都立中学受験と入学後の真実

こんにちは。今回は都立中学受験の真実について話していきたいと思っております。
さて、みなさん、都立中学受験についてどのような印象をお持ちですか?
そもそも中学受験自体は全体的に難易度が上がり、受かりにくくなってきていると言われています。
それでは、都立の場合はどうでしょうか?
都立では、10年ほど前に比べて全体的に倍率が落ちてますし、私立の人気が上昇するにつれて都立に行く人は減ります。
要するに、簡単になってるわけです。
でも、一方でまだまだ私立よりは倍率が高いことがほとんどですね。
これを基として、今回はあまり知られていない都立中学受験と入学後の秘密について話していきたいと思います。


都立中学受験についての秘密①:都立受験は〇〇だけやれば受かる!

はい、都立受験の秘密①では合格への近道について話していきたいと思います。
都立の受験形式は大きく分けて二つに分かれます
❶適1〜適3まである学校と、❷適2までしかない学校です。
❶に入る学校は小石川中等教育学校、都立武蔵付属中学校など
❷に入る学校は三鷹中学校、都立白鴎付属中学校などです
❶、❷のどちらの学校を目指すかによって勉強方法が大きく変わってきますので、受験する際には早めにどちらを目指すか定めておいた方がいいでしょう。
❶の場合は、適2の勉強比重を最も高めた方がいいでしょう。
学校によって適性検査の形式が異なるので、ここでは詳しく述べませんが、敵2の勉強をしっかりやっておけば比較的適3にも対応できる場合が多いです。
一方で、適1も点の取り所ではありますので、適2をやっている合間合間に適1の勉強もした方がいいでしょう。
ここで一つある都立中学の一例を出します。
2022年、〇〇中等教育学校の適性検査問題は歴代で最もが付くほど難しいものとなりました。
今までの〇〇中等教育学校の平均難易度を3とあいて2022年度の難易度を比べてみましょう。
適1 ・・・3.5
適2・・・3
適3・・・5
この年は適3の数学が異常なほどに難しく、合格した人の中にも適3の数学0点がとても多く見られました。
なんと合格最低点は130点程度。今までのことを考えるとありえない数字ですね。
合格した人のほとんどは適1や適2で稼いでいます。
ちなみに最高点は190点弱だったのですが、その人も適3の数学は0点に近いです。
つまり、

適3で差がつかなかった

のです。
このように、他の学校でも適3が難しく差がつかなかったと言う例はたまにありますが、適1やてき2で異常なほどに問題が難しいなどと言うことは今までで全くありません。
よって適1、適2に時間をかけて勉強すれば、適3で差がつかなかった場合でも合格する確率は下がりませんね。
だから、私は適1、適2に比重を置くことをお勧めします。

都立中学受験についての秘密②:一発逆転‼︎


さて、ここでの一発逆転とは、世間でもよく言われる「普段の成績が悪くても、試験本番でなぜか良い点を取れる」と言うものではありません。
もちろん、それもありますよ。
普段の成績が悪くても試験本番で良い点を取ることは可能ですし、それが私立にはない都立の利点です。
故に合格した人の中には「もともと私立受験を目指していたけど、ついでで10月くらいから都立受験もしようと考えた」という人も一部います。(ここでの10月は試験本番の3ヶ月前のこと)
でも、ここで言いたいのはそういうことではないんです。
ここで言いたいのは、試験本番適1でシクってしまいもうおしまいだ…という状況になっても、適2、適3でやり直せる可能性があるということです。
だから、

普段のテストでたまに適1や適2の点数がぐんと下がることがある、不安定という人は適3の勉強にも力を入れることをお勧めします。


といっても、適3ばかりをやれと言っているわけではありません。
3つを均等くらいに配分してやるのがいいのではないかと思います。
そうすることで、普段のテストで急に点数が下がることのある人は安心して受験できますね。

都立中学入学後についての秘密①:やる気あったのにガクン…

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