見出し画像

フレデリカについて、デッキを考えてみる

どうも、てとらと申します。実績も何もないクソ雑魚初心者ですがカードゲームが大好きでZ/Xを愛してる変態です。そんこんとこよろしく(?)
今回は前回の【右足事変】とは打って変わってそこそこ真面目に考察をまとめていこうと思います。



まずはフレデリカは
①どんなデッキタイプなのか
②どんなデッキが組めるのか
③どんなカードがあるのか

詳しく一つづつ解説していこうと思います。


①どんなデッキタイプなの?

フレデリカの大きな特徴は"展開力"と"ゼクスを移動させることが出来る点"です。他にもバウンスさせたりドローしたりデッキトップの操作も可能ですが、最たる特徴は上記の2点にあるかなと思います。

"""展開力を活かして少ないコストで盤面を形成し、ゼクスの移動能力を用いて相手のPSを攻撃する"""

というイメージが一番近いです。
こう見るとかなり攻撃的な印象がありますが、それを裏付けるように"フレデリカの攻撃時に相手の行動を制限させる"カードがあるくらいです。

めっちゃ強いフレデリカ

しかし、攻撃性が高い分弱点として"受けに回ったらかなりキツい"のも特徴として挙げられます。
フレデリカ自体には相手ターンにて効果的な妨害手段はほぼないです。盤面を埋めるほどに展開したとはいえ、フレデリカ自体は相手ターンに特に干渉はしないのでなんやかんやで返されることもしばしば。
この問題に関しては"ライフを削り切れないならPSにアルクトゥルスを立ててターンを返すようなゲームメイクを意識する""あづみuniteRなどの優秀なドロソでウェアキャットを引き込んでおく"といった感じで、相手のターン中にできる妨害をフレデリカ外からあらかじめ用意すればそれなりに緩和されます。 


②どんなデッキが組めるの?

ざっくりお伝えすると、現状は約束イベントを連打する型が一番強いんじゃないかなーとは思います。
もちろんフレデリカでデッキのほとんどを占めた"純フレデリカ"も組むことはできますが、アークゼクスからの展開の選択肢が決して多いわけではなく、フレデリカだけでは妨害手段を用意できない点が非常に厳しいと思ったので、現状は約束連打に軍配が上がると思ってます。
ちなみに僕が熟考の末組んだのも【パニッシャー寄せフレデリカ】というタイプでした。
レシピに関しては前に書いた右足事変にて載せてありますが、後に欠陥が見つかったのであくまで参考程度にご覧ください。



③どんなカードがあるの?

これからフレデリカのカードプールにはどんなカードがあるのか、フレデリカというカテゴリーにおいて頻繁に見かける名称カードを個人的な評価も添えて確認していこうと思います。
なお、このパートはかなり長めなのでお茶とかコーヒーでも飲みながらご覧ください。
(あくまで個人の意見です。その点はご容赦ください。)



〜フレデリカ 非アイコン編〜



エントリーNo.1

評価:S

アークゼクスであり、間違いなく全フレデリカの中で頂点に君臨するカード。
のちに耳タコなほどアークゼクスという単語がでますが全部このカードを指します。

フレデリカを組むにあたりこのカードの採用は完全にマストで、このカードを出すか出さないかで出力の変化がかなり大きいです。
効果もすごく優秀で、

・下の展開効果の前に手札を捨てるとバウンス効果を持ってるので、"相手のゼクスを処理してから展開ができる"
・展開効果は手札だけではなくリソースからも出せる能力

このように柔軟に相手の場を荒らしながら展開できて、さらにリソースからも出せるためアークから出したい重ためのフレデリカを手札に抱える必要がないのが非常に便利でした。
(※地味に同名も展開できるので手札で嵩張った時リソブ目的でごく稀にやったりしました。プチワザップです)
ただし、フレデリカに重きを置く場合このアークをいかに多く投げられるかがとても重要で、IGやハンデスでこのカードを活躍なくトラッシュに送られればそれだけデッキの出力が落ちると同意義です。結構大事に使いましょう。




エントリーNo.2 

評価:S

現状最強のフレデリカ。アークゼクスは間違いなくフレデリカの頂点ですが、このカードは強さにおいて凄まじいスペックをもってるので評価はSとみてます。
効果は3種類持ってますが全部凶悪です。恐怖の三段重仕様です(おせちかな?)
それでは見ていきましょう。

一つ目の効果は"ゼクスを出すたびにコストが2下がる"といった効果です。IGの成功でもこの軽減はもちろん適応しますし、アークゼクスなどとも相性が非常にいいです。なのでコストは7と書いてありますがこのカードのコストは1です。というかコストを払ってプレイする場合1コス以外で出すことはないほどです。
しかもまさかの軽減する際名称指定がありません。イーノックを出してもコストが下がります。なんで???(大丈夫だ、問題ない)
ゼクスを出せば出すほどコストが下がり、3体出せばフル軽減される様子から僕はこの効果を【フレデリカウント3】と呼んでます。かなり後になりますが後述にて、まさかのこれと酷似したフレデリカが登場するのでその時にも説明します。

二つ目の効果は"フレデリカ名称の攻撃中に相手は手札の起動効果および手札からイベントが使えなくなる"といった、攻撃時に及ぶ妨害効果です。
ゼクステンドドライブや各色原初、除去イベントや約束による妨害をことごとく封じれるのはかなり強力で、フレデリカの攻撃力を象徴する能力の一つかなと思います。
1コストで出てくるのにこれだけの妨害を受けに回る相手に課すのはなかなかエグいです。ほんとに1コスでええのか?と使ってて思いました。

