外から見える日常。
図書館で、資格の勉強をした帰り道。
駅から家に帰る途中、いつもこの住宅街を通って家へと向かう。
午後17時20分 だんだんと日が暮れるのも早くなってきた。
「また明日なー!」
「○○明日体操服忘れるなよー」
3人の小学校高学年くらいの男の子が、それぞれ違う方向へ
自転車で立ち漕ぎして帰っていく。
(18時から始まるアニメをみんな見たいのかな。)
前からゴールデンレトリバーを連れて歩く50代くらいの夫婦が仲睦まじい
様子で、こちらに向かって歩いてくる。
(地元でも評判のおしどり夫婦なんだろうなあ。羨ましい。)
庭が広い、赤い車が印象的なこの家は、いつも美味しそうな匂いがする。
今日は筑前煮だろう。
ピンク色の一輪車が置いてあるこの家は、
いつもこの時間帯にピアノの音楽が聞こえる。
(これ、メルエンライヒの「紡ぎ歌」だっけ。
少し早いから、難しいよね。しっかり練習して偉いなあ。)
こんなことを考えながら、約10分の道のりを歩き家へと向かう。
外側から客観的に見た日常の風景。
みんな幸せそうだなあ。
全部“綺麗”に解釈した私の想像だけどね。
ポ杉
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