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休学してベンチャー企業で長期インターンする非凡な大学院生の平凡な自己紹介|はじめてのnote
皆様はじめまして、ROSCA株式会社のインターン生、Kotaと申します。
本題に入る前に宣伝系だけ貼っておきますね。是非。
(記事冒頭なら全員見るだろうという安易で姑息な考え)
・ROSCAに関してのご紹介
・僕のX
https://twitter.com/ROSCA_kota
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この記事は、物理化学系の研究で大学院に進学した僕が何故休学してエンジニア専門エージェントであるROSCAで広報の長期インターンをしているのか、今後何がしたいのか、など、僕のトリセツ的なものになればと思っています。
学生の方は「こんな生き方もあるんや」という視点で見ていただければと思います。休学、怖くないよ。が伝わってくれれば幸いです。
学生でない方は「こんな学生がいるんや」と僕やROSCAにご興味持っていただければ御の字でございます。
さて本題、の前に一旦CM(目次)です。
1. 大学時代
第一志望の国立大学をするりと滑り落ちまして、気づいたら上智大学という学校に入学していました。僕が入ったのは理工学部物質生命理工学科というところです。
「上智といえば語学でしょ?理系なんてあったんだ~」という、おじさまおばさまの小言をn回聞くことになるとはつゆ知らず、意気揚々と大学生活を開始した僕。しかし時は2020年春、新型コロナウイルス全盛期でした。1年生はキャンパスに行くことなく終了し、一個下の後輩と一緒に入学式をやるという不思議な感じでした。
周りがきちんと自粛して友達を作れずにいる中、絵にかいたような大学生活に憧れていた僕は当時グレーゾーンながらバリバリ活動していた数少ないサークルにジョイン。学科外の友達や先輩を沢山得ることができました。大学での自分の行動の中でMVPを決めるなら、コロナにビビりすぎずにサークルに参加したことだろう、と言い切れるほどサークルが僕の大学生活を作り上げました。3年生から会長やったりもしました。詳しくはまたいつか。
サークルに魂を売った僕はいつの間にか勉学を大変おろそかにするようになりました。(それはそう)単位を落とすことはかろうじてなかったものの、講義から何も得ることなく2年半を過ごしました。周りからは効率がいいとお褒めいただきまして大変気分がよかったですが、落単ギリギリまで欠席してそれをテストで取り返すという荒業がたまたま上手くいっただけのダメダメ大学生であります。(天才ギャンブラー)
しかしここで転機が訪れるんですね~唐突に、かつ、ドラマティックに。
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2. 大学院進学の決定
とんでもなく可愛い彼女ができてその子から勉強を教えてもらい勉強の魅力に気づいたとかそういうストーリーだと思った皆様残念でした(自分が一番悲しい)
ですがある人と出会ったという点では正解です。ポッケ見てみてください、部分点入ってますよ。話を戻しますとある日のペア実験の講義。体調不良によりお互いのペアが休みという理由で、僕はY君と即席ペアになりました。いい意味で頭がおかしい人間なんですねこれが。初対面第一声目で彼は「やあ、推しの教授誰?」と尋ねてきました。真面目そうな風貌の彼に対してコミュ力とかないタイプだろと勝手に思い込んでいた数秒前の自分が音を立てて崩れた感覚、衝撃はいまだに更新されません。あそこまでのギャップは生まれて初めてで最初で最後の一世一代が彼でした。(野田洋次郎ボイス)
要は、自分と真逆の人間に出会ったんです。彼はサークルなどに一切所属せず、講義というコンテンツを全力で満身創痍で楽しんでいたのです。彼が嬉々として教授や講義について僕に説明する姿を見て、漠然とわいた感情は「悔しい」でした。自分が一切魅力を感じられない事を全力で楽しんでいる人間がいる。それって勿体なくね?となった僕は改めて講義という物に対面してみることにしました。行きなさいKota君、単位のためじゃない、貴方自身の願いのために!
