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日吉辰哉という漢の魅力

2回目のnote投稿です。

文才がないのでほんとはおかぴーに対する投稿一度きりにしようと思っていましたが、麻雀最強戦ファイナルを終えて想いが溢れて止まらないので記事を書こうと思います。

似たような事を書いてる方もいると思いますが自分の言葉で気持ちを伝えたいと思います。


未だに見出しとかのやり方がよくわかっていないのでつらつらと書いていますがご了承ください。



日本プロ麻雀連盟所属、Mリーグ公式実況
日吉辰哉


連盟で実況の経験を積み、2年目からMリーグの公式実況を務めている。

サクラナイツファンとしては「サクラ色の中」があまりにも有名だろう。



小林未沙さん松嶋桃さんという王道の実況者がいる中で、この漢は麻雀実況に風を吹き込み、自らのスキルで実況界に風穴をこじ開けたのである。



日吉さんの特徴はとにかくアツい、アツすぎる熱血実況である。



敢えて言うが日吉さんの実況は王道ではない。

ミスもするし牌は間違えるしよく噛んでしまう。

汚名挽回と言っていたのは記憶に新しい。

しかし、そんなマイナスをかき消すくらい日吉さんの実況には魅力がある。



「俺の喉はくれてやる!」が代名詞なくらい叫びまくるのだ。



役満を和了すれば叫び、なんならテンパイで叫び、はたまた一向聴でも叫んでいる。
そして国士無双を頭ハネされれば叫ぶ。

オーラス4人が2万点台だったときはウキウキで全員集合!と叫んでいる。



Mリーグを見始めたときは、なんだかうるさい人だなぁと思っていたが、いつしか日吉さんじゃないと物足りなくなるときもある。

これは劇薬なのかもしれない。



正確で聞き取りやすい小林未沙さん、プレイヤーや解説者の心情を的確に表現する松嶋桃さん。

展開が早い麻雀という競技において、場の状況を理解するにはこの二人の実況が適切だと感じている。



ただし、あくまで「麻雀という競技」においては、だ。



「麻雀というスポーツ」においてはどうだろうか?



チーム戦となり、ユニフォームを纏う。
企業を背負い、スポンサーがつく。

Mリーグは麻雀という競技がスポーツとして発展していく過程なのだと思っている。



スポーツを見て感動する場面はよくある。
それを麻雀として体言しているのが日吉辰哉という漢なのだ。



麻雀という頭脳競技をスポーツに変えたある意味一番の功労者だと思っている。



王道ではないと表現をしたが、実況者として王道な一面もある。

彼はかならず試合前にチームの楽屋に行って取材をする。

当たり前のことかもしれないが、それにはこんな想いがあった。



「Mリーガーは視聴者のために、自分の考えや思いを伝える義務がある。試合前に集中したい気持ちはわかるが、その時間をください。と思って取材している。」



もう一つ、著書「ヒヨシの超実況」でこんな言葉が乗っていた。

「ザッピングをしている視聴者の目を止めること。」

Mリーグという大きいコンテンツの中で、麻雀を知らない人に興味を持ってもらう。

こんな想いで実況をしているのだ。



さらにもう一つ。

「実況の最優先事項は視聴者の感じる<楽しい!>であるべきで、そのためならば、ときに公正さを欠く実況や、選手の思惑とは異なった表現の実況をするかもしれない。」

視聴者への楽しさを徹底的に追求する実況者なのだ。



何よりも日吉さんにはこんな意見が多い。

「日吉さんきっかけでMリーグが好きになりました!」

プレイヤーではない実況者が、こんなことがあり得るのだろうか?

日吉さんはMリーグの、麻雀の入り口として大きな役割を担っているのだと思う。



まとめると、オンリーワンな実況者
それが日吉辰哉という漢なのだ。



麻雀最強戦ファイナル、近藤誠一プロのリーチ
裏ドラが乗るかの大勝負。

日吉さんの想いが、叫びが、胸を熱く振るわせた。

麻雀という競技を知り、まさか泣くなんて思ってもみなかった。

それは間違いなく麻雀というドラマティックな競技性と日吉さんの実況のおかげです。



勝手に動画を転載するとまずいので、日吉さんの魅力を知れる動画を一つ紹介します。



伝説の実況者古舘伊知郎さんとの対談

合計1時間ほどの動画ですが、これを観れば日吉さんのルーツや実況者としての心構えが知れると思います。



さらにもっと知りたい場合は…

2,000円弱なので購入してみてはいかがでしょうか?

この記事を書くにあたり読み返しましたが改めて日吉さんの想いが伝わるいい本だなぁと思いました。




「熱狂を外へ!」を一番体言しているのが日吉辰哉辰哉という漢なのだと思います。

これからも僕ら麻雀ファンに熱狂を届けて欲しいです!

体調、特に喉にはご自愛くださいね!



あなたの喉が、唯一無二の「風」なのだから…



おしまい

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