三つ目の効果は"手札を捨てると自分のゼクス2体の位置を入れ替える"能力です。
すっごくざっくり言ってしまうと、手札を1枚捨てれば1点ライフを取れるという能力です。
このカードを出すということはほぼほぼフレデリカウント3を達成しているので盤面には自ゼクスが複数いますし、相手のPSに隣接してない自ゼクスと殴り終わったゼクス を移動させるだけで追加でダメージを与えられます。フレデリカウントといい本当に完結されてる攻撃的能力だと思います。
というわけで個人評価は文句無しのSです。



エントリーNo.3 

評価:B

ハピネスタイム。肉まん食べたくなるね。
主な効果は起動効果で、"手札を1枚捨てると相手のPS近くのゼクスを最大4枚をバウンスできて、2体以上戻したら手札から好きな3コス以下のゼクスを展開できる"といった能力です。
相手のPS横を根こそぎ除去できるので、面を埋めてターンを返した相手のゼクスをアーク→ハピネスで結構壊滅できて即座に攻撃に転じれるのはかなりフレデリカらしい1枚だなと思います。
相手依存ですが、このカードからさらに3コス以下も出せるのでアークゼクス1枚から3面展開もあり得るので非常に強力な効果となってます。

また、IGアイコン持ちのフレデリカの中に"自ゼクスがスクエア間を移動したら自分のゼクスのパワーを2000上げる"というカードもあります。これによりハピネスタイムを何かしらの効果でスクエアから動かすことでパワーを15000まで上げることができ、相手のPSの15000打点になってるオーバードライブを一撃で討ち取れます。
あまりないケースですが覚えておいて損はないかと。

評価Aでもいいくらいに強いのにあえて評価が低めな理由としては、
・アークゼクスから出す前提のカードのため2枚以降は腐りやすく手札で嵩張るとかなりキツい
・手札に抱えても単体で使いづらく基本リソースに置きがちなものの、リソに置くと相手が意識してハピネスタイムの直撃をケアする盤面を心掛けてしまう
・そもそもフレデリカ→ハピネスタイム怖いって感じで盤面を意識されたときこのカードの出力が大きく落ちる
という理由が挙げられます。

以前つゆますくんと対戦した時、見えてないハピネスタイムを異様なまでに警戒されてしまい、僕個人不採用の構築でしたが"ハピネスタイムを採用していたら間違いなく死に札になっていた"のでこわすぎぃ!と思いました(小並感)
つゆますくんはおそらく過去に肉まんにまつわるかなり凄惨なエピソードがあると思いますが触れないであげてください。




エントリーNo.4 

評価:C

アークゼクスの効果から展開する大型フレデリカの候補の一つ。
効果は攻撃時に山上を捲り、フレデリカなら"スリープ"で出してもよく、出さないあるいは出せなければ手札からコスト5以下のフレデリカをリブートで出すというもの。

アークゼクスから出せば合計で3体ものゼクスを展開でき、フレデリカウントの達成も簡単なので展開力に長けた1枚です。
攻撃時に捲る効果もゆたかシフトと相性が良く、デッキトップを操作したのち攻撃すると出したいカードは少しは絞れます。

反面弱点もあり、
・デッキ上から出した場合スリープ状態なので攻撃性が落ちる
・手札から出す場合コスト制限が若干気になる
・攻撃時効果なので一度は相手に優先権を託してしまう

と言った点が挙げられます。
またこのカードも単体では使いづらくアーク全体であり、展開効果もハピネスタイムや他のカードも兼ね備えてますから評価は低めになってます。

……が、のちに説明する"""""黒船"""""の登場により化ける可能性があるので評価が上がる可能性はあります。むむ、どこの小夜曲のことだ??




エントリーNo.5 

評価:B

10周年が一際目を引く1枚。
能力は1コスト払い自分のフレデリカ2枚をデッキ下に置くことでリブートで登場、さらには山上4枚を操作するといったもの。
主な使い方は1コストと2枚のフレデリカを使用して1点ダメージを捻出することですが、IGが連続してヒットしたり、アークゼクス効果で増えたリソースで次ターンに展開を行った際盤面が埋まった時の解消に役立つのも大きな魅力。

フレデリカは自ゼクス同士の入れ替えによる連続攻撃に長けてはいるものの、実は自分のゼクスをスクエアから退ける手段は非常に限られていて、このカードのコストは時としてかなり貴重になる存在です。

出力の発揮がかなり限定的なカードで採用枚数は絞られますが、時折欲しくなる「痒い所に手が届く」1枚だと思います。



エントリーNo.6 

評価:B

タルティニから効果そのままにフレデリカ名称へと転生したカード。
効果は特定の位置にマーメイドが3枚以上あれば手札からノーコストでリブートでスクエア中央に登場でき、さらに1ドローのおまけがつくというもの。
……もう一度言います。

(((((ノーコストで場に出てきます)))))

しかもドローのおまけつきときたもんだ。

フレデリカ名称で(レイドを除き)唯一の0コスで手札から展開できる1枚。
同名ターン1度だけとか出る場所が限られてたりとか色々制約はあるものの、やはりリソースを使わずにスクエア1面を埋められるのは非常に強力であり魅力的な能力だと思います。
しかし、手放しに喜べない点もあり、先述したとおり"今のフレデリカは約束を複数採用した構築が強力で頻繁に見かける"ため、パニッシャーやAP(アウェイクンパニッシャー)が戦場を飛び交う都合上、マーメイド3体用意が時折重たく感じる点が目立ちます。
構築をある程度フレデリカに寄せる必要があるんですが、そもそもターン1しかノーコストで出せないこのカードのために構築を大きく変えるのもどうなのかなと思います。

なお、後に説明する"""""黒船"""""の登場によりこのカードも個人評価はBからAへ昇格します。
"""""黒船"""""……一体どんな小夜曲なんだ!??