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こういうメンタリティで臨むと意外と面白いんですよね講義って。気づくのが遅すぎたと同時にそのタイミングがちょうど大学院の推薦締め切りの時期でした。僕の成績的に推薦出せば100%通る状態(マジ奇跡)、しかし出してしまえば学部卒業で就職するパターンはなくなります。初めてまともに自分の人生を考えた時期でした。最終的に、「今、就職するとしても俺なにやりてえかわかんねえや」というジャンプ主人公のようなメンタルで大学院への進学を決めました。良く言えば自分探し、悪く言えば先延ばしってやつです。
まあしかし研究って思ってる何倍か大変なんですよねって話が次から始まります。
3. 休学という選択
学部4年。僕はたまたまが重なり、人気で大人数の研究室群に配属されました。奇跡的な運命力でY君と同じだったりもします。(交響曲第五番)大学院進学を半分前提としたような研究室なので、当然レベルは高いですし、何よりみんな真面目です。朝から晩まで、講義以外の時間をすべて研究に充てるような生活でした。これがおもろい時もあればおもんない時もあるんですね。Y君はおもんない時がないタイプなのでずっとモチベーション保ってできるのですが、僕のように根っから勉学が好きだったわけじゃない人間はここでメッキがはがれるわけです。
なんだかんだ楽しく研究を続けていたのですが、あっという間に就活の超早期選考が始まりました。「あれれ~おかしいぞ~」です。自分探しする暇なく結局就活始まるやんけと。話がちがいまんがなと。結論、普通に学生してるだけじゃ自分がどんな職種が向いているか、どんな企業があるかなんてわかるはずもないんです。僕は周りのみんなと違ってこんなに早く自分が入りたい会社なんて決められませんでした。
「社会人向けのキッザニアみたいなのがありゃいいのにな」という阿呆な発想の果てに、インターンという選択肢が見えたんですね、おぼろげながら。社会に出る。自分の能力を試す。いろんな人と繋がりを作る。自分が何をしたいのか知る。そのすべてを叶えてくれる夢のような選択、それが「休学して長期インターンをする」でした。
4. ベンチャー企業でのフルコミットインターン
インターンをするといっても職種を一切決めていなかった僕。インターンがたくさん掲載されている媒体の中で、「社長直下」で働けるものがあることを知りました。いわゆる「ベンチャー企業」の案件です。ベンチャー企業に対するブラックで不安定というステレオタイプが脳裏によぎりましたが、どうせやっても数年、俺を殺せるもんなら殺してみろやという体育会魂で申し込みました。
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申し込んだ翌日レスポンスがありオンラインで面談。面談中に来社できる日を聞かれその週のうちにオフィスを訪問。内定をいただきその次の週の頭から出社。なにもかも早すぎだろ。これが少数体制だからできる速度感か、おもろいやん。となった僕はそこから週5回フル出社であり得ないくらい裁量をもって仕事させていただいています。
メインの仕事は学生向けイベントの企画、集客、運営すべて。加えてエンジニアさん向けのイベントのサポート。サポートといいつつ僕が主体でやることも大いにあります。そしてXなどでの広報活動。結論全部面白い!まだまだ至らないところだらけですが、自分で考えたイベントが段々と現実味を帯びてくる感覚は堪らないです。皆さんもイベントやってみてください。飛ぶぞ。
2025年頭には初めて僕主体のイベントが開催できそうです。楽しみでしかないですね。
5. おわりに
まず、こんな所まで読んでくださりありがとうございます。ちょけすぎてるかなと反省もしつつ、まあ学生だしいいかという都合のいい盾に頼ってここまで書いてきました。学生の皆さん一度は思ったことあるでしょ、「どの会社行けばいいかわかんないよ」と。「とりあえず大手行けば間違いないかなぁ...」と。多分それ、勿体ないです。人生一度きり、社会に出たらなかなか半年や一年丸々休んで何かするなんてできないですよ、きっと、多分、恐らく。(自分も学生だから急に弱気)休学、思ってるより怖くないよ、ということが少しでも伝わって、迷っている人の判断を手助け出来ていたら幸いです。(必ずしも休学することが良いとは言い切りません)
社会人の皆様、ふざけた文章で大変失礼いたしました。こんな奴がインターンしているROSCAという会社や僕自身に少しでもご興味を持っていただけていたらそれだけで書いた価値があります。というかこんな所まで読んでいただいている時点で大儲けです。本当にありがとうございます。
これを2025年の一発目に投稿し、今後広報活動の一環として適度な頻度で更新できていければと思います。なんとなくいいねの数が少ないとモチベーションに関わります。お金かかりません。こんな深淵まで来てしまったついでに押すだけ押していってください。(土下寝)
結びに、これからどうぞよろしくお願いします!
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