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あれこれのつめあわせ
初空港探検
去年の11月、海外に行く家族のひとりを見送るために、羽田空港に行ったことがあった。
僕はこれが生きててはじめての空港だった。
あのとき、いろんなわくわくでいっぱいだった。
(たぶん海外に行くひとよりわくわくしてた)
いきなりびっくりしたのは、サーティワンアイスクリームの自販機があったこと。
はじめてみたからめっちゃわくわくした。
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高いけどパチパチしておいしかった
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空港のなかに入ると、とにかくでかかった。
ひともめちゃくちゃいるし、建物もめっちゃすごくて、さすが東京の国際空港だなって思った。
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そのあと国際線のターミナルに向かったけど、
そこからは怒涛のびっくりラッシュだった。
ダイジェストでどうぞ。
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(つい最近、domesticは国内の家庭のっていう意味だと知った、それまでなんか凶暴でこわいイメージだった)
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まじのおしゃれさんじゃん!(あこがれ)
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一家の兄として、そしてひとりのひととして、
こころのなかで海外にひとりでいく家族の思いの強さと夢への意思をすごいなって尊敬しながら、笑顔で検査場まで見送った。
家族の乗ってる飛行機を見送るために、展望デッキに出た。
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そのあと無事に飛行機は離陸して、めっちゃたかーいところまで飛んでいって見えなくなった。
残った僕らは朝ごはんを食べてなかったから、空港のなかで何か食べようかなってなったけど、人が多すぎて病気がうつるのがこわかったから何も食べないで早めに帰った。
帰りのサービスエリアでたべたポテトがおいしかった。
空港は、なんだか夢がいっぱいの、わくわくパークだなって思った。
年始に羽田空港で事故があったりしたのはびっくりしたけど、改めて考えると空港の業務や飛行機の管制、サービス、仕事に関わってるひとって本当にすごいんだなって実感した。
あと、最近から空港が舞台のドラマもはじまった。
あのシリーズのドラマは設定とかストーリーにめっちゃはまってるから、これからどんな展開になっていくのかが楽しみ。
しばらくは、空港から目が離せそうにないな。
さむいけど、あったかい
この前の年末年始は、なんだか今までで一番充実していた気がする。
もちろん時間の多くを共通テストのための勉強に割いたけど、それ以外にもいろんなことがあった。
とくに、受験真っ只中だからわかる、ひとのあたたかさみたいなのがこころを満たしてくれた。
毎年、小学校のとき担任だった先生(いまは教頭先生)
が、僕宛に年賀状を送ってくれる。
というのも、僕の母さんがその先生と大学時代おんなじ大学のおんなじところで勉強してて、それから友達になって、………みたいな縁で。
その先生は僕が小学5、6年生のときの担任の先生で、今でもけっこう教えてもらったこととかひととしての考え方とかが影響してるぐらい、僕が人生のなかで尊敬するひとのひとり。
そんな先生から、受験のなかの僕にひとこと、
「夢に向かってがんばってね」
ことばのあたたかさが、とってもしみた。
お返事というか、いつも自分からも年賀状を出してたけど、今年は忙しくて忘れてたから、すぐに書いて送った。
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絵でほっとしてもらえるといいな
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初心者だけどがんばってかいた(みてみて)
年が明けてからは、中学校のときの友達から新年のあいさつが来たりした。
その友達とは去年の夏休みに久しぶりに会って、
最近のいろいろとか将来のこととかを話した。
彼は料理人になりたくて、高校を卒業したあとは
旅館で料理の仕事に就きたいと言ってた。
彼は彼なりに自分の将来を考えて、進む道を見据えていた。
僕よりもちゃんとしてるし、すごいなってそのときに思った。