エントリーNo.7 

評価:C

個人評価は残念な内容にはなってますが、効果自体はかなりユニークな内容なのでぜひ見ていきましょう。
効果に関しては、
・登場時にリソースのフレデリカ参照で1ドロー+相手ゼクスを1体バウンス
・能力登場時、1ドローor相手のゼクスを1体選びターン終了時まで起動能力を封じる
という2種類の能力を持っています。

注目すべきはお察しの通り、"能力登場時にゼクス1体の起動能力を封じる"ことができる点です。
この効果はPSも対象に取ることができ、厄介な起動効果を持つゼクスを構えられても完封することができます。
もし対象に取りたいゼクスが特にいなければ1ドローをするだけなので意外と無駄にならない仕様になっています。

評価が低い点は、相手をかなり選ぶ点です。
刺さらない対面にはとことん刺さりませんし、このカードの強さは環境に左右されまくる印象なので高評価は現状ないかなと判断しました。

ただPSで強力な起動効果を構えるようなデッキが流行ったらこのカードの評価も上がるので、その都度ごとに関心が寄りそうな1枚ですね。





エントリーNo.8 

評価:S

デザイアリンカー。文句なしの最高評価です。

主な効果は、
・レイド(このターンの間に自分が相手がダメージを受けていれば、起動能力で手札からスリープでノーマルスクエアに登場可能)
・登場時にリンクの配置、また自ターンに登場時リンクがすでに場にあればコストの合計が10以下になるよう相手ゼクスを好きな数バウンス

といったものです。

言うことがないくらいに優秀な効果ですね。かなりスペックの高い1枚と言えます。


レイド効果でこのカードを0コスで展開することが可能なんですが、比較的展開力があり攻撃が得意なこのデッキにとって条件を満たすのは結構簡単です。

また、リンクを一度置いておけばリンクの効果でこのカードはIGアイコンを持つので、相手が盤面を埋めてターンが回って来てもIGでひっくり返せる期待値が生まれるのも大きな魅力です。大体1〜2体のバウンスに留まりますが、バウンスして開けた面にアークゼクスを展開後ミステリアを降臨させ相手の盤面を更地にする動きはかなり強力でした。

アドバンストリガーの存在もあるので出力を最大限高まるべく、このカードはゲーム中に1度は触れるべき存在だなと思います。 




ここまでが、フレデリカデッキでよく見る非アイコン持ちのフレデリカ達です。もちろん他にもフレデリカはたくさんいますが、構築によっては入ってなかったりするカードもあるので度々見かけるカードまでをざっくりと説明してみました。

IGアイコン持ちの説明に入る前に……先ほどから度々"""""黒船"""""と説明したり新たなフレデリカウント持ちと比喩してきた、"これから追加される新しいフレデリカ"達を2種、忘れる前にここで紹介したいと思います。

未発売の新規(2024/7/1 時点)

先月発表されたフレデリカの新規。
特に左の「永遠の小夜曲フレデリカ」に関しては界隈に衝撃が走ったのは記憶に新しいです。
まさに"""""黒船"""""の襲来を彷彿とさせるほどに界隈がざわつきました。まさかの掛け軸での新規ってのもありますが、その能力は凄まじいです。

右のコマンドラマーも相当凄いので、早速この2枚を見ていきましょう。


エントリーfuture  

評価:A

ついに来ました、フレデリカ界の超新星にして黒船たる存在の1枚。

効果は1つだけですがこれがてんこもりで、プレイ登場時に、
・山上3枚を公開して1枚手札へ
・相手のコスト6以上のゼクス1体を手札へバウンス
・リソにフレデリカが5枚以上あれば自身をトラッシュに送り手札から好きなフレデリカを1枚プレイ登場させる

といった感じで、強い効果の盛り合わせセットとなっております。そりゃフレデリカ界隈がざわつくわけで。

リソースブースト無しで3ターン目に動ける点、そしてこのカードからアークゼクスをプレイすることでフレデリカウント3を達成出来る点はかなり強力で、先攻を取ろうものなら手札によっては3ターン目にしてかなり強気に殴り込みに行けると思います。

まさにレボリューション。他のP指定テーマもこの効果を羨むほどです。だってリソブしなくても3ターン目にはアークが暴れ始めるからね。

てなわけでもちろん評価は文句無しのAです!

