![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/119244926/rectangle_large_type_2_ecc9349b9d6a7797469bf9618e48facd.jpeg?width=1200)
【遊戯王】ティンダングルと自主退場可能なリンクモンスター
皆様こんにちは 黒烏賊と申します
様々なカードやギミック等をティンダングルの視点から見る記事、第四回となる今回のテーマは『自主退場可能なリンクモンスター』となっております。
EXモンスターゾーンを空けることに意味があるティンダングルにおいて、退場役として使いやすいリンクモンスターを紹介していきたいと思います。
ティンダングルを基本から知りたい、という方がいらっしゃれば先にこちらの記事をご覧下さい。
また、こちらのページの幻獣魔王バフォメットを使った展開について他のパターンを追記しましたので、もし興味があればご覧ください。
前書き
さて、この記事をご覧の方ならご承知のことかと思いますが、ティンダングルにおいてEXモンスターゾーンを空ける意義は『ティンダングル・ドロネー』の墓地効果にあります。
自分のターンに発動して展開に使えるのは勿論ですが、あらかじめ発動条件を満たしておくことで墓地除外を回避できるのも重要なポイント。
能動的にEXモンスターゾーンを空ける手段を用意しておくと戦い方も広くなりますので、採用していなかった方がいらっしゃればこの記事を参考にしていただけると嬉しいです。
S:Pリトルナイト
リンク素材の緩さと性能の高さが強み。
特に、既にEXモンスターゾーンにいるカードを退かす為に出す場合は、必然的に①の効果発動条件を満たすことになるため強力。
弱みとしては相手が効果を発動するまで退場出来ないことで、自ターンの展開にはやや使いづらく、相手が最初に発動した効果が除外効果の場合は躱すことが出来ません。
アド損が大きいですが、①の効果で自身を対象にすることで無理矢理退場することも可能。
空牙団の懐刀 ドナ
相手モンスターと自身を破壊出来るモンスター。
種族が異なるモンスターを素材に要求しているため、「EXモンスターゾーンのモンスターを素材にして空けたい」という時に向いています。
欠点としてはティンダングル2体では出せないことと、汎用リンクのトロイメア系がティンダングルと同じく悪魔族であること。
閃刀姫―アザレア
場のカードを破壊しつつ自動的に退場出来るモンスター。
光・闇属性を素材に指定しているため、「場のティンダングルを墓地へ送りたいけれどEXモンスターゾーンを埋めたくない」という時に有用。
しかし「EXモンスターゾーンのモンスターを素材にして空けたい」という時には、素材に出来るモンスターが限られてしまうのが欠点の一つ。
また、墓地に魔法が4枚以上あると自主退場するためには自分を破壊しないといけなくなるため、ランダム墓地肥やし系の構築にはあまり向いていません。
魔界の警邏課デスポリス
カード名の異なる闇属性2体を素材に出すことで、フィールドのカード1枚に一度きりの破壊耐性を付けつつ退場することが可能。
「EXモンスターゾーンのモンスターを素材にして空けたい」という時に、素材に出来るモンスターが限られてしまうのが欠点。
自分フィールドに表側カードが無いと相手のカードに耐性を付けないといけなくなるため、永続魔法・罠を採用した構築に向いています。
ミス・ケープ・バーバ
バトルフェイズ開始時に、自身または自身のリンク先のモンスターをエンドフェイズまで除外できます。
素材指定が「モンスター2体」で非常に出しやすいことが強み。
単体ではアドバンテージになる効果が無いので、リンク先の確保や次ターン以降の素材目的など、何らかの有効活用手段があると良いです。
破械神王ヤマ
リンク召喚時に「破械」モンスターをサーチ出来るため、『破械神シャバラ』や『破械童子アルハ』をサーチすると召喚権を使わず退場可能。
手札を捨てる手段があれば『破械神シュヤーマ』でも退場できます。
素材指定が悪魔族2体であるためEXモンスターゾーンのモンスターを素材にする場合には条件が限られますが、汎用リンクのトロイメア系は悪魔族なので比較的出しやすいのが良い点。
自分のカードが破壊されると墓地効果で悪魔族の蘇生&自分のカード破壊が出来るので、『ティンダングル・ハウンド』を蘇生して破壊すると自分のモンスターをリバースさせられます。
魔界劇団スーパー・プロデューサー
お互いのメインフェイズに自分の表側カードを破壊出来るため、自身を破壊して退場することが可能。
別に破壊できるカードがあれば、破壊後のサーチ効果で『魔界劇団デビル・ヒール』をサーチして、プロデューサーをリリースしつつ相手モンスターを弱体化、ということもできます。
「悪魔族含むモンスター2体」という出しやすい素材指定も特徴。
破壊後のサーチは任意なのでサーチ先の採用は必要ありませんが、『魔界劇団―リバティ・ドラマチスト』は相手の場に特殊召喚出来るので、『ティンダングル・ハウンド』での弱体化や『ジェルゴンヌの終焉』の発動条件を満たしたりするのに使用できます。
トロイメア・ユニコーン
リンク召喚時に場のカード1枚をデッキバウンス出来るため、自身を対象にすることで退場可能。
素材指定が緩く性能も高いため退場役割と除去で使い分けることができ、退場役にした場合はデッキに戻るため後から出し直せることが強み。
難点は退場役として使った場合に直接的なアドバンテージを稼げないこと。
ヴァレルコード・ドラゴン
モンスター3体を素材にして出せば、戦闘時にフィールドのモンスターを全て破壊出来ます。
リンクモンスターを素材に含むならより高リンクも出せるため、リバース後のモンスターを素材にして出すのが主な用途。
ネタ寄りのコンボですが、『ティンダングル・ドールス』で『帝王の轟毅』を落とせば、ヴァレルコードの墓地効果で相手モンスターを除去しやすくなります。
アクセスコード・トーカー
自身を除外して破壊効果を発動することで退場出来ます。
効果モンスター2体以上で出せるので、『ティンダングル・アキュート・ケルベロス』を素材に出すモンスターとしても強力。
また、テーマギミックだけでは詰みかねない「スキルドレイン」系カードの突破手段になるため、エクストラに入れておくと便利。
通常のデッキでは苦肉の策的なテクニックですが、ティンダングルなら
「スキドレ下でアクセスコードトーカーを出せる」
「スキドレを割ったあと残ったリソースで戦える」
この2つの条件を満たしているため、比較的現実的な対策手段になります。
世海龍ジーランティス
モンスターを全て除外して再度特殊召喚できるため、EXモンスターゾーンから退くことが出来ます。
その際の表示形式が自由なので、裏側モンスターを表側で特殊召喚しなおして各種素材にしたり、リバース後のモンスターを再度裏側守備表示にしたり出来るのも強み。
破械雙王神ライゴウ
3種の破壊効果全てが自身を対象に取れるため、場を荒らした後に適当なタイミングで退場することができます。
素材指定が「リンクモンスター含むモンスター2体以上」なので、アキュートケルベロスで攻撃→バトルフェイズ終了時にトークン生成→トークンとケルベロスでライゴウ、という流れも可能。
悪魔族なので後から蘇生しやすいのも強み。
後書き
自主退場可能なリンクモンスターをまとめてきましたが、お役に立てる情報がありましたでしょうか。
この記事が皆様のデッキ構築に少しでも役立つことがあれば幸いです。
今後もティンダングルに関する記事を投稿していく予定ですので、機会があればご覧ください。
それではまたどこかで。