入りやすい大手企業9選〜商社編〜

こんばんは。

大手企業、いい響きですよね。一般的に大手企業は年収がよく、福利厚生が充実していて、コンプライアンスがしっかりしています。教育制度も整っており、大手企業の社員という肩書きを得ることで自分自身のブランド力を上げることもできるでしょう。そんな大手商社の中でも、比較的入りやすい企業を9個紹介するので就活の参考にしてください。

①双日
②豊田通商

いわゆる七大商社ですが、五大商社の他社を差し置いて選ぶ理由がないため大量の内定辞退者が出る会社群です。実際、豊田通商の入社者/受験者は24卒で53倍、内定辞退が出やすい状況を考えると実質倍率は10〜15倍程度であると推測され、見かけほど敷居は高くありません。豊田通商は本社名古屋が商社業界志望者から嫌われている印象があります。男子でも上智、同志社、明治から届くようになっているのでその辺りの大学群から商社を受けたい方は第一志望群に入れましょう。また、伊藤忠丸紅鉄鋼とメタルワンが急速に年収を伸ばしていることも難易度低下に拍車をかけています。

③第一実業

四季報年収1000万円級の会社なのに東京一工はおろか早慶旧帝すらゼロで、低学歴にも優しい高年収企業です。機械系商社でさらなるステップアップが見えるのもポイント。採用にかなり地方創生色が強く、日本中から学生を採ることを意識しているように見えるので地方出身者は是非。僻地勤務だけがリスク。

④キヤノンマーケティングジャパン

ランクの近い専門商社の中では群を抜いて採用数が多く、また子会社なので早慶旧帝の学生は受けに来ないです。対になる存在の富士フイルムビジネスイノベーションに比べると文系の採用枠が多いのも優しいポイント。ただ、マーチ未満はあまり採りたくなさそうに見えるのでそこだけは要注意です。

⑤三菱食品

かつての食品商社業界は商社志望と食品志望が入り混じる混沌と絶望の戦場でしたが近年は急速に人気が下落しており、むしろ穴場に。大手に行きたい日東駒専の学生にとってはオススメの第一志望群です。年収こそしょっぱいですが、業界2位なのになんと倍率は11倍。小売店や中小企業相手の業務も多く仕事内容はやや泥臭いです。

⑥トラスコ中山

工具消耗品商社業界のトップなのに倍率は僅かに11倍。格上にある重工業系の専門商社と志望層が被ることが予想され、実質倍率はかなり低いと見られます。採用の関西色が強く、30歳で600万到達可能な企業でありながら関西ならFランからでも届きます。転職でキャリアアップの道筋が見えないのが難点。

⑦因幡電機産業

ここも大量採用。トラスコと同様に、重工業系の専門商社の中ではやや格落ち感があり、実質倍率は低いでしょう。採用の関西職と体育会色が強く、関西出身と体育会のどちらかを満たしていればサクッと内定を確保できるでしょう。これは四季報900万級の企業としては破格の入社しやすさ。ただ、WLBには難あり。

⑧ダイワボウ情報システム

ITの専門商社。就活界隈では商社とITの親和性が低いため、就活生が集まりづらい状態です。また、大量採用。採用学歴を見る限り、関西人なら全通しているようにも見えるためとりあえず内定が欲しい人に。ここもWLBには要注意です。

⑨三愛オブリ

エネルギーの商社。いい会社で羽田空港の給油という看板事業もあるのですが、エネルギー系でくくると地方電力や伊藤忠エネクス、岩谷産業との就活生の奪い合いには勝てないので24卒の採用倍率はなんと7倍。学歴も低くWLBや年収に難があるわけでもないのでエネルギーや商社をやりたい日東駒専の学生には自信を持ってオススメできる会社です。

よければスキとフォローお願いします!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?