ガイア🌏に愛を

【メモNo:181】

2025年1月8日

・＊・＊・＊・

高校卒業後の進路

もう20年以上前の話になります。
私は高校卒業後、美術大学に進むか、県内の大学に進むかで、選択を迷っていました。
浅はかな私は、美術大学に進むとなると、必ず絵の仕事に就かなければいけないと思い込み、尻込みしてしまい、県内の大学に進むことを選びました。

そこで、様々な学部がある中で、環境系の学部に進むことになりました。
その頃から、地球環境問題への興味が強く、道端に落ちているゴミを放っておけずに拾うような子でした。

大学卒業後の進路

就職活動で環境係の職場となると、理系対象のところが多く（水質調査機関など）、私のやりたい方向性とギャップを感じ、結局は環境とは切り離して就職活動をしました。

就職活動後は、地球環境に出来ることは何かと模索しながら、グリーンマップの展示案内のボランティアに参加したりしました。

しかしその中で、止めることは出来ない消費生活と地球環境のことを考えると、例えば私一人がゴミ拾いやエコバッグを使ったところで何になるのか？とか、究極のことを言うと「生活するな」ということか…？と極端に思考が偏って、悲観してしまうことがありました。
道端にゴミを捨てる知らない誰かに、怒りが湧いてくることもありました。

その頃の私は、人間一人の意識なんてちっぽけで、私がやっている小さな活動も自己満足に過ぎないのだと、そう思っていたのです。

今だからこそ分かること

あの頃から20年以上経った今だから、分かります。
人間一人の意識がちっぽけというのは、当時の私の思い込みでした。
なぜなら自分一人の意識は、周りに波及していくからです。
さらに今は、県境や国境を越えて、広く自分の言葉を発信していける世の中だからです。

また、ゴミ拾いボランティア等をしなければ環境に貢献していないかということでもありません。
私たちが日常的に簡単にできて、しかも地球環境に貢献できることがあります。
いくつか紹介させていただきます。

【1】地球は一つの生命体と捉える

地球は、単なる無機物ではなく、ガイアという一つの生命体という考え方があります。
そしてそこに住む植物や生物（人間も含め）も、地球の細胞の一部です。
互いに作用しながら、均衡を保って生かされているのです。
ぜひ、そのことを頭の片隅に入れておいてください。

【2】毎朝、太陽の光を浴びる

窓越しでもいいので、毎朝、太陽の光を浴びながら、胸いっぱいの深呼吸をしてください。
太陽光を浴びると、脳内でセロトニンという幸せホルモンが分泌されます。
毎日続けていると、自然と「今日もありがとう」という感謝の気持ちが沸き起こります。

時間に余裕があれば、朝散歩をして、太陽の光だけでなく、周りの木々や草花を眺めたり、風を感じたり、季節の移ろいを感じてみるのも良いですね。

【3】運転しながら美しい空を眺める

通勤途中や、お仕事の移動中、お買い物に向かう途中、思考を止めて、ただ目の前に広がる空を眺めてください。
その美しさを、めいっぱい感じ取ってください。自分の気持ちがいくら沈んでいたとしても、空は相変わらず美しいままなことに気付いてください。

※もちろん運転に集中しながらでお願いします🙏💦

【4】物を捨てるときにお礼を言う

物には、寿命があります。
また、子供のおもちゃも、時期が過ぎれば手放さなければならない日がやってきます。
新しい物を迎え入れる前に、今まで活躍してくれた物にお礼を言い、手放しましょう。
心の中でいいので、「今までありがとう」と言って、そっと丁寧に捨てましょう。
お子さんがみえる方は、お子さんにも一緒に言ってもらうと良いですね。

【5】足りない生活を楽しんでみる

例えば食材や日用品が切れてしまって、本当ならすぐに買いに走りたいという場面。
ちょっと立ち止まり、無いなら無いなりの工夫をして過ごしてみましょう。
案外、無いままで何とかなったりします。
フードロス削減に繋がりますし、もしもの災害時に役立つ経験にもなるかも知れません。

また、無理のない範囲で、電気の無い生活を一日限定でしてみるのも良いです。
エネルギー資源の大切さが身に染みて分かるでしょう。

【6】一日の終わりに振り返りをする

夜、お布団に入った後、携帯電話は脇に置いておいて、今日一日を振り返ります。
食べたもの、行った場所、会った相手、嬉しかったことに思いを馳せます。
そして、今日も一日、呼吸ができたこと、食べるものに困らずに過ごせたことに感謝します。

自分がちゃんと呼吸ができるのも、ガイア（地球）がいて、大地があって、太陽の光があって、植物が酸素を作り出してくれるからです。

すべてやろうとしなくて大丈夫です。
ピンときたものや、すぐに取り入れられそうと思ったものは、参考にしてみてください。
ポイントは、感謝の気持ちを忘れないことです。

本日もお読みいただき
ありがとうございます♡