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RICHO GRIIIのモノ撮り

  RICOH GRを20年は乗り継いでいる。ズボンの尻ポケットに収まるサイズと軽さ。単焦点レンズという潔さ。プロの写真家がこれだけで写真集を出す程のその画質の良さ。フィルム時代から改良される続けるロングモデル。

どれをとっても写真好きカメラ好きの所有欲と満足度を約束してくれる稀有なコンパクトデジタルカメラであろう。

  僕が取り分け気に入っているのは、マクロ撮影機能だ。現在保有しているGRIIIは、以前保有していたGRDigital III, IVに比べれば最小撮影距離は大きくなった。レンズも以前はf1.9だった。
 それでもなおマクロ撮影は優れている。これで撮る小物は最高に綺麗に写る。

 気に入ったやきものや骨董などをこれで撮り、経年変化を記録したりするのも楽しい。

絵唐津 立ぐい呑み    内村慎太郎氏 作
この色合いの絵唐津は少ない。

好きなカメラや万年筆を撮るのもまた良い。精緻な機械や部品はアップにするとなお美しいと思う。

機械式コンパクトカメラのローライ
作りたてのハイボール
1970年代の西ドイツ製モンブラン149
九谷焼の香炉
バルナックライカの機械式ダイヤル

    好きな小物を撮ると更なる愛着も湧こうというものだ。

ブルージュにて
ブルージュの夕暮れ
ホテルの部屋で

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