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小陰唇縮小、やってみた②。手術後のリアルな日々
はじめまして、もしくはまた見てくださって嬉しいです。
赤らら子と申します。
これまで、女性器の一部を切る小陰唇縮小手術を受けるきっかけ、手術体験について書いてきました。
今回は手術後の経過について書いていきます。
最初に結論言ってしまうと、思ったほど痛くないし、辛くないです。
現代の医療ってすごいんだなー、人間の回復力ってすごいんだなーと、感心が止まりませんでした。
「痛くないの?」術後の意外な感覚と日常生活
手術が終わった直後、まず感じたのは「ちょっと熱っぽい違和感」。
麻酔がまだ効いている状態だったので、痛みはゼロ。
だけど、傷がある場所を意識するとやっぱり少しヒリヒリするような…。
驚いたのは目が覚めると、下着と固定用のガードルを履いていたこと。
あれ、私、下半身は何もつけていなかったはず…。
麻酔で寝ている間に、看護師さんたちが着せてくれていたのだそうで。
寝ている人間に着せるの大変だったろうに…恥ずかしさもあるけど、看護師さんたちに感謝!
手術後は俵状ガーゼとガードルを着用して、陰部の圧迫。
休憩室のようなところで30分くらい様子を見て、止血状況を先生がチェック。
問題ないとのことで帰宅。
クリニックから出るとき、ナプキンとガードルを着けて帰宅したのですが、このナプキン&ガードルが術後7日間ほど必需品になりました。
麻酔の影響かふわふわ感が少し残ったままですが、歩行は問題なし。
ここで一つ先生に懺悔するなら、自転車はだめ(陰部を刺激するから)と言われたのですが…最寄駅から自宅まで乗っちゃいました。
だってだってだって、ちょっと田舎だからバスもタクシーも少ないし!
かといって徒歩は微妙に辛い距離だし!!
せめて陰部を刺激しないように立ち漕ぎで帰宅したので、許して欲しい先生。
自宅に戻ったらすぐに横になり、できるだけ動かないようにして過ごしました。
そうしろと指導されたわけじゃないのですが、やっぱり体力を消費していたようで、何もする気が起きない。
スマホやタブレットで映画を見たり、手元に飲み物を置いて、極力立ち上がらなくて済むように準備しておいたのが大正解でした。
我ながらナイス判断。
術後1日目〜3日目:慎重さが大事
麻酔が完全に切れると少〜しジンジンとした感覚がありましたが、処方された痛み止めを飲むほどでもなかったです。
ただ、歩くときやトイレのたびに傷口を意識せざるを得ないので、慎重に動くようにしていました。
トイレ行くたびにウォシュレットを使用。シャワーも翌日からOKと言われていましたが、傷口に直接お湯が当たらないよう注意。デリケートゾーン専用の洗浄液を使って優しくケアし、清潔を保つよう努めました。
基本的に痛みはないのですが、トイレの時は若干沁みる感覚はあったかな〜。
「普通に生活できる」とは言え、ソファやクッションを使いながら座る体勢を工夫したり、動作をゆっくりにしたりと、小さな工夫を頑張っていました。
術後1週間目:少しずつ楽になる
1週間経つ頃には日常生活が楽になりました。
出血も術後2〜3日でだいぶ少なくなってきて、この頃にはナプキンが不要になるくらいほとんどなくなり、歩くときの違和感もだいぶ減ってきました。
なんでも陰部は血流が良い部分で、傷口の塞がりも早いんだそうで。
ただ、まだ傷が完全に塞がったわけではないので、ストレッチや激しい運動は控えて、通勤や買い物など、軽い外出を楽しむ程度にとどめました。
ちなみに私は溶ける糸で縫合してもらっていたので、抜糸はしていません。
それも早く楽になった要因なのかもしれません。
ちなみにちなみに、性交渉は一応術後一週間経てばOKだそうです。
ま、そんな予定も相手もおりませんので、私には無用の長物情報ですが!
ビフォーアフター:想像と現実
術後1ヶ月が経つ頃には、まるで何事もなかったかのように普通の生活に戻っていました。
鏡で確認するたびに「自分の体にこんな変化があるなんて」とちょっと感動。
局部を見るたびに私の一部が“なくなった”んだなと。
前は、ぴったりしたジーンズを履くときに「擦れて痛いかも…」と不安があったのですが、今ではそんな心配はゼロ。
歩いても下着と擦れることがないので、身体的な快適さと共に精神的にも軽くなった気がします。
改めて「自分の体を知ること」の大切さを実感した気がします。
同じ悩みを抱えている方が、少しでも前向きに自分をケアするきっかけになれたら嬉しいです。