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【告知】50代-家庭持ちの迷えるおじさんが、転職活動を通じて月収10万円をアップさせた方法
失意の関西左遷
転職すると決めたのは、
東京から関西に向かう新幹線の車内だった。
強い決心で経歴書の作成に着手していた。
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自分で言うのも痴がましいが、仕事ではそれなりの実績は残してきた。
世間では50代の転職は厳しいというが、控えめに言っても私には当てはまらないし、活躍できる人材だという自信があった。
いや、違うか。。。
自信はなかったのかもしれない。
今振り返ると東京本社から追い出され、まだ時間が経っていないなかで、立ち上がれないほどのダメージを負っていてたのだろうと思う。
少しでも弱気な言葉を発してしまうと悪い循環に入ってしまいそうで、折れてしまいそうな心を強気な姿勢で踏ん張っていたのだ。
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左遷される前兆はあった。
私を東京本社の部長まで引き上げてくれた役員が、あるトラブルに巻き込まれ立場を失ってしまったのだ。
プロスポーツに例えると、わかりやすい。
監督が解任されると、側近にいる多くのコーチ陣も入れ替わることになる。
中には新監督に迎えられる器用なコーチもいるが、旧監督のやり方に染まった従順なコーチほど煙たがれチームを去る傾向が強い。
私は典型的な後者のタイプだ。
新たな役員は、自らの息のかかった部下を側近に置き、私は東京本社を追い出された。
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飛ばされた関西は、生まれ故郷だ。
地元で転職して出直そう。
もう、今の職場では四半世紀を過ごし、やれることは全てやりきった、そう思えた。
52歳 2022年
年明け早々の出来事だった。
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転職活動で取り組んだ3つのこと
関西へ異動となり、
翌月の給料日から10万円減給となった。
出勤日のランチは外食だったが、間もなくして妻が弁当を作って出費をおさえ、倹約してくれるようになった。
その優しさが辛かった。。。
愛妻弁当だと喜んではいられない、ほろ苦い味だった。
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早くこの現実を変えたかった。
転職期間は半年と定め3つの行動に移った。
①転職エージェントの登録
最低でも減収となった10万円を取り戻すため、ハイクラス求人に転職先を絞った。妥協はしない。
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②アルバイト検索サイトの登録
給料を下げる転職はしない。半年で転職活動は終えると決め、期間内に内定がなければ、本業とアルバイトのWワークで減収分を補填する。第2の打ち手として、準備しておく狙いがあった。
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③メルカリの登録
単身赴任から家族がいる自宅に帰ると、私物は2倍になっていて部屋に収まらない課題に直面していた。転職活動には関係ないのだが、不用品となった私物を売るとことにした。
52歳 2022年2月
ついに行動へ移した。
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100社のエントリーは普通です
と、担当エージェントは50代転職の心構えを、そうアドバイスをしてくるが、いざ、やってみると辛いものがある。
選考落ちの通知が届く度に、自らの存在が否定される気持ちになった。
これはその当時、同級生4人のグループLINEへ私から近況を知らせたときの履歴だ。
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書類選考に落ちまくったのだ。
転職条件を落とせば、手を差し伸べてくれる企業はありそうな手応えはあったが、条件面での妥協は一切しなかった。
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この頃、転職活動をしながら、単身赴任中に増えた私物をメルカリに売ることが唯一の息抜きだった。
転職エージェントの管理画面は不採用の連続。
メルカリを見ると、いいね!と通知が届く。
自己肯定感を保てるのが良い(笑)
52歳 2022年3月
書類での不採用95社、面接は3社不合格
メルカリ実売3品
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息抜きだったメルカリは好調だった
最初に売れたのはコートのメンテナンス用に買っていたオイルだった。
予備に保存していた缶を出品したら、20分程度で売れた。
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リーバイス、その周辺のレプリカ、復刻モデルはひと通りかじったタイプだ。愛着を持って育てたデニムが評価され、売れていくのは気持ちが良い。
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セカンドバックは持たない。
デニムにウエストバッグがいつものお出掛けスタイルだった。これもよく使った愛着のあるモノだったが手放した。
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本棚も断捨離対象のひとつだった。
大切にしていた本たちが、当時の定価以上の値段で売れていった
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この2wayバッグを購入後、間もなくリュック派になった。一度、リュックの利便性に慣れると、手で持つことが苦手になった。
私物で一番の高額実売となった。
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52歳 2022年5月
メルカリ実売‐50品、利益‐15万円
私物の不用品は、ほぼ売り切った
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メルカリで良くないか?
そのことに、気付いた。
✅目的:月収10万円減を取り戻す
✅手段:選択肢は多様にある
転職は手段のひとつにしか過ぎない。
ただ、気持ちは揺れていた。
私物の不用品は売り切れ、今後に売るものがない。やはり、転職活動は続けて行くべきか。
50代‐家庭持ちの悩めるおじさんは、ここで衝動的な思いもよらぬ奇行に出たのであった。
ここから先は、極めてセンシティブな画像が掲載されています。
苦手な方は読み進めることをお控えください。
50代‐家庭持ちの悩めるおじさんが、レディースアパレルを購入して、妻や子どもに内緒で自宅へ持ち帰った画像が含まれています。
続きは2月15(土)公開
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告知用として前書きの途中までを先行公開。
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2月15(土)公開後に通知が届きます
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