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ソフトクッキー開発した人すごくないか?

最近ずっとイトウ製菓さんのコンフェッティのチェッカーにハマっていた。

チェッカーはサクサクしたクッキー。
お店で出されていると言われてもわからないと思うくらい美味しい。
他の市販のクッキーより高いし、枚数が少ないので大事に食べよう!と思ってもあっという間になくなる。
ちょっとした贅沢。
紅茶も添えると、すごく優雅なひと時を過ごせる。

そんなチェッカーの近くにあったアメリカンソフトクッキー。

これにハマっていた時期もあったなぁ、と手に取る。
これも私の中では贅沢クッキーのひとつで、学生の頃はこれを友達と分け合うか悩んだものだ。

そこで見つけるミスターイトウの文字。
あぁ、イトウ製菓さんのお菓子だったんだ。

ところでソフトクッキーって難しくないか?っていうのが本題。

ソフトクッキーって、ともすれば生だと、焼けてないと思われかねない。
手作りでソフトクッキーなんて渡した日には、「これ生だよ。」と絶対に誤解される。

開発当時、商品として出すのは賛成派と反対派に別れたんじゃないかと勝手に妄想してしまう。

昔もらった手作りクッキーが、半生だったことを思い出した。

作った子は、焼き色がつくと可愛くないと思ったのだろう。

そのクッキーの見た目は、確かに可愛かった。

ビーズくらいの大きさで、ショートケーキの形。
いちごは綺麗なピンク色の生地、生クリーム部分は焼き色のついてないプレーン生地。

可愛さをとるか、美味しさをとるかでその子は可愛さを取った。それだけだ。

ちなみに私のお腹は丈夫なので問題なかった。
美味しくなかったわけではない。
ただ、生焼けの味はした。

(※クッキー生地を生で食べるのは、お腹を壊す可能性があるのでオススメしません。)

改めて、手元のアメリカンソフトクッキーを見てみる。

焼き色がついている。
しっかりとした小麦色だ。

そうか、ソフトクッキーって別に生焼けにしてるわけじゃないんだ。(何を当たり前のことを)

むしろしっかり焼いているのかも。

食べてみると、低反発枕に身を沈めるが如く。
ソフトに、しっとりと甘い香りが浸透していく。
たまにあるごろっとしたナッツやチョコが食感に変化を持たせる。
これだけしっとりしているのに、ケーキではない。確かにクッキーなのだ。

うまい、うまいぞ。ソフトクッキー。

決して生焼けではない。

イトウ製菓さん、ソフトクッキーを開発してくれて、世の中に出してくれて、ありがとうございます。
これからも贅沢気分を味わいたいとき、紅茶とともに食べさせてもらいます。

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