……Aです、はい。

なんでやねん!って思われますが、個人的にちゃんと理由があるんです。

まず前提認識として、このカードを強く使うためには一つの条件があります。
それは、"最速かつ1番出力が出せる3ターン目の段階でリソースのカードを全てフレデリカで統一しないといけない点"です。
これが達成できないと若干強くなったスタカ程度に落ち着くパワーになります。


Q,毎ターンリソースに置くカードをフレデリカにすればいいだけでは?
↓↓↓
A,初期の山上リソ起きでフレデリカ以外がうっかり落ちたらもはや絶望的、出力が落ちるどころか速度的に負けを覚悟せよ

Q,だったら約束とかウェアキャットみたいな汎用カードを減らしてフレデリカに染めれば?
↓↓↓
A,先攻時なら最速の小夜曲で押し切れる可能性はあるものの、後攻時になると妨害効果がほとんどないフレデリカにとって受けに回るのは厳しく、汎用妨害や約束によるアルクトゥルス展開、オーバードライブなどが採用しずらい点が重くのしかかる

とまぁ、明らかに壊れてるやんーってくらいに強そうに見える小夜曲でも意外とこのリソース参照制約はかなり目の上のたんこぶとなっています。 

しかも3ターン目までに手札にアークゼクスを用意しないといけない点も地味に厄介で、2枚コンボな点も玉に瑕。

ちなみにこの参照値が5じゃなくて「自分が5リソース以上でフレデリカが4以下」だった場合多分壊れてました。調整上手いね🥦

てな感じで、便利で強力な汎用カード達を大幅に削ってまで最速アークゼクスを狙うのはちょっと違うんじゃないかな、という見解の元評価はAとみなしました。

現状この効果でプレイ登場させて明確に強い候補はアークゼクスおよびハピネスタイムくらいなので、今後新しく強力な登場時効果を兼ね備えた大型のフレデリカが登場したら評価はSになるかと思います。




エントリーfuture 

評価:S

続いて紹介するのは新規の2枚目。
評価に関しては…なんとこっちがSと判断しました。

効果は主に2つあり、
・フレデリカウント3
・自ゼクスがスクエアからスクエアに移動するたびに1ドローして、この効果が3度働くと1度だけ自分か相手のゼクスを手札へ戻せる

といった内容です。

ついに来ました、まさかの2種類目のフレデリカウント3持ちのフレデリカです。
1コス展開可能な上に効果も強いとなると流石に文句はありません。

ゼクスの移動効果についてはアウェイクンパニッシャーがそもそも0コスでターン2回までの移動効果を兼ね備えてるので意外と条件は満たしやすく、バウンス効果で同じくフレデリカウント持ちの「フレデリカの恋奏歌ゆたか」を手札に戻すことで1コストからの追撃+移動効果の再利用まで行えます。

先程紹介した小夜曲が「構築に縛られる爆発力」なら、このコマンドラマーは「構築に縛られない柔軟性」かなと思います。




以上が既存のカードおよびこれから出る新規を含めた非アイコン枠の紹介でした。

改めて、個人の見解ですし評価に関して「それってあなたの感想ですよね?」と言われたら間違いないです。
価値観や強さの捉え方は人によってもちろん変わりますし、僕自身見落としてる要素もたくさんあります。

あくまで一個人の"そういうもの"だと思って温かな目で見てくれたら幸いです

ではでは、続きましてアイコン枠について説明します。
これもまたオーソドックスに、"頻繁に見かけるカード"にスポットライトを当てていきます。



〜フレデリカ アイコン編〜


エントリーNo.9

評価:C

シンプルイズベストを体現したのような効果を持つ一枚。
効果は本当にシンプルで、
・出た時1枚ドロー
・自ゼクスが別のスクエアに移動したら自ゼクスを強化

という感じで本当に読み手への理解の配慮が感じられます。(当note執筆者はアルコールで頭がやられてるためこれくらい簡潔な効果はありがたいです。ありがとう🥦)

自ゼクスのパワー上昇効果は先述の"ハピネスタイム"と地味に相性が良く、ゼクスを移動させたのちパワー上昇効果をハピネスタイムに乗せればパワーラインは15000となり、相手のPSにいるオーバードライブ持ちのゼクスを上から取ることができます。

弱点としては、強く使えるタイミングがかなり限られてしまう点です。
個人的に強いと思える場面は、 

・先行1ターン目での手札からのプレイ
・イグニッションフェイズでの登場 

これくらいしかなく、アークゼクスで出す選択肢にはならずあづみuniteRの効果で出すにしてもかなりの妥協ラインです。
手札に来ても真っ先にリソースに置きがちだったので評価は低めです。





エントリーNo.10

評価:C

フレデリカの中でも古参なアイコン枠。
効果は1つだけなものの、実際は2種類の効果を持っているような1枚。

手札を1枚みせ、見せたカードが
コスト4以下→相手のコスト4以下のゼクスを1体バウンス
コスト5以上→2ドロー、その後見せたカードをデッキトップへ

といった感じで、状況に応じて使用したい効果を選べる結構柔軟性にとんだ効果を持っています。

評価の理由としては先述の"魅了の歌声フレデリカ"と全く同じで、"強く使えるタイミングがかなり限られてしまう"点です。
強みはあれど、弱みの方が印象的に強く勝ってしまうような1枚で、IGで捲れたら嬉しいもののドローフェイズで引き込んだりしてしまうともはやそのターンは1枚しかドローしてないのと同義に近いです。……こればかりはアイコンの宿命ですね…
よって評価は寂しいですがCと捉えました。





エントリーNo.11

評価:A

このカードはね、かなり強いよ(小並感)
"右足事変"の際に載せたレシピにはこのカードは採用してませんでしたが、入れない手はないくらいに強いです。
フレデリカ名称のアイコンの中でもかなり上に来るパワーカードだと思ってます。 