受験が終わったら、年明けのあいさつが僕に安心と
将来を決める勇気をくれたことを、直接会って伝えたいな。
僕はコロナとかインフルが心配だったので、代わりに家族が初詣に行ってくれた。
ついでにおみくじもひいてくれた。
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改めて思うと僕は家族にも支えられてる。
初詣やおみくじだけじゃなくて、家のいろいろやご飯も助けてもらっている。
家族だから当たり前、なのかもしれないけど、こうした時期にサポートしてくれるのは、よーく考えるとほんとにありがたいことだな。
ひとのあたたかさは、どんなにさむい季節でもこころをほかほかにしてくれる。
受験が終わったら、僕が今度はあたたかさを誰かにあげたい。
へんなおじさんのおもかげ
大晦日、志村けんさんの公式ラインを登録した。
なんの脈絡もないけど、その公式アカウントの存在を知って、気になったからすぐに登録してみた。
下の画像はそのときのやりとりの一部です。
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志村さんはもういないけど、ここには志村さんが、あの変なおじさんがのこっている。
テレビで見ていたあのままの志村さんが、それはほんとうの志村さんではないけど、たしかにあの志村さんがそこにはある。
なんというか、志村さんのおもかげなのかなって
思った(実際のところは機械なんだけど)。
おもかげと会話するのは、なんだかたのしい。
ぼくのゆめ
僕には、いまいちばん大切にしたい友達がいる。
それは、おんなじクラスのAくん。
彼とは年末に図書館に行って一日中勉強したり、年が明けてから真っ先に電話でしゃべったりした。
本人に許可はもらってないけど、ほんのちょっとだけ、僕からみたその彼のことについて書きたい。
Aくんとは、高2のときからおんなじクラス。
彼は運動もそれなりにできて、勉強もできる。
そしていろんなひとに知られていて、好かれている。
それは誰にも分け隔てなく優しいからで、目は少しツンってなってるけど物腰柔らかで落ち着いて、話してるひとがリラックスしやすいからだと思う。
いうならば、おちつきやわらかイケメン。
こうしてみると、僕とは正反対だなあ。
彼とは2年生のときはあまり話さず、体育祭のときにバレーボールでいっしょに出たりとか学園祭のときにクラスの出し物の同じ準備のグループになったりとかで、話す機会と会う機会はなんかあったけど……みたいな間柄だった。
なんか変わったのは、3年生になるとき。
クラス替えが発表されて、自分のクラスをかくにんしたとき、Aくんのクラスもちらっと見た。
そのときに、なんでだかわからないけど、
「いっしょのクラスでよかった」って思っている
自分がいた。
そのあと3年生になってから、だんだん彼と仲良くなりたいなって思うようになった。
話しかけたりして嫌に思われないかな、邪魔にならないかなって不安でしょうがなかったけど、僕からいかなきゃ何も始まらないと思い、勇気を握りしめながらAくんに声をかけて、ちょくちょくはなした。
元はといえば最初は彼から話しかけてくれたから、
そのありがたさを僕からも返してあげたい、そう考えて、1日1回は話しかけた。
それからは僕なりの精一杯で、お昼いっしょに食べようってさそったり、前よりももうちょいしゃべったりするようにした。
そして今、いっしょにお昼ご飯を食べたり、自習のときに勉強したり、帰り道の途中まで自転車で走ったり、いつもじゃないけど休みの日に勉強する仲になれた。
いま思うと、考えられないことだ。
僕がこうして誰かとすごい仲良くなりたいって思って、自分からその人のところへ行って、自分に正直になって折れずにそれを続けるなんて、ぼっちの僕には到底できっこなかったことだから。
彼といると、なんだか頭がふわふわする。
気張らないで気持ちをゆるくして、彼としゃべることができる。
彼のやさしさとやわらかさは、たのもしさとかっこよさは、とってもここちよくて、あたたかい。
それも彼の魅力のひとつで、みんなが惹き付けられるものなんだなって思う。
そして、こころがどきどきする。
彼のことをもっと知りたい、彼の隣にもっといたいって思う。
独占はできっこないから、彼の気持ちを大切にして、例えそれが僕の望みたくないものでも、彼が望むならそうしたい。
彼をほんとうに尊重して、今よりもうちょっとだけ、ここちいい距離感を見つけたい。
それが、今のぼくのゆめ。
高校生活はもうほとんど時間はない。
限りある時間を大切に、せめてその日が終わるときに「生きててよかった」って思えるように、
僕らだけの青春を、彼との青春をつくりたいな。
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ぎゅっとすると、むちゃあんしんした