ホラー好き大学生

ホラー映画が好きで、よく観る。仲の良い友達はホラーを避けがちなので、ホラーが好きな人に出会うと興奮してしまう。

ホラーを好まない人たちは、何故わざわざ怖がりにいくのかがわからないと言うが、私は敢えて心臓が跳ねる感じを味わいたい。進んで目を隠したい状況に飛び込みたい。そう思って見始める。

私がホラーに求めているのは普段使わない脳の領域を動かすことなんだと思う。普段平和な毎日を過ごしていると、急に恐ろしい状況になった時、冷静でいられなくない?ちょこちょこホラー映画を見て恐怖に慣れておくほうが、おばけに襲われた時落ち着いていられそうじゃない? 
いざという時、感情に振り回されない準備としてホラー映画を好んでいるところがある。

恋愛映画や人情ストーリーでは、どうしても人に対する意識がメインになる。私もこんな体験あったな、あの人の気持ちわかるな、みたいな共感的な感情とか、あいつ最低すぎる、あの人の顔が良すぎるみたいな感情とか。
それを感じたい時もあるけれど、私は内向的にストレス発散するタイプなので、疲れてるときほど人を見たくない。
ホラーはその点、怖いという感情をメインにできるから良い。

人を怖がらせるというのは、感動させることよりよっぽど難しいんじゃないかと思う。
感動はその話自体に限らず、各自の経験との重ね合わせからも生まれるけど、怖さってそれが無い気がする。いや待て、画面には何も写ってないけど、想像力で怖くなったりもするか。
比較しようとするとボロが出そうだからやめやめ。
けど怖さの表現って非現実的な部分が多いからこそ、センス要る。

ホラー映画作ってる方、ありがとうございます。


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