ、とやめてしまった。
今は、シャンプーはメリットで
リンスもメリットで、
伸ばしっぱなしの髪を
(モロモロをやめたころが
ツーブロックのショートだった。
かたちを整えるため、
最初の一年は、
近くのカットハウスで
3ヶ月に一度くらい
切ってもらったりしていた)
きゅう、と結えて
暮らしている。
あと、5、6センチくらい伸びたら、
カットのみのオーダーで、
数年ぶりに、おしゃれな
美容室に行ってみるつもりだ。
2月15日(木)
パートの日。
如月の春めく日が続くと
白が着たくなる。
花粉症がようやく治まり
(カラダがすこし慣れたらしい)
黒の厚手タイツが重たく感じる。
2月16日(金)
父の病院の付き添いの日。
父は、重い障害に加え、
水疱症という疾患も出てきて
病院へ行く頻度が増えてきた。
笑顔で、とジブンに言い聞かせ、
アパートを出る。
病院での待ち時間は、
父が眠っていたので、
江國香織さんの
ホリーガーデンの続きを読んだ。
この小説は、
tearoomへ行って、
ちいさなお菓子を頼んで
お茶が来るまでのあいだ、読む
みたいな、感じで
すこしずつ、読むのが良い。
果歩が割った、
ティーカップたちのカケラを、
わたしも持っているような気がする。
いつもより、
早く診察が終わったので、
花屋さんに寄って、
いくつか春苗を買う。
2月17日(土)
20日ぶりに庭へ行く。
夫が、車で連れて行ってくれるので
楽で、うれしい。
休みの日は、より好きな服で、
可愛い指輪もつける。
ブローチも指輪も
たんぽぽをイメージして。
2月18日(日)
庭では、水仙が
ぱあっ、と、白いランプが
並んで点いているように、咲いていた。
贅沢に摘んで、夜7時ごろ
アパートへ戻った。
庭では、
金曜日に買った春苗を植えたり、
枯れた箒草を刈り取り
新しい2本目の箒をつくったりした。
昨年2023年の庭のキロクは、
noteで、文字と写真でしたが、
今年2024年は、youtubeで
キロクすることにした。
🕯️タイトルは、
《るすばんガーデン》
通いの、遠距離庭仕事なので、
留守番させている庭、という意味だ。
動画編集は難しく、
時間がかかり、かつ
非常にヘタクソだが、
キロクとしてやっているうちに
上達する、と、信じて
陽気に投稿することに、する。
来週へ続く。