STUDIOとWordPressメリット・デメリットを徹底比較
本記事は以下のような方にオススメの記事です。
・WEBサイトの政策を検討している方
・STUDIOに興味のある方
・ノーコードツールに興味のある方
・現在WordPressを使用しておりSTUDIOへの移行を検討している方
WordpressがこれまでのWEB制作の主流でしたが、近年は様々な企業がノーコードツールを取り入れるようになってきています。
それぞれにメリット・デメリットがあるため状況に合わせて適切なツールを選定しましょう!
STUDIOの概要
STUDIOとは?
STUDIOは、日本で生まれたノーコードWebサイト制作ツールです。
コーディングの知識がなくてもWebサイト制作が可能で、保守管理コストが低いことから、非エンジニアやデザイナーが手軽にオリジナルのWebサイトを制作できるサービスです。
STUDIO導入事例
規模・業種を問わず10万社以上が導入している実績があります。
STUDIOの特徴
テンプレートが豊富
写真素材が豊富(Unsplash)
HTML/CSSを書かなくていい
直感的に操作できる
協同作業が可能
Figmaとの連携可能
日本語でのサポートがある
ワンクリックで公開/非公開を切り替えられる
公開前にWeb上でプレビューできる
レスポンシブ化が簡単
保守管理コストが低い
非エンジニアでも実装可能
日本発
WordPressの概要
WordPressとは?
WordPress(ワードプレス)はPHPというプログラミング言語で作られているCMS(コンテンツマネジメントシステム)の一種で、ブログやWebサイトを作る事ができます。
世界中で利用されているWordPressですが、日本でも人気が高く、利用されたCMSのうちWordPressが8割を占めるほどです。
個人ではアフィリエイト等のブログに、企業ではWebサイトや記事メディアと広く使われています。
WordPressの特徴
世界で大きなシェアを持つCMSツール
機能が豊富
コーディングの知識があれば、カスタマイズ性が高い
管理者が存在しないオープンソース型
STUDIOとWordPressの比較表
STUDIOとWordPressを大まかに比較すると下記の通りです。
それぞれの項目について具体的な違いを解説します。
デザイン性
STUDIO:非エンジニアでも高いデザイン性を実現
コーディング知識がなくてもデザインに対する知識があればクオリティ高いサイトを構築可能です。
またFigmaとの連携も取れるため豊富なテンプレートを活用することもできます。
WordPress:コーディングの知識があれば幅広いデザイン表現が可能
WordPressにもテンプレートが豊富に用意されているため、コーディングの知識がなくとも、サイトの制作は可能です。
ただテンプレートを使用する場合はデザインのカスタムできる範囲が狭く、オリジナルデザインのサイトを実現するのは難しいです。
コーディングの知識がある場合は、こだわりのデザインや難しいデザインの実装を実現することができ、STUDIOよりも幅広いデザインの表現を行うことができます。
制作期間の比較
STUDIO:1ヶ月~
Webサイト制作の工程の中でも、デザインを形にするコーディング部分にかなりの工数が必要になります。
STUDIOを活用することで、コーディングの工数を抑えることができます。
またデザイナーが実装までを一貫して行うことで、素早い制作が実現できます。
shintechでは最短2週間でのWEBサイト公開が可能です。
WordPress:2~3ヶ月
WordPressでのサイト制作では、オリジナルデザインを制作する場合、コーディング作業が必要になるため、STUDIOと比較して制作期間が長くなる傾向があります。
また、デザイナーがデザインを制作後、エンジニアがコーディングを行うため、デザイナーとエンジニアの連携が必要になり、制作期間が伸びる場合もあります。
機能性・カスタマイズ性
STUDIO:基本的な機能は実装可能
STUDIOでは、Webサイトに求められる一般的な機能は実装ができますが、実装できる機能はSTUDIOのツールに依存するため、一部実装できない機能が存在します。
▼STUDIOで実装できない機能の代表例
ログイン・会員登録機能
決済機能(Stripeとの連携で実現可能)
Googleアドセンス
コメント欄をつくる機能
CMSアイテムのページネーション機能
今後のアップデートに期待したいところです。
上記の機能が必須の場合は、STUDIOは避けた方が良いでしょう。
WordPress:プラグインが豊富で基本的には実現可能
WordPressは利用できるプラグインが非常に豊富です。
プラグインを使用することでSTUDIOで実装できないログイン機能なども実装可能です。
コーディングをすることで、さらに細かいカスタマイズも可能になり、より機能性に優れたサイトを制作できます。
SEO対策の比較
STUDIO:基本的なSEO対策は十分可能
STUDIOでも、十分にSEO対策を行うことができます。タイトルやディスクリプションの設定、HTMLタグの設定、Altの設定、Google Search Consoleとの連携など、SEO対策に必須の設定が可能です。
WordPress:知見があれば細かい対策まで可能
SEO対策のためのプラグインが豊富に用意されているため、SEO対策について、細かい設定まで行うことが可能です。
テンプレートの比較
STUDIO:高品質なデザインテンプレートが揃っている
STUDIOでは、質の高いデザインのテンプレートが揃っています。
STUDIO公式のテンプレートや審査を通過した質の高いテンプレートが揃っており、質が非常に高いです。
WordPress:テンプレートが利用可能
玉石混交ですがかなりの数のテンプレートが存在します。
無料で使用できるものも多いですが、非公式のテンプレートは、レスポンシブデザインやアップデート対応が不十分なものもあるため、選択時には注意が必要です。
保守・管理面での比較
STUDIO:保守・管理のコストが低い
STUDIOでは、自動的にSSL設定が行われ、手間がかからず安全にコンテンツを公開できます。また、その他のアップデート作業やサーバーの管理が不要で、保守・管理コストが低いです。
WordPressは保守・管理のコストが高い
WordPressでは、セキュリティ設定やプラグインの選定・アップデート、バックアップなど、保守・管理作業が多く負担が大きいです。
特にプラグインはサードパーティ製のものもあり、セキュリティに問題があるものも存在します。
セキュリティに問題がないか?
アップデートが継続して行われているか?
また、プラグインやWordPressの更新作業やバックアップの作成などを行う必要があります。
STUDIOとWordPress比較まとめ
STUDIOとWordPressの2つを比較してきました。
社内の状況や目的によって適切なツールは変わってきます。
どういった機能が必要なのか?予算は?
要件に応じて選択していきましょう。
▼ STUDIOとWordPressの比較表
STUDIOがおすすめな人
保守・管理コストを抑えたい
素早く制作したい
エンジニアの工数を節約したい
高品質なデザインを実現したい
WordPressがおすすめな人
社内にエンジニアがいる
カスタマイズ性の高いデザインや機能が必要
多機能なWebサイトを構築したい
まとめ
Webサイトの製作は会社にとって大きな投資であり、ブランディングの観点からも重要な役割を果たすものです。
自社のWebサイトに求められる要件や制作後の運用の方針を整理し、状況に合わせて適切なツールを選定しましょう。
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