効果の方ですが、
・出た時に任意で1枚リソブ、リソブしたならリソースから1枚ゼクスを回収
・プレイ登場したらリソースのフレデリカを1枚リブート

といった感じです。

一見地味に見えますがプレイ登場時効果が非常に優秀で、

・先攻1ターン目にプレイすることで1枚リソースがリブートし、スタカと憑依することで1ターン目から11000打点の憑依アトラスをPSに立てられる
・あづみuniteRでこのカードを出せば実質約束イベントが1コス軽減で撃てたことになる

などといった、痒いところに手が届く1枚になってます。
1枚リソースが起きるのは非常にありがたくて、2種類のフレデリカウント持ちゼクスのプレイコストを賄えるのはもちろん、アドバンストリガーの発動コストにもなるので非常に重宝します。

個人評価はAとなっていますが、単にSに届かないだけであり実際はA評価以上のレベルだと思ってます。A+ですね。







エントリーNo.12

評価:S

アドバンストリガー。
このカードにより出てくるAP(アウェイクンパニッシャー)が文句なしに強いので堂々のS評価としました。

登場時効果もシンプルながら強力で、出た時に1枚ドローとゼクス1体をノーマルスクエアへと移動させる能力。
自ゼクスも相手ゼクスも動かせますし、1ドローも地味に嬉しい。

さらに目玉な効果はもちろん下の効果で、場に自分のリンクがあれば1コスト払い手札のこのカードをデッキ下へ送ることでAPを登場させられます。
APが強いのはもちろんですし、1コストでこれだけの仕事をしてくれるのはコスパ抜群なのに大ボリュームのバーガーキングみたいなもの。(当執筆者は生涯においてバーガーキングへ行ったことがありません。新潟ないのよ、悲しいことに)

IGで捲れても良し、手札に来ても良し。
あづみuniteRの効果でデッキの上5枚を操作後、このカードをトップに添えてドロー効果で引き込みにいくプレイは何度もやるくらいに強力でした。





エントリーNo.13

評価:A

フレデリカ名称ではありませんがれっきとしたフレデリカの一員。
効果は2種類ありますが、実際は3種類ほどあります。

・登場時に相手のコスト3以下のゼクスをバウンス
・プレイ登場時にデッキの上3枚を公開、その中のゼクスを1枚手札へ
・約束のコストで捨てられたら1枚ドロー

といった内容です。
アドバンストリガー同様このカードも手札に来て嬉しいタイプのアイコンで、手札の消費が激しい2コストの約束イベントの手札損失を無かったことにできます。

EXゆたか約束のコストにもこのカードが必要で、相手がリソブするタイプのデッキならこのカードを手札に抱え込むのも結構大事です。
約束イベントを撃つ場合脳死でコストにしがちですが、一応対面のデッキ次第では温存しましょう。

余談ですが、呼び方は人それぞれになりそうなカードですよね。
僕は最初適当に「ながるる〜」って呼んでましたが冷静になると風呂場で溺れそうになってる耄碌老人の一言っぽく聞こえたので歌姫と呼ぶように心がけてます。





エントリーNo.14

評価:B

フレデリカのヴォイドブリンガー枠
効果は至ってシンプル、

・相手のリソースが5枚以上の際、プレイ登場時にデッキの上から3枚公開して、その中の青or緑の4コス以下のゼクスを登場させる

といったもの。
手札からのプレイはほとんどないものの、IGから捲れたら2面展開に繋がったり、あづみuniteRから脅威の3面展開に繋がったりとなかなか捨て置けない1枚です。

このカードがIGでヒットしたらそのままシャナナの降臨へ繋がる点もgood。

また、フレデリカウント持ちのフレデリカ達はなんと"デッキ内でもコスト軽減が適応"されてます。
なのであづみuniteRで仕込むことであら不思議、実質コスト5以上のゼクスを登場させられることもできます。

序盤は実質効果を持たないバニラカードですし、手札に来てほしくはないカードだから評価は低めですが、噛み合えばしっかりパワーが感じられる1枚だなと思います。




いかがだったでしょうか。
以上がフレデリカ名称のIG枠ですが、個人的にはおこさまヴォイスがかなり激アツな見解です。
フレデリカウント持ちが増えれば増えるほど結果的にカードパワーが上がるので、S評価も大いにあり得るかなと思います。

続きまして、フレデリカ専用のEX枠のカードを3枚ほど紹介します。
これに目を通していただけたら大体フレデリカ名称の全容が理解できるんじゃないかなーと思います。





〜フレデリカ EX編〜 


エントリーNo.15

評価:S

フレデリカのアウェイクンパニッシャー
効果は主に2つ、

・1枚引き、任意で手札の1枚をデッキの上から3枚目に仕込める
・1ターンに2度まで自分のゼクス同士の位置を入れ替える

主に2つ目の効果が非常に強力で、盤面にゼクスを用意すればするほどこのカードの移動能力により相手へのダメージへと繋がります。
しかもこの2つ目の効果はターン制限こそついてるものの同名制限はなく、2枚立てたら合計4回も使用できる点もなかなか凶悪。

1つ目の効果もなかなかに捨てがたいもので、1ドローはもちろんのこと手札を山札に戻せる点は、引いてしまったtype約束やオーバードライブ持ちゼクスを山札に戻してそのあとあづみuniteRに繋げると無駄がありません。

これだけのスペックにも関わらずアドバンストリガー効果で1コストで出てきますし、あづみuniteRからtype約束が繋がり結果的にこのカードが出てきようものなら脳汁ドバドバです。
僕はこれで鼻から脳汁出たのでティッシュは常備するようにしてます。きったねぇなこの記事。

