感謝欠乏症
『感謝欠乏症』
従業員数80兆。
24時間365日、休みなしのフル稼働。
それが、あなたの体です。
その体に指示を出しているのが、あなたの意識。
意識社長は、社長室の座り心地の良い椅子に腰かけて、ふんぞり返って命令ばかり。あくせく働いているのは80兆の細胞たち。
『疲れました。』
『休ませてください。』
『このままでは壊れてしまいます。』
従業員は社長にメッセージを送っています。それなのに、社長ときたら、いたわることも忘れて従業員をこき使います。
『もっと働け。』
『もっと動け。』
『こんなはずじゃない。』
我が身だと思って奴隷のようにこき使い、馬車馬のように働かせ、調子が悪くなったら文句ばっかり・・・。
そのくせ、いつも健康でいたいとか、病気はしたくないとか、死ぬのは嫌だとか言うのです。こんなわがまま社長になっていませんか?
このような症状を『感謝欠乏症』と名付けました。
『従業員あっての会社です。』と同じように、『我が身あっての、私です。』ということを自覚しなければ、魂と肉体の二人三脚は実現しません。
体は常にサインを送っています。それは、労働組合からの訴えなのです。病気や痛みは、ストライキのようなものですから、よくよく話を聞いて、従業員の声に耳を傾けてやって、問題を解決してやれる社長でいて下さい。
従業員に見放されたら、待っているのは・・・。
80兆の働き者の従業員さんに、感謝を忘れないようにしましょう。