精保センターへの面談日
精神保健福祉センターへ相談に通って3~4年くらいになるでしょうか。
元々は夫の酒に関する相談、というか、アルコール依存の治療ができる病院を教えてもらいたくて電話してからずっとお世話になってます。
※精神保健福祉センター(以下精保センター)は各都道府県政令指定都市に設 置されている支援機関で、心の病気について相談できたり、医療機関や支援機関について情報提供してくれたりします。センターに行くと、不登校や依存症、DVや自死の遺族会などに関するパンフレットがたくさん置いてあります。一人で悩まないでここで相談して、という場所ですね。もちろん、費用はかかりません。
私は説明下手、相談下手で医療機関や学校に行ってもなかなかうまく困り事を話せず通院自体をやめてしまうこともあったのですが、精保センターの担当者さんがとても話しやすい方で、リラックスして話せます。
相談はいつも夫(現在は別居中)のこと、息子のこと、生活面のことです。
今日は主にグレーゾーンで半不登校の息子のことを相談させてもらいました。
「嫌な思いをさせられた人に対して殴っていい?と言ったり、YouTubeで暴力シーンを見て笑っているのが心配」と打ち明けると
「殴りたいけど、殴るのは良くないと分かっているからお母さんに聞いたんですね。殴ることが悪いことだと思わなかったらすぐに殴ってるわけだから、良心があるんです。そして殴らなかったことをまず認めてあげて。YouTubeは好ましくないものはどうしても見てしまいます。けど、それと同じくらい親が好ましいものや優しいものを与えてあげて下さい」との事。
う~ん、確かにそうですね😊
こういう時、真っ先に"褒める""認める"が出てこない私。怒ったり、否定しないよう気をつけてはいるけど、つい「殴るのは良くないよ~」と言ってしまうので"認める"癖をつけたい!
YouTubeで困っている親は多いのでは…。もちろん役立つ動画や楽しい動画もたくさんあります。ただ子供の知識や情緒が偏らないよう、足りないものを補うように"必要なもの"を与えてバランスを取りたいですね。
「もうじき思春期です。片親だし、男の子の思春期の知識がないので不安です」と打ち明けると
「ママ友に相談しましょう。ママ友は決して仲良くならなくても良いんです。同じ悩みを打ち明ける間柄だけでも良いんです」
実はママ友いないのですが😅それなら出来そう。
息子は将来、大工になりたいという夢があります。
なので土木科のある学校に進学を希望しているのですが、それが普通校なのでちょっと心配。現在の支援級でさえ半不登校だし、嫌なことがあると学校飛び出して帰って来てしまうし、制服すら着られないこだわり強しさん。
進路についても相談すると「今の通信制高校は丁寧に生徒さんに向き合ってくれますよ~。そのほかにも高専もあるし、普通校で無理するより息子さんに向いてるところをもう少し検討しても良いかも?」と。
あと少し離れているけど、建築系の学科がある学校も紹介してくれました。
進路についてももう少し視野を広げてみようと思いました。もちろん、本人とも相談しながら😊
私には悩みを相談したり、愚痴を話せる人がいないので、精保センターの存在はとても助かっています。
また来月もお世話になる予定です。