イラスト収益化に向けて必要な3つの準備
皆さんの悩みに答える前に
さて、前回のお話では「金額設定」「宣伝方法」
そして「有償依頼を受けるまでの流れ」と言ったお悩みは
他人の動きがわからない、と言う
たった1つの原因にあると説明してみました。
では、原因がわかったところで早速解決方法を……、
と行きたいところなのですが、
今回のお話ではその前段階、
収益化に向けた準備のお話をしたいと思います。
実際、これから収益化に向けて動く人からすれば、
まだ悩みも何もないですからね。
1つずつ話を進めていくことで、
「こう言う感じで収益化するんだな」
「このあたりでこう言う悩みが出てくるんだな」
と言うように実感、追体験していただいた方が
より理解しやすいかと思います。
ですので、今回は
『イラスト収益化に向けて必要な3つの準備』
をテーマにお話をしていきましょう。
動き出しに必要な3つのこと
それでは、いよいよ収益化のために必要なものを準備していきましょう。
と言ってもそれほど大変なことではありません。
まず最初に用意することは次の3つです。
『①やりたいことを決める』
『②市場を調べる』
『③好きになってもらう方法を知る』
(具体的なお話を聞きたい人もいるでしょうし、
この記事で大まかな流れを確認しつつ、
具体的なお話は小さい記事として
別に書いた方が読みやすいかなと思案してます)
①やりたいことを決める
・正直そのままですね。
あなたのやりたいことを出来るだけ明確、
かつ的確な言葉で書き出して見ましょう。
・ここで気をつけてほしい点としては、
書き出す言葉は文章的な書き方ではなく、
要素を箇条書きにすること、
作品にタグ付けする時のように書き出すことです。
(例
❌ クトゥルフ神話に登場する生物を
可愛くデフォルメした女の子にして描きたい
⭕️ ・クトゥルフ神話 ・擬人化 ・美少女化 ・デフォルメ
・また、既にイラスト投稿用のアカウントを作っている場合は、
現在あなたのアカウントに集まっている人の好みに合わせて
今後の方向性を決めるのも1つの方法です。
②市場を調べる
・自分のやりたいことが、すでにどれくらい広がっているか、
どれくらいの人が興味をもっているかを調べてみましょう。
私たちの場合はpixivでタグ検索をしてヒット件数を調べています。
・ここで注意して欲しいのは調べた際に、
ヒット件数が多すぎても少なすぎてもダメだということです。
理由は単純。
検索したときにヒット件数が多すぎれば、
あなたの描いたイラストは埋もれやすくなり、
少なすぎればそもそも検索されない、
ということになるからです。
(少ない件数を活かす方法もありますが、そこは後日)
・私たちの場合は、結果を出しやすい市場の目安として
「検索ヒット数が4桁〜5桁前半くらい」になるくらいの
タグの組み合わせであたりをつけています。
・もちろん、タグをつけられる数には
SNSごとに上限が決められいますので、
タグの有効な付け方というのも幾つか存在します。
最初の内のオススメの方法は検索ヒット数を調べたのちに
『ヒット数が多いタグ:10%
ヒット数が少ないタグ:20%
中間域のタグ:60%』
くらいを目安にしながら、
自分の作品にあったタグを探してみるのが良いでしょう。
・ちなみに、上の計算ですと
10%の空白が存在していることになりますが
こちらは閲覧者につけて貰う枠や、
一定条件でつけられるようになるタグの分として残しています。
③好きになってもらう方法を知る。
・伸びやすいイラストには幾つかの特徴があります。
「イラスト技術」「投稿頻度」「応援しやすい構造」など、
例を挙げれば注意する点はいくつもあります。
・これについては人それぞれ、
絵柄や方向性に合ったやり方がありますので
今回はまだ深くは突っ込みません。
・ですが、絶対に必要な要素を1つだけ挙げるとすれば、
それは「継続力」だと思います。
なぜなら「勝つまで続けることが出来れば絶対に負けないから」です(脳筋)
終わりに:実はもう1つ用意した方がいいもの
今回のお話はいかがだったでしょうか?
本当はお悩みを抱えている1人1人にお話を聞いて
それぞれに適した方法を考えたいところですが、
今は抽象的なお話くらいで締めさせていただきます。
ですが、最後に1つだけ
まだ紹介していない用意しておいた方が良いものがあります。
それは『同じ目標に進んでくれる人間』つまり『仲間』です。
……まあ、これは友情的な話ではなくて、
誰かに行動を監視して貰うのが1番いいよねって話なんですが。
ですので、仲間にする人間は
メリハリをしっかりとつけられて
多少シビアな意見を言ってくれるくらいの人が
ちょうどいいかと思います。
さて、今回のお話はここでおしまいです。
次回のお話は今回の内容で少し触れた
『金額設定をするときの3つの考え方』
をしてみたいと思っております。
ここまで閲覧していただきありがとうございました。
内容を面白いと思っていただけましたら、
フォロー・スキボタンを押していただけると励みになります。
それでは、また次回の投稿でお会いしましょう
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?