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4日目|構造:建物の足元は三者三様!支点の種類と反力の秘密

おはようございます!今日は建物の「足元」、つまり支点について学びます。支点は、建物をしっかり立たせるための大事な「つっかえ棒」みたいなものです。

でも、支点には性格の違う3タイプがいて、それぞれ対応が違うんです。今日は彼らをキャラとして紹介しながら、二級建築士試験に出る「反力」の考え方を楽しく覚えましょう!

◆ 建物を支える3人衆!支点キャラクター紹介

ピン支点(安定感抜群のオールラウンダー)
 特徴:横にも縦にもがっちり支えるが、回転は自由
 例えるなら…「頼れるアスリート!体幹が強くて押されても倒れないけど、クルッとターンは得意!」
 ☆反力:2つ(水平反力Rx、鉛直反力Ry)

ローラー支点(動ける自由人)
 特徴:縦方向だけ支え、横にはスルスル動ける
 例えるなら…「ローラースケート男子!下からは支えるけど、横には滑って逃げます。」
 ☆反力:1つ(鉛直反力Ryのみ)

固定支点(鉄壁の守護者)
 特徴:横も縦も回転も完全にロック
 例えるなら…「絶対動かない門番。押しても回しても、ビクともしません。」
 ☆反力:3つ(水平Rx、鉛直Ry、モーメントM)

◆ 支点と反力の関係は?


建物が倒れないためには、「つり合いの3条件」を思い出しましょう!
✔︎ ΣX=0(水平方向のつり合い)
✔︎ ΣY=0(鉛直方向のつり合い)
✔︎ ΣM=0(モーメントのつり合い)

これに対して、支点ごとに「何を支えられるか」が決まっているんです!
ピン支点:横と縦は止めるけど、回転は自由。
ローラー支点:縦だけ支えるけど、は自由。
固定支点:横も縦も回転も、全部ガッチリ止める。

◆ 二級建築士試験ではここが出る!


支点は反力計算の基礎です。二級建築士試験ではこんな問題が狙われます。
1. 支点の種類と反力の数を問う問題
 「ローラー支点が支える反力は?」
 ☆ 正解:鉛直方向の1つだけ(Ry)

2. 支点を含んだ反力計算問題
 「単純ばりピン支点+ローラー支点)の反力を求めなさい。」
 ☆ ポイントはつり合いの3条件を使い、反力を方程式で解くこと!

◆ この単元は過去問演習必須!


支点の種類と反力計算は、二級建築士試験で必ず出題される基礎問題です。

おすすめ対策:
• 過去問集で「支点の種類と反力」の選択問題を重点的に解く
• YouTubeで「二級建築士 反力計算」で動画学習する
• 特に「単純ばり」の反力計算は毎年のように出題されます!

◆ 今日のまとめ

◎ 支点は「建物の足元」!3タイプを覚えよう:
 ✔︎ ピン支点:水平・鉛直を支える(反力2つ)
 ✔︎ ローラー支点:鉛直だけ支える(反力1つ)
 ✔︎ 固定支点:水平・鉛直・回転も支える(反力3つ)
◎ 二級建築士試験では、「反力計算」「支点の違い」が頻出!

次回予告:反力計算はシンプル!「単純ばり」と「片持ちばり」を攻略しよう

5日目は、いよいよ実践編!支点キャラたちが活躍する「はり」の反力計算を、スッキリ簡単に解説します。お楽しみに!

4日目もクリアです!支点3兄弟のキャラ、なんとなく覚えましたか?ここまで来たあなたは、もう二級建築士合格に向けてしっかり土台ができています!

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