主に活躍するタイミングは本当に終盤のあたりからになりますが、それでもこのカードが絡むか絡まないかで出力に大きな差が出るのでフレデリカデッキの屈指のパワーカードだと思ってます。





エントリーNo.16

評価:A

フレデリカのEX約束
発動条件は相手のリソースが6枚以上、なおかつ「ながるる〜」と青or緑のカードを2枚捨てて2コスト払う必要がありますが、驚くべきはこのカードの効果。


・デッキからアークゼクスをプレイ
・2枚ドロー
・リソースのフレデリカを3枚リブート

……ちょっとなに言ってるかわかんないっす。

まさかのこのカード、発動するために2リソース払って手札を2枚捨てるんですが、結果的に発動前と比べて

→場にアークゼクス+フレデリカ1枚
→手札+1枚
→リソース+1枚
→リソース1枚リブート

といった感じで発動しただけで全てが+になる驚愕の効果になってます。
プレイヤー各位が持ってるEX約束はどれも非常に強力ですが、フレデリカのEX約束も相当なスペックですね。
EX権を使用するのは仕方ないですが、"攻めるためにEX権を使うならこのカードかミステリアか"といったように展開と除去、役割をそれぞれ区分できます。

相手が緑系のデッキで早々にリソブして6リソースに到達したらこのカードで咎めにいきましょう。



エントリーNo.17

評価:B

フレデリカ専用の汎用シフト
効果は主に二つ、

・乗せた時にデッキの上3枚を操作
・ターン終了時に乗せてるフレデリカを任意で移動させる

といったもの。
地味に見えますがノーコストで使用できるので入れ得ですし、スタートカードの中には 

・チャージにある時ターン1で発動でき、山札上のカードのコストを宣言し捲って当たっていたらそのカードを手札に加えてそのあと相手のコスト5以下のゼクスを1体バウンスできる

といったカードがあります。
そのカードと組み合わせることで、実質ノーコストで1枚手札が増えてさらに5コスト以下を1体除去というテキストに早変わり。

必須ではないけれどあると何かと便利な時がある、といったカードですからデュナミスに余裕があればぜひ忍ばせましょう。




いかがだったでしょうか。
以上のカード達がフレデリカデッキにおいてよく見かけるカードです。
ご覧になった通り、フレデリカ単体の性能はかなり攻撃的な内容になっていて、反面受けに回った場合少し心許ないものとなっています。
まさかの紹介したカード達の中に相手ターンでの妨害効果を持ったカードはライフから出たアイコンを除き1枚もないですからね。

じゃあ後攻はどうすればいいんですか。相手ターンに妨害できないんじゃ劣勢のときあっさり押し負けてしまうんじゃないんですかと。
それらを克服すべくフレデリカの弱点である防御面を補うようにイメージしながらデッキを考えていきましょう。




【フレデリカのデッキを考える】


①プランニング

まずデッキ構築で大事なのは、何をしたいかを明確化するのが大切かと思います。
今回チェックしたフレデリカ名称のカード群には妨害要素は特になく攻撃特化の要素が非常に強いです。
攻めきれなかったりで受けに回るとなるとかなり厳しく、デッキを組むにあたり何かしらの妨害要素は用意したいと個人的に思いました。

そこで今回は、
「可能な限り相手より早めに攻め込み、3ターン目にビッグアクションを起こしつつ4ターン目にはフィニッシュへ向かう」
ということを念頭に置いて構築を意識してみましょう。



②1〜2ターン目を強く意識してみる

3ターン目と4ターン目のゲームイメージを書く前に、まずは先に1〜2ターン目のプランニングを固めていきましょう。

現代ゼクスを触ってみて実感したのは、"1〜2ターン目に何をしたのか、その内容がかなり大きな鍵になる"という点です。
リソースは少なくできること自体は本当に限られますが、ここで行う準備次第では勝敗に大きな差が出ると思います。

フレデリカを回すにあたって、「3ターン目にビッグアクションを起こしたいから6リソースになることを目指す」を意識して、想定できる理想の動きについて自分の意見をまとめてみました。



先攻時の理想的な流れ

先攻時の理想はやはり2ターン目での和修吉によるリソースブーストです。
これが出来るとできないでは3ターン目にできることが全く変わるので是非とも達成したい項目ではあります。
しかし、和修吉の弱点として相手がアセンションを後攻1ターンにPSを押し潰して展開してきた場合は攻撃先のゼクスを失いリソースブーストが成立しなくなる点が挙げられます。
相手はアセンションを消費しますがこちらのリソースブーストが達成できなくなると2ターン目の動きは急に弱くなります。

マリガンでも先攻1ターン目でも特に意識すべきは、
「相手がアセンションを展開してきた場合に備えて2ターン目にできる選択肢を2つ用意しておく」
これがミソになると思います。

具体的には、由仁約束と(未来約束あづみか2コストあづみ約束)これら2枚を手札に抱えておくのがベストです。

ここで重要なのは、先攻1ターン目からアセンションのパーラインを展開すること。
手札に上記の2枚がすでにある、あるいは由仁約束+妥協ラインの2コストあづみ約束があればパーラインの展開はしなくてもいいですが、パーラインはどちらかというと終盤以降でのアセンションとしての防御力より序盤でドローソースに使用した方が便利な印象です。
なので、2ターン目の動きを見据えるためにパーラインの展開を1ターン目に行うのは選択肢としてかなり強力だと思ってます。


