イギリスのLGBT政策の転換についてまとめ
2020/5/1
平等大臣のリズ・トラスがイギリスの団体が行なっているジェンダー・イデオロギーを含む小学生向けの教育内容を批判。
「これは政府の政策に沿っていません。文書の表紙に掲載された英国政府平等省のロゴを外すように求めました」
2021/5/23
英国の平等監視委員会が、ストーンウォール(イギリスの大手LGBT活動家団体)と手を切った
(上記記事の日本語訳)
2021/5/31
平等大臣のリズ・トラスが全ての政府機関がストーンウォール(イギリスの大手LGBT活動家団体)のプログラムからの撤退を指示
『平等大臣のリズ・トラスはトランスジェンダーの権利を巡る論争を受け、全ての政府部門にストーンウォール雇用計画から撤退するよう求めてる。
国際貿易大臣でもあるトラス氏は、政府機関は平等グループが運営する多様性擁護計画から撤退すべきと考えてると当局者に語った』
2022/4/6
英国首相ボリス・ジョンソンが、親権の制限を伴う「ギリック能力テスト」を批判
※ギリック能力テスト
: 判断能力試験。子どもが医療に同意する能力をテストする。これに合格した子どもは、親の同意無しに、任意の医療措置を受ける権利を得る。
ギリック能力の詳細はこちら
2022/7/4
イギリスが男女別トイレの設置を義務付け
2022年7月にイギリス政府が「新しく建設する公的建造物は男女別のトイレを設けることを義務付ける」と発表した。
2023/2/15
ジェンダー・セルフID制度の法案をきっかけに、スコットランド首相のニコラ・スタージョンが辞任
2023/3/22
アイルランド首相が「生物学的男性は女性刑務所に収監されるべきではない」と答弁
アイルランド首相が
「生物学的男性を女性刑務所に収監すべきと思いますか?」
という質問に、
「いいえ、率直に申し上げてそうは思いません」
と返答。
2023/4/5
ケミ・バデノック平等大臣が、女性の法的保護のために平等法の書き換えを検討していると報道
ケミ・バデノック(英国女性平等大臣)は、平等法を書き換えて、同性間の空間にいる女性の法的保護をもたらすことを計画している、と報道。
2023/4/18
男子校や女子校にトランスジェンダーの学生(法的性別と異なる性自認を持つ生徒)を受け入れないことを許可
2023/5/20
スナク首相が包括的性教育の見直しを提言
リシ・スナク「私は過激な性教育から子供たちを守ります」
2023/5/26
英国自転車競技会が「トランスジェンダーを名乗る男」の女子大会出場を却下。
2023/10/1
イギリスの与党である保守党が、生物学的性別に基づいた政策に舵を切っていると報道あり
イギリス政府が公的機関によるジェンダーデータの収集に関するレビューを開始。
このレビューは6ヶ月間続き、UCLの社会研究所の研究責任者であるアリス・サリバン教授が主導。
性別とジェンダーに関するすべての公的機関による研究と統計の収集を分析し、最後に具体的な勧告を行う予定。
2023/10/3
スティーブ・バークレイ保健長官や内務大臣スエラ・ブレイバーマンが女性スペースへのトランス女性の立ち入りを制限する方針を発表
スティーブ・バークレイ保健長官が
「すべての患者のプライバシー、尊厳、安全を尊重するために、英国保健サービスの規約を変更する」
「同性に親密なケアを提供してもらいたいという患者の要望が尊重されるよう約束する」
と発言。
英国内務大臣スエラ・ブレイバーマンも、女性スペースにトランス女性の居場所はないと明言。
また、性犯罪者が名前や性別を変更することを生涯禁止することを発表。
2023/10/3
内務大臣スエラ・ブレイバーマンが、性犯罪者が名前や性別を変更することを生涯禁止することを発表
2023/10/4
スナク首相が「男は男、女は女。それが常識だ」とスピーチ
2023/10/13
スナク首相がジェンダー・イデオロギーに決別するスピーチをした件について、Newsweekがスナク首相を支持する記事を掲載
「スナクの生物学的真実の発言は、世論によって力づけられている。最近の英国の社会的態度調査では、常識への潮流の転換が明らかになった。英国の成人のわずか30%が、誰かが出生証明書の性別をオンデマンドで変更できるべきだと考えています」
イギリスの現状が非常によくまとめられていて、わかりやすい。
資料(PDF、Word、Excel)
政策転換の一覧表(1ページ)
詳細資料(一覧表+各種資料 47ページ)