『相手がアセンションを展開してこなかった場合』
→由仁約束で和修吉によるリソブを狙う

『アセンションを展開してきた場合』
→未来約束あづみによりゆたかAPを出して手札増強、あるいは迎撃用に2コストあづみ約束を手札に構えておく。スタートリソース効果でプレイヤーをEX化しておく


といった感じで、先攻の場合2ターン目でのこの2つの選択肢を常に意識して序盤を立ち回りましょう。 



後攻時の理想的な流れ

後攻時はただこれをするだけです。
1ターン目は1枚リソースに置いたのちマストでパーラインを展開、この段階で手札に未来約束を用意しておきます。

2ターン目はリソースにカードを置かずにメインフェイズに突入、未来約束を発動し由仁exceedAを展開して2枚リソースを伸ばす。

この流れは和修吉と違いハンデスでもされない限りは確実なリソースブーストが狙えて、さらに相手のゼクスはことごとく手札に戻すためチャージを与えない点も魅力的。
マリガンで未来約束を引き込めなくてもパーライン自体が強力なドローソースになってるのでほぼ狙える強力な動きとなっています。
是非とも意識してみてください。



③3〜4ターン目のビッグアクション

6リソースに到達したら選択肢はまさに潤沢、できることが一気に増えます。
青の約束からはあづみuniteRが出るようになり、当然の如くスタートリソースの起動条件も満たされてるので動きが激しくなります。


6リソース時に躍動するカード達

・2コストあづみ約束であづみuniteRを展開、type約束の連鎖を狙ったりオーバードライブゼクスの展開を狙う。
・フレデリカウント3の達成を意識し、コマンドラマーや奏恋歌の1コスト展開を狙う。
・適度に相手のライフを削り、PSにアルクトゥルスを降臨させてターンを返す。

これが6リソース到達ターンに意識する動きの全容です。
8面全てを埋めることはできなくもないですが、アルクトゥルスの方が達成ハードルが低く刺さる相手にはとことん刺さるので意識してみる価値は大いにあります。

あづみuniteRを絡めるとあっさり出てくる強い人

改めて紹介していきます。
このカードはフレデリカにおいて必須だと思ってる強力な1枚です。
相手ターンにも及ぶ非常に強力なリソース縛り効果を持っていて、同時に自分のリソースを伸ばせます。
下の効果も地味に強力で、相手のIGから出てきたゼクスたちへの牽制にもなり隙がありません。
相手にターンを返す際、このカードを出せたか出せてないかで全く受けの強さが異なり、生き残ったらアルクトゥルスの効果で増えたリソースを利用しフィニッシュへと向かうことができます。

このゼクスを出すことはつまり効果使用済みで棒立ちになってるあづみuniteRの回収手段にも繋がるので、あづみuniteRからtype約束が連鎖した場合結果的に自然と出てくることが多いです。
僕の構築でuniteRが2枚採用されている理由はここにあります(右足事変参照)



また、このターンもう1つ意識すべき点として「アルクトゥルスを立ててターンを返し、また自分はターンが帰ってきた場合確殺を狙えるよう手札を整えとく」のも大事かと思います。


①連パン要因のアドバンストリガーを複数引き込んでおく

②相手の面埋めに備えてカンナを用意しておく

③約束かアークゼクス等基礎展開札を引き込んでおく

④6リソース到達ターンにデザイアリンカーをレイドで登場させ、リンクを場に置いておく

⑤お守り代わりのキャットを引き込んでおく

上記の①〜④をできる限り満たすように手札を調整していきましょう。⑤はあくまで余裕があればの話です。

あづみuniteRのデッキトップ操作後のドロー効果や、リウェットをイグニッションで出すことにより手札はかなり調整しやすいです。





いよいよフィニッシュへと向かう

アルクトゥルスやアークゼクスによりリソースを伸ばしたのちに次のターンをもらったらいよいよ詰めに入ります。

フレデリカの持ち味である攻撃的な特徴をフル活用して全力投球していきましょう。

手札に溜め込んだアドバンストリガーを用いてゆたかAPを複数体出したり、青約束やアークゼクスから展開してミステリアを出して盤面を一掃したりしてるうちに相手のライフは溶けていきます。
できればこのフェーズに来るまでに相手のライフを1点でも削って置くとだいぶ残りのライフを削りきりやすいです。


また、先述の通りあらかじめカンナを手札に用意しておくとかなり安心できます。
アルクトゥルスが思うように妨害面に貢献できず打ち倒された場合盤面を出来る限り埋められた状態にされるリスクがあります。
アークゼクスの持ってる除去効果も2体を処理できるとはいえコスト5以下と少し心許ないので、やはり多面処理となると1コストで大きな仕事をしてくれるカンナに頼るのがセオリーかと思います。
ぜひ手札に引き込んでおきたいところ。

盤面埋め咎めちゃん







④受けに回る際のカード達

おおよそフレデリカの理想的な流れについて説明しましたが、次にフレデリカの弱点である妨害の質の悪さを穴埋めする強力な妨害カード達を見ていこうと思います。

先述のアルクトゥルスもこれに該当しますし、すでに説明したので割愛します。



ディフェンスエントリーNo.2

評価:A

ゲーム中に1度しか使えないものの強力な効果を兼ね備えた"ゼクステンドドライブ"持ちのゼクス。
ライフが残り1の際に起動できて、コストも無しに手札から登場してさらにゼクス1体をリソースに送れるかなり強力な内容になっています。
この効果は自ターンでも相手ターンでも起動することができさらにはリソースに送れるゼクスも自分相手問わず選べる点は地味に便利。

しかもなぜかコスト無く出てくるのに1枚リソースがリブートで増えるという摩訶不思議な効果まで持ってます。
なので防御寄りの性能なのですが自分のターンに起動するのも強力な1枚となっています。

パワーも高く、憑依エンリルへ1コストで繋がるので個人的にかなり好きな受け寄りのカードです。




ちなみにディフェンスエントリーNo.1はアルクトゥルスで、評価はSです。あいつはやべーよ(畏怖)





ディフェンスエントリーNo.3

評価:A

俗にいう相手ターンに投げて妨害する原初シリーズの一角。
このカードも原初シリーズの名に違わず優秀な除去性能を持っていて、青1コスさえ払えれば大量展開する相手へ一矢報いる2面処理効果を持っています。

弱点としては1コストが必要な点が挙げられます。
かなり贅沢な物申しだとは思いますが、そもそもフレデリカウント持ちのフレデリカを無駄なく展開するので6リソース到達ターンは1コストでも払って展開に繋ぎたいので受けに回る際はアルクトゥルスやウェアキャットなど用意さえすればノーコストで仕事をしてくれる妨害札に軍配が上がると判断しました。

しかし評価が高い理由もちゃんとあって、このカードがアイコン持ちなのでIGから出ても強い点が挙げられます。
もちろん手札に抱えてれば投げるタイミングはどこかでありますし、引かなくてもIGからのミラクルを起こせるチャンスがあるので評価は高めに見てます。







ディフェンスエントリーNo.4

評価:B

かなりピーキーな妨害カードですが、一定数見かけるので紹介させていただきます。

効果は相手ターンに1コスト払い手札のこのカードを除外することで相手から受けるダメージを1点カットするというもの。

注目すべき点はこのカードの常在効果で、"自ゼクスがこのターンの間に3体以上破壊されていたら上記の効果のコストが無くなる"点です。

早い話が自ゼクスが3体破壊されたらお手軽ダメージカットに早替わりとなります。

ノーコスト化の達成条件は比較的簡単で扱いやすく、相手のゼクスを盤面から退けることなく妨害に繋がってる点も優秀だと思います。

気になる要素としては同名ターン1が付いてる点と非アイコン枠の圧迫になってしまう点です。
非アイコン枠は常にカツカツで余裕がなく、結局のところ投げたいタイミングも妨害そのものの質もウェアキャットとさほど変わらなく、おまけでリソースブーストができるウェアキャットの方が採用優先度は上なのかなという印象です。



現状ではこれらのカードがフレデリカデッキの縁の下の力持ちといえる妨害カードになります。
メインデッキを圧迫せず非常に強力な効果を有するアルクトゥルスの存在が本当に大きく、このカードを主体の妨害に見据えて他の妨害カードはあくまで添える程度でも十分です。





【フレデリカデッキ 草案レシピ】

これまでのことを踏まえてデッキを仮組みしてみました。
あくまでこのレシピが正解というわけではなく、僕個人の見解にすぎません。僕ならこう組むというだけのただの自己主張です。

マリガンの基準は先攻なら由仁約束を、後攻なら3コス未来約束を目安に行います。
もし引き込めなくても1ターン目にパーラインを展開して引けなかった約束を探しに行ったり、アークゼクスや2コスト約束関係を用意しておきましょう。


この構築を草案としましたが、正直なところエンリルを入れるのはかなりアリだと思ってます。
採用理由は可愛いからです。他に理由が必要ですかね?

というわけでエンリル様にお越しいただきました


今回の構築だと大体の動きにドロー要素が絡みます。

6リソ到達以降はガンガン手札が増えていくのでターン終了時には手札超過し何枚か捨ててしまうこともザラにあるほどです。

この前のゼクストリーム東京ではぶん回りすぎてターン終了時に手札超過で5枚ほど捨てざるを得なくなり「ゲームのカード落としちゃったぁ!」って言いつつ泣きながら手札を捨てて対戦相手を困惑させました。大変申し訳ありませんでした。次はちゃんとバスの中で手札超過するよう心がけます。(元ネタはYouTubeにて"ゲームのカード落としちゃった"で検索検索ぅ)

しかしこのカードがあればあら不思議、ターン終了時の手札超過問題が緩和されるしデッキが2枚回復するし、0コストで1打点に繋がったり盤面を埋めることに貢献したりと無駄が本当にありません。

今回はデッキスロットの都合で採用されていませんが、カンナやウェアキャットを減らしたり約束を減らしてこのカードを採用するのはかなりアリだと思います。是非検討してみましょう。





【最後に】  

いかがだったでしょうか。
以上を持ちましてこの記事は終わりとなります。目を通していただきありがとうございました&お疲れ様でした。

フレデリカは直近のエクストラパックでAPが再録されたり、今月末発売の新弾でも主要パーツの再録が確定していたりとかなり組みやすくなりますから是非興味を持っていただいた方はぜひ組んで遊んでみてください!

今回紹介した構築はパニッシャー型ですが、フレデリカ多めにした"永遠の小夜曲フレデリカ型"もとても楽しそうなので今後に注目です。
ぜひ自分だけの最強のフレデリカデッキを完成させて楽しみましょう!

〜完〜




いいなと思ったら応